▲わたらせ渓谷鐵道の継続が決まったものの、様々な課題を残す。
群馬県桐生市と日光市足尾町を結ぶ第三セクターわたらせ渓谷鐵道が開業から35年の春を迎え、赤字ローカル線の全国的な見直しにより「鉄道の継続かバス等への転換か」の選択に揺れ動いていましたが、本年2月4日のわたらせ渓谷鐵道沿線地域交通リ・デザイン推進協議会(法定協議会)において「今後も鉄道を継続し存続させること」に決定されました。
私は37年前に地元の黒保根村から40名程の新組織に出向し、第三セクターの新会社設立から開業まで、昼夜業務に奔走した一人であり、「鉄道の継続」を地元市民協議会から報告を受け安堵した一方、沿線には「今後も行政と市民が一体となった地域の対策等」大きな課題も痛感しております。
幸いにも沿線では、地元企業による新たな観光施設の建設や、地域住民による「桜・花桃・アジサイの植栽による観光ルートの整備」が進められています。
私も情報館の案内人になり永くなりましたが、「自然を愛し田舎暮らしを求める人」の一助になればと今日も愛車「軽トラ」で山々を走っています。(群馬黒保根案内人 小林 峯司)
投稿者プロフィール

- 旧黒保根村役場を定年退職後、偶然秩父のそば処で手にした『月刊ふるさとネットワーク』をきっかけに案内人に就任。群馬県の山林パトロール員の経験もあり、黒保根村のみならず、東毛エリア一帯広域の山林・自然についても詳しく、現在は有志で土地開墾した『赤城グリーンランド自治会』の管理人を務める。今日も白い軽トラで野菜づくりと庭木を育て山を往復中。