▲大内宿の紅葉
この原稿が皆様のお目に掛かるころ、会津地方は綺麗な紅葉になっているかと思います。
前回は会津を中心とした五街道についてご説明しました。
今回はその中でも人気の会津西街道の宿場について少々。
会津西街道とは会津若松から栃木県今市市までになり、会津藩の主要道路の一つで、会津からだと皆様ご存じ大内宿を過ぎ南会津(旧田島町)山王峠を超えて日光街道を経て今市市への道路になります。(現在の道路での距離換算は約112キロ)
その距離の中に宿場が十六ヶ所あり、会津から順に
①福永(会津美里町)
②関山(会津美里町)
③大内(下郷町)
④倉谷(下郷町)
⑤楢原(下郷町)
⑥田島(南会津町)
⑦川島(南会津町)
⑧糸沢(南会津町)
⑨横川(日光市)
⑩中三依(日光市)
⑪五十里(日光市)
⑫高原新田(日光市)
⑬藤原(日光市)
⑭大原(日光市)
⑮高徳(日光市)
⑯大桑(日光市)となります。
この十六の宿場でも一番人気が③大内宿でしょう。
年間観光客が約九十万人で、土日はもちろん平日でも賑わいをみせています。
併せて近隣の湯野上温泉、芦ノ牧温泉も忙しいようです。
今でこそ車で二時間半程ですけど当時は何日かかったんでしょう…?
私は⑧の糸沢に住んでおりますが、一度タイムスリップして当時の大名行列を拝見したかったですね。(福島エリア現地案内人 馬場和弘)