※写真はイメージ
山道を軽快な自転車で駆け上がる競技、ヒルクライム。蔵王観光の象徴として町を代表する行事となりました。蔵王の山頂千七百メートルを目指すこの大会も今年で7回目。今年の開催は5月20日。残雪の白壁を縫う山岳コースが人気で、知名度もずいぶんあがりました。
蔵王山の噴火警戒解除が遅れ、参加申し込みの選手が今年は例年より減ったのが残念でした。それでも、役場からの募集に応じ、コースなかばの標高800メートル地点で給水を担当するボランティアチームに加わりました。
当日は早朝4時起き。妻に送られて集合地点でバスを待っていると、入ってきた情報は前線の異常で大会は急遽中止の知らせ。蔵王山は中腹から上が降雪3センチ、道路部分は氷結の通行不可で、選手以下千名のイベントがあっけなく水に流れてしまいました。
陽が昇ると蔵王は今年一番という好天となり、信じられない空模様になりましたが、これだけは人知の及ばぬ世界、来年に期すしかありません。(白石蔵王駐在 渡辺 和夫)
※日本の蔵王ヒルクライム・エコ2018実行委員会のfacebookより
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日本の蔵王・ヒルクライム・エコ2018
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