山梨◆八ヶ岳10月の八ヶ岳事務所だより【高根の里だより】

八ヶ岳事務所より

八ヶ岳南麓では、10月に入ると季節がぐっと一段進みます。

前半には稲刈りが最盛期を迎え、黄金色だった田んぼの風景も、少しずつ冬支度へと変わっていきます。

中旬ともなれば、南アルプスの高い山では雪が降ることもあります。日中も「暖かい」というより、肌寒さを感じる日が増えてきます。

朝晩はもちろん冷え込み、季節は秋というより、もう冬へ向かってシフトしているようです。

▲稲の天日干し。その先に八ヶ岳の姿。(山梨県北杜市高根町)

■久しぶりの山歩き

先日、久しぶりに山へ出かけました。登山をするのは、一年、いや二年ぶりくらいになるでしょうか。

すっかり体力が落ちてしまい、今回は足慣らしを兼ねて、北八ヶ岳ロープウェイを利用して北横岳へ向かいました。

北八ヶ岳ロープウェイは、標高1、771mの山麓駅から2、237mの坪庭駅まで、一気に標高を稼いでくれます。

山頂駅の建物もどこかスイスの高原を思わせる雰囲気があり、ここからすでに山旅が始まるような気分になります。

▲スイスの高原に来たかのような建物。(北八ヶ岳ロープフェイ)

乗客の多くは登山客ではなく、山頂駅周辺の坪庭自然園を散策する人たちのようです。 そこから北横岳を目指します。

登り始めは比較的平坦ですが、岩がゴロゴロとした道が続きます。普段、平らな道ばかり歩いている身には、これが意外とこたえます。

途中から一般的な山道になり、以前はなだらかに感じていた道にも、今回はしっかりと傾斜を感じます。

北横岳は標高2、480m。坪庭から約1時間で山頂に到着する初心者向きの山ですが、山頂直前には足がプルプルしてきました。

以前ならほとんど疲れを感じずに登れた山なのに、と思うと少し寂しくもなります。

この日はあいにくの曇り空でした。晴れていれば南アルプスや八ヶ岳、北アルプスまで望めるのですが、遠くの山々は雲の中。

それでも、すぐ隣に端正な姿でそびえる蓼科山を見ることができました。

もともと足慣らしが目的だったのですから、雨に降られなかっただけでも十分です。

下山は登りに比べるとあっという間でした。初心者向きのコースだけに、怖さを感じることもありません。

久しぶりに山を歩いて感じたのは、自然の中を歩くだけで、いつの間にか頭の中がすっきりすることです。

頭ではまだ歩き足りないと思う一方、足にはしっかりと疲れが残っています。そのくらいが、今の自分にはちょうどいいのかもしれません。

帰り道には早くも、「次はどこに登ろうか」と考えている自分がいました。

(八ヶ岳事務所 大久保武文)

 

 

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八ヶ岳事務所スタッフ
八ヶ岳事務所スタッフ
八ヶ岳事務所スタッフは、実際に八ヶ岳南麓・山梨県北杜市に移住したメンバーで構成されています。安江、大久保、原が順番に八ヶ岳エリアのホットな情報を提供していきます。

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