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東京◆本部/東京都美術館「アーツ&クラフツ展」に行ってきました【編集スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: 編集

2009年4月1日

4月号の入稿業務が終わったあと、東京都美術館で開催されている「〜ウィリアム・モリスから民芸まで〜 生活と芸術 アーツ&クラフツ展」に行ってきました。

『月刊ふるさとネットワーク』のラーバニスト訪問の取材で、「大阪ラスキン・モリスセンター」に伺ったのが昨年5月(取材記事は2008年ふるさとネットワーク6月号に掲載)。その時、近代デザインの父と呼ばれ、社会思想家、詩人など、多面的に活動しながら「生活の芸術化」を推進したウィリアム・モリスに、多大な影響を与えた師「ジョン・ラスキン」のことを知りました。

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展覧会は、19世紀後半に彼らが率いたデザイン運動「アーツ&クラフツ」の広がりを、イギリスはもとより、ウィーン工房が輝いたヨーロッパ、そして民芸運動が花開いた日本まで、その美しい作品の数々でたどっています。家具、食器、ファブリック、服飾、書籍デザインなど約280点。見ごたえのある展示です。

ミュージアム・グッズ売り場の品揃えも、思わず惹かれてしまうものばかり。ウィリアム・モリスの名デザイン「いちご泥棒」(いちごと鳥のつぐみがモチーフ)のアイテムを数点購入。写真にあるのはクリアファイルです。役に立ち、そして美しいものを生活に取り入れる・・・そんな心の余裕を持ち続けたいと思いました。

会期終了間近となりましたが、まだ4月5日まで開催されています。(編集 ささき)

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