▲たくさんの家族連れで賑わう「まきば園」。
令和3年も残りあとわずかとなりました。
今年最後のふるさと発は、岩手県の雫石町にある小岩井農場を紹介します。
まずはこの「小岩井」という名前、「小岩井乳業」や「小岩井ブランド」などで良く知られていますが、実は由来は地名ではなく農場を創業した3人の苗字、「小野」「岩崎」「井上」の頭文字を取って付けられたとの事。これは岩手県民でも知らない人が多いようです。
場内は広く、いくつかのエリアに分かれており、最初に紹介するのは小岩井農場酪農の発祥の地となった上丸(かみまる)牛舎。このエリアには国登録の重要文化財に指定されている牛舎やサイロ等の建物があり、現在も乳牛の生産が行われています。牛の見学も可能ですが、出入り口では靴底の消毒をしましょう。
その他、園内には羊が放牧されている「羊エリア」、乗馬体験ができる「馬エリア」、「ドッグラン」、遊具や運動が楽しめる「のびのび広場」、「バター作り体験館」や「バーベキュー食堂」などもあり、農場の恵みを存分に味わえます。
また、12月1日から来年の1月4日まで、「まきば園」にてイルミネーション「銀河鉄道の夜2021」が開催されます。正月三が日には打ち上げ花火も予定されています。防寒対策をして、明るい年越しを迎えましょう!(みちのく岩手事務所 佐々木泰文)
▲牛舎はどれも昭和初期築 子牛も鳴き声はいっちょ前。
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投稿者プロフィール
- 元JA職員で都市と田舎を結ぶ取り組みを約15年担当者として務め、退職を機にふるさと情報館・みちのく岩手事務所所長として一念発起。民話の宝庫・岩手県遠野市在住にて、地元神社の神主としての顔もある。令和3年よりデジタルを駆使して後方支援していた息子も全面的に加わり情報発信いたします。