4月号の入稿業務が終わったあと、東京都美術館で開催されている「〜ウィリアム・モリスから民芸まで〜 生活と芸術 アーツ&クラフツ展」に行ってきました。
『月刊ふるさとネットワーク』のラーバニスト訪問の取材で、「大阪ラスキン・モリスセンター」に伺ったのが昨年5月(取材記事は2008年ふるさとネットワーク6月号に掲載)。その時、近代デザインの父と呼ばれ、社会思想家、詩人など、多面的に活動しながら「生活の芸術化」を推進したウィリアム・モリスに、多大な影響を与えた師「ジョン・ラスキン」のことを知りました。
展覧会は、19世紀後半に彼らが率いたデザイン運動「アーツ&クラフツ」の広がりを、イギリスはもとより、ウィーン工房が輝いたヨーロッパ、そして民芸運動が花開いた日本まで、その美しい作品の数々でたどっています。家具、食器、ファブリック、服飾、書籍デザインなど約280点。見ごたえのある展示です。
ミュージアム・グッズ売り場の品揃えも、思わず惹かれてしまうものばかり。ウィリアム・モリスの名デザイン「いちご泥棒」(いちごと鳥のつぐみがモチーフ)のアイテムを数点購入。写真にあるのはクリアファイルです。役に立ち、そして美しいものを生活に取り入れる・・・そんな心の余裕を持ち続けたいと思いました。
会期終了間近となりましたが、まだ4月5日まで開催されています。(編集 ささき)
投稿者プロフィール
![編集](https://furusato-net.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/01/staff_pen-150x150.jpg)
- 『月刊ふるさとネットワーク』の発行の制作進行を行っています。田舎暮らし専門の毎月1日全国発送の会員誌です。1冊無料見本誌を送付しています。見本誌はこちらまで https://furusato-net.co.jp/magazine
最新の投稿
編集スタッフより2024年7月25日山梨◆富士吉田市/なにかと話題の富士山【北の国から・制作スタッフ進行日誌】
編集スタッフより2024年6月20日東京◆本部/海外での携帯電話問題【北の国から・制作スタッフ進行日誌】
編集スタッフより2024年5月15日宮城◆仙台市/青葉城【北の国から・制作スタッフ進行日誌】
編集スタッフより2024年4月22日東京◆本部/へぎそば【北の国から・制作スタッフ進行日誌】