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福島◆南会津町/会津西街道の宿場について【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】 

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2024年11月20日

▲大内宿の紅葉

この原稿が皆様のお目に掛かるころ、会津地方は綺麗な紅葉になっているかと思います。

前回は会津を中心とした五街道についてご説明しました。

今回はその中でも人気の会津西街道の宿場について少々。

会津西街道とは会津若松から栃木県今市市までになり、会津藩の主要道路の一つで、会津からだと皆様ご存じ大内宿を過ぎ南会津(旧田島町)山王峠を超えて日光街道を経て今市市への道路になります。(現在の道路での距離換算は約112キロ)

その距離の中に宿場が十六ヶ所あり、会津から順に
①福永(会津美里町)
②関山(会津美里町)
③大内(下郷町)
④倉谷(下郷町)
⑤楢原(下郷町)
⑥田島(南会津町)
⑦川島(南会津町)
⑧糸沢(南会津町)
⑨横川(日光市)
⑩中三依(日光市)
⑪五十里(日光市)
⑫高原新田(日光市)
⑬藤原(日光市)
⑭大原(日光市)
⑮高徳(日光市)
⑯大桑(日光市)となります。

この十六の宿場でも一番人気が③大内宿でしょう。

年間観光客が約九十万人で、土日はもちろん平日でも賑わいをみせています。

併せて近隣の湯野上温泉、芦ノ牧温泉も忙しいようです。

今でこそ車で二時間半程ですけど当時は何日かかったんでしょう…?

私は⑧の糸沢に住んでおりますが、一度タイムスリップして当時の大名行列を拝見したかったですね。(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

栃木◆那須/彼岸花の咲き誇る田園風景【地域店・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店 / 高久 重廣

2024年11月1日

▲9月~10月にかけ見ごろを迎える彼岸花。

昔、高校を中退して憧れの東京へ行き事業を成功し、我がふるさとの自宅裏山に、別荘を造り自慢していた同級生がおりました。

この度その別荘の売却を依頼されました。

その現地が「簑沢彼岸花みのざわひがんばな公園」を見下ろす場所です。

道の駅「東山道伊王野とうさんどういおうの」のある伊王野いおうのから約6㎞白河の関方面に行く途中の左側に旧美野沢みのさわ小学校が在り、その南側一体に遊歩道が付いた約6000㎡の広い彼岸花群生地が在ります。

当時どの地域でも、地域おこしの一環として、地元の方々がどの様な環境整備をしようか、皆で相談していろいろと各地域で事業を始めた経緯があります。

美野沢地区地域づくり委員会が彼岸花の里作りを手掛けて、田んぼの畦畔けいはん一帯に、彼岸花を植栽して毎年手入れを続けたのが群生地になり、今では立派な彼岸花の公園となり町の観光名所の一つになりました。

廻り一面に咲き誇る赤い花が田園風景に映えて、素晴らしい景色です。

この白河の関に近い東山道の簑沢、梓、大畑等この地域は源義経伝説の史跡ある等、歴史のある所です。

旧村の伊王野にはお城跡も残り、伝統行事や昔からのお祭りがある街で那須のリゾート地ではない、素朴な自然あふれる森林地帯の中の田園風景の良さを味わえる所でもあります。(那須店 高久 重廣)

福島◆南会津町/会津の街道について【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2024年10月17日

▲会津地域にも秋の気配が。

この原稿は9月4日に書いておりますが、南会津町の最高気温は26度の予想です。

外ではトンボが飛びまわり、すっかり秋の気配で、今後の連休には我が家の目の前の121号(400号)は通称「会津西街道」として、主に関東圏の観光客の方が行き交う大変交通量の多い道です。

それ以外にも大型トラックなども頻繁に走っていますね。

そこで会津には会津五街道と言われる街道がありますのでご紹介致します。

①越後街道・・・会津若松と新発田藩を結び、佐渡金山へとつながり新発田藩や村上藩が参勤交代で江戸に上る際に利用されたことから、「殿様街道」とも呼ばれた。

②下野街道・・・会津若松と今市(栃木県日光市)を結ぶ街道で、関東側では会津西街道と呼ばれた。米や物資、日光東照宮への参詣などに用いられ、街道筋は大変な賑わいを見せました。

