▲地方の不動産はどこも毎年値下がりしていると思いきや…
昨年、首都圏の不動産価格が値上がりしたとの報道がありました。
しかし長野県では全体的に値下がり傾向。でもそんな中県下では土地の上昇は白馬村や軽井沢町など14市町村で、私の担当している諏訪エリアでは、原村のみが値上がり、同じく人口増加となりました。
原村が移住を受け入れに舵を切ったのは、昭和40年代の人口減少が理由でした。そのため村では当時はまだ珍しいペンションを都会の人の移住先として考え、日本では最大のペンションビレッジを初めて開設。脱サラ後の事業として当時は大変な人気だったそうです。
その後村を挙げて移住希望者への情報提供等に力を入れた結果、毎年確実に移住者が増えていました。
夏の涼しい気候、眺望の良さ、村では高齢者の66才以上医療費無料、全区に準区民制度を整え、移住者に住みやすい環境を作り、また村は移住・定住施策の一つで長年続けている現地見学会を20年、21年度は中止していましたが、過去の参加者で20年度7組13人、21年度は4組10人、移住されました。
定住者の中には村議会議員なったり、しゃれたお店のオーナーだったりで活躍してる方も多く、ゆとりのあるゆっくりとした暮らしを楽しんでいます。
これからもますます原村の人気は上がっていくと思います。(信州蓼科エリア案内スタッフ 星野 登美夫)
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投稿者プロフィール
- 1944年新潟県生まれ。東京都文京区に育ち、千葉県船橋市で不動産業を開業、のち奥さんの実家である長野県茅野市に移住。創立して間もないふるさと情報館に初期の頃より参画。信州蓼科店として25年以上活動し移住者よろず相談も請け負ってきた。広大かつ複雑な蓼科リゾートエリア内を地図なく案内・走破できるのは長年の経験によるもの。中国語の日常会話もこなす、まさにふるさと情報館の老黄忠。
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