③白河街道・・・白河街道は滝沢→勢至堂峠を超えて白河へと至る街道。奥州の諸藩にとって参勤交代の際によく用いられた。

④二本松街道・・・会津若松から猪苗代を経由して二本松藩へと至る街道で、会津藩初代藩主保科正之が猪苗代町の土津はにつ神社に祀られたので、参詣のため若松城と猪苗代城の往来を整備する重要性は高くなっていた。

⑤米沢街道・・・会津若松と米沢藩を結び人や物資の交流を支えました。

会津五街道にはそれぞれ「道の駅」があり、秋には綺麗な紅葉を見ることも出来ますし、美味しい新米や各種グルメもありますので是非観光においで下さい。(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

群馬◆桐生市/美しい里山を守るために【桐生くろほね・花咲爺日誌】

この記事の投稿者: 群馬・黒保根案内人/小林 峯司

2024年10月1日

▲里山保護のため日々活動しています。(画像はイメージです)

群馬県桐生市の最高気温が連日、全国上位に報じられていますが、私の家は桐生市の「旧黒保根村」で地元の企業がリゾート開発中の、わたらせ渓谷鉄道沿いの水沼駅の近くにあります。

地球の温暖化が進み里山の生態系も毎年変化、更に農村部は過疎化や高齢化が進行する中、私たちは美しい里山の自然環境の維持を目指し「森林整備の地元会」や「地域の山を守る会」を結成し18年が経過しました。

整備した山々は見事森林になりましたが、発足当初は4団体で大きな森林整備も進みましたが、今は1団体13人ほどの小規模な活動団体になりました。

こうした状況で、今まで整備した『美しい花山やキャンプ場を有効活用し田舎暮らしを希望する仲間』を募集し応援することにしました。

▲2024年9月号掲載 桐生市物件(物件番号:17885)

9月号に桐生市の新たな物件を掲載しましたが、桐生市は新規起業者や都会からの移住者に助成や支援制度もありますので、お気軽に連絡のうえお出かけください。(黒保根案内人 小林 峯司)

福島◆南会津町/ミイラ夏の過ごし方【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2024年9月18日

▲朝採り野菜。

この文章は8月3日に書いておりますが、ニュースで目にするのはオリンピックと天候の内容ですね。

その中で天候についてです。

毎日のように○○市では39℃、××市では38℃等と報じられていますが、私が住む南会津ではほぼ30℃以下で、朝方なんかは涼しいくらいです。

関東圏の方には信じられないかもしれませんが、この夏一度もエアコンを使っていません!

どうしてもという時は仕方なく扇風機の出番です。

我が家は台所と茶の間を網戸にすると、自然の風がすぅーっと通るんですよ。

農作業あとの3時の休憩には昭和生まれの定番「スイカ&とうもろこし」に限ります。冷えたスイカ最高〜!

趣味で農業を少々やっておりますが、この時期はじゃがいも、キュウリ、レタス、トマト、ニンジン、茄子は食べ切れないほどの収穫で、近所にお裾分けの毎日。

うちの野菜は驚くなかれ「無農薬&無肥料」なので安心・安全。

その秘密はご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが「菌ちゃん農法」です。時間のある方はネット検索してみて下さい。

▲「エアコンの要らない町・南会津」へ移住しませんか?(画像はイメージです)

で、お前は何を言いたいのかって?

簡単な話、猛暑地にお住まいで汗だくの皆様、南会津へ移住を考えてみませんか?

避暑地ですので是非ご検討ください。

そんなわけで「エアコンの要らない町・南会津」へ来てくなんしょ!(※来てくなんしょ→来て下さい)(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

福島南◆南会津町/ミイラのその後・・・③【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2024年8月20日

▲自宅の梅。

趣味で始めた農業(野菜・果実)ですが、ついに奴らが何の前触れもなく突然やってきました!

それは村内で話には聞いていた「獣」です。

噂で猪・猿・鹿が出て作物の食害があると聞いてはいましたがまさか自分が被害に合うとは・・・。

近所の爺ちゃんの話では「あぁ、その足跡は猿だべ」とのこと。

間もなく収穫かな?と思っていた矢先に葉物2種類を上半分の柔らかくて美味しい部分を綺麗に食べて行きましたよ。

まぁ、奴らも生きていくのに必死でしょうから仕方ありませんけどね。

今頃家族か集団で「新しく来た奴が作った葉っぱ案外美味かったよな」なんて話してるかも。

▲彼らも生きるのに必死だが・・・(画像はイメージです)

さて、そこでやられっぱなしでは面白くないので近所の先輩農業従事者に相談したところ、「町で獣害対策費用の補助金があるから役場に相談してみっせ?」とアドバイスを頂き、早速役場に相談したところ、しっかり対応してもらい、近日中にはフェンス+電気柵を導入することになりました。

それなりに費用は掛かりますが補助金が出るので大変助かります。

その様なわけで獣害がありましたが、これは福島県に限ったことではなく全国的なことですので間違いのないようお願い致します。

南会津に移住される方で農業に興味のある方は是非相談して下さい。

間もなく夏本番になりますが、この先冬を向かえる前に一軒でも多く物件探しに力を入れて南会津に移住を考えてもらえるよう頑張りたいと思います。(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

・2024年5月号掲載『ミイラ取りがミイラにI?』はこちらから
・2024年6月号掲載『ミイラのその後・・・』はこちらから
・2024年7月号掲載『ミイラのその後・・・②』はこちらから

長野◆青木村/アカマツに異変が!!【東信州あおき・小県からの手紙】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・上田青木店 / 山本 幸哲

2024年8月2日

▲マツタケが採れることで有名なアカマツの木。今、異変が起きているみたいです。(イラストはイメージです)

青木村の森林は、アカマツの分布する地域が多く、香りと質の良い松茸が沢山採れることで有名です。

シーズンになると、道の駅あおきに出荷される松茸を求めて、多くの方が訪れて、列を作っている様子が報道されます。

そんな青木村のアカマツ林に異変です。

松くい虫による被害が、今年は顕著に見受けられるのです。

いままでは、標高600m位までしか被害がなかったのですが、標高800m位と思われるあたりまで被害が進んでいます。

アカマツは荒廃地にいち早く侵入し、土壌が流れ出すのを防いでいます。

厳しい環境でも育つ松が作る森林の役割は、大変重要です。

▲地球温暖化の影響がここにも!?

青木村の一昨年の松くい虫防除費用は約五千万円、昨年は九千五百万円、今年は一億円をはるかに超えそうです。

森林組合でも、駆除隊員を増員して、被害木を伐倒、薬剤処理していますが作業が追いつかないのが実情です。

これも地球温暖化の影響によるものなのかと、つくづく思い知らされています。(上田青木店 山本 幸哲)

福島◆南会津町/ミイラのその後・・・!?②【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2024年7月18日

▲庭に設置した自作のデッキ。

移住して2ヶ月が経過しましたが、集落の方々の温かさにいつも助けられております。

本当の家族のように接して頂き、顔を合わせる度に「お茶でも飲んでけ〜」です。

お言葉に甘えてお邪魔すると、お茶菓子と漬物攻撃であえなく撃沈です。

婆ちゃんの作る漬物がこれまた美味いんですよ!

私の作り過ぎた天婦羅なんかを近所にお裾分けに行くと「ビールでも飲んでけ〜」てな感じです。

私も空いた時間に農業を多少やっておりますが、爺ちゃん婆ちゃんから得られる情報は、地元の内容だけに書籍やネットより正確で本当に役に立っております。

さて、その畑ですが、敷地内にある畑と近隣で耕作放棄地になっている土地を切り開いて作った畑の2ヶ所で色々な作物を栽培しており、野菜はジャガイモ・サツマイモ・ネギ・レタス・人参・かぼちゃ・春菊、他諸々。

果実は最初からある梅の他にキウイフルーツ・イチジク・ブルーベリーを植えてみました。

▲手作りのフキ佃煮。

そういえば近隣に、ワラビ・タラの芽・フキ・コシアブラなんかは普通に採ることが可能で、山菜好きにはたまらない土地ですよ!

仕事面では、私が内見案内し成約されたお客様が立ち寄られた際に、改めて情報交換させて頂いております。

南会津地域は物件的には宝の山で、魅力のある物件がまだまだあり、売却依頼も多いことから整理するのが大変な状況ですが、1軒でも多く探し出し、情報誌掲載後に皆様に見て頂きたいと、日々活動しております。(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

▲ミイラ取りがミイラになったお話の続きでした。

※2024年5月号掲載『ミイラ取りがミイラに』はこちらから
2024年6月号掲載『ミイラのその後・・・!?』はこちらから