ニュース&イベント

東信州・小県郡青木村って どんなところ?! 義民の里にようこそ!

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年12月4日


『月刊ふるさとネットワーク』12月号で企画した特別・地域特集「東信州・青木村」はいかがだったでしょうか?

青木村担当の長内です。今回初めて青木村・村長にお会いすることができ、「青木村を良くしたい!」と熱い思いを伺うことが出来ました。また、先輩移住者の体験談は私が考えている以上に皆様充実しており、記事に出来なかった方々のお声も聞ける機会を増やしていきたいと考えています。

上田市と松本市のちょうど中間あたりに位置する小さな村が、長野県小県郡青木村。平成の大合併の際にも独自の道を選んだこの村は、いま「日本一住みやすい村」を目指し、さまざまな課題に取り組んでいます。ふるさと情報館を通じての移住者が100世帯数を超える人気の地域でもある青木村の魅力とは何かを皆さんも感じて頂ければと思っております。(本部・青木村担当 長内 望)

=============================================

【青木村・物件見学会のご案内】

地元の方とともに、今回ご紹介した青木村で、実際に扱っている物件を見る現地見学会を行います。

日 時:12月16日(土)11時半から 【※このイベントは終了しました】

待合せ場所はお申込み後にお知らせいたします。
※電車の方は北陸新幹線・上田駅までご送迎可能です。

参加費:無料(現地までの交通費は各自ご負担ください)

お申込・お問合:ふるさと情報館本部 03-3351-5601

=============================================

>>>ふるさと情報館が扱っている青木村の物件一覧はこちら<<<

※青木村は、村全体が生活する上でもちょうど良い広さ。「夫神」、「村松」、「田沢」、「沓掛」、、、etc。地名で場所がイメージできるようになればあなたも「青木村マスター」。売却物件は一期一会、売却依頼のタイミング、すぐにイメージと合致するような物件が無いかもしれません。しかし一度この村に訪れ、どのような場所にどのような物件が出てくるのか。そして実際に移住された方はどんな場所にどんな暮らしをされているのか。実際に移り住んだ方にお話を聞き、今後の物件探しの一助にして頂ければと考えています。

=============================================

・豊かな自然と温泉

夫神岳(おかみだけ)・子檀嶺岳(こまゆみだけ)・十観山(じゅっかんざん)の通称「青木三山」に囲まれた盆地のような地形の青木村。村の中央を国道143号線と浦野川が流れ、その周囲にはそばや野菜の畑、そして田んぼが広がっている。山の斜面には民家が立ち並び、その間に続く畑や林はまさに里山らしい眺めといえよう。また、村内には田た沢ざわ温泉と沓くつ掛かけ温泉という2つの温泉がある。いずれもぬるめの温度で、長く浸かることで体が芯から温まると評判だ。

・生活環境

役場や小中学校のある村の中心部へは、村内のほとんどの集落から3km以内。生活上の手続きや学校への送迎に関しては、田舎暮らしにしては便利な環境といえる。食料品や日用品の買い出しは国道143号線を使って車やバスで上田方面へ。道中にスーパーやホームセンター、衣料品店があり、上田駅前にはジャスコやイトーヨーカドーもあるので、日用品の入手に困ることは無いだろう。

・便利な交通

長野県で人口3位の上田までは車で約15分。また、上田から東京へは北陸(長野)新幹線で約90分、同じく上信越自動車道経由で関越自動車道練馬IC までは約120分(175㎞)であるため、実は東京へは3時間かからない。そのため青木村には定住だけでなく、首都圏から二地域居住で通う方も多い。なお、上田駅から青木村(役場)までのバスは大人片道680円だが、現在は一部を村が負担し片道300円となっているのもうれしいポイントである。

・移住者の多さ

青木村は人口およそ4500人弱ながら、田舎暮らしを目的にした移住者が300人を超える人気の地域。子育て世代から定年退職後の農的生活など、暮らし方もさまざま。前述の便利な交通を生かし、上田はもちろん、中には都内へ通勤・通学する人も。「移住者が多い」ことは、イコール「地域が移住者の受け入れに慣れている」ことに等しい。地元の方のウェルカムな姿勢があってこその移住者の多さといえよう。

↓↓↓クリックすると大きくなるよ!↓↓↓

↑↑↑クリックすると大きくなるよ!↑↑↑

 

❖「道の駅あおき」がリニューアル

青木村のランドマーク、「道の駅あおき」が今年4月、新たな建物でオープンした。コンセプトは「青木村を中心に東信州産の農産物をメインに販売し、地域にとって便利なお店」。屋内は明るい色使いで、農産物や加工品、土産物、陶器など多くの商品を取り扱い、買い物が楽しめる。秋は特に青木村産のマツタケを目当てに県外から訪れた方で、オープン前に行列もできる。



この11月には、併設の「食堂こまゆみ」も新たな建物で営業を開始。地産の食材を使った定食類を提供しているが、特に好評なのは青木村特産の品種「タチアカネ」そば。旧食堂でも2014年から提供し、石臼挽きというこだわりも受けて多い時は1日200食が売れている。

来春には旧食堂の建物が「そば打ち」や「おやきづくり」の体験施設に、そしてPRの基点になる情報棟も完成するので、生まれ変わった道の駅に注目してほしい。

❖エネ空あおきタワー

リニューアルした道の駅の入り口に、ひときわ目立つ背の高い建物がある。これは官・民・大学の連携で、いま青木村が取り組んでいる実験施設「エネ空あおきタワー」。屋根と側面のパネルでは太陽光発電、そして建物上部でクルクルと回る風車では風力発電がおこなわれている。また、村内の水路を利用した「水力」と「太陽光」とのハイブリッド発電装置を設置し、すでに実証実験を始めており、そこで生み出された電気は売電および村の非常用電源として活用が期待される。特に大きな災害時には、まとまった量の蓄電があるのは村民にとっても大きな安心だ。

これらの発電システムは、最終的には発展途上国での導入を視野に入れており、実現すれば青木村発の自然エネルギーが国際貢献にもつながるだろう。

❖2棟の田舎暮らし体験住宅が利用可能

「移住を考えているので、実際に何日か村に滞在してみたい」というニーズに応えるための田舎暮らし体験住宅。2016年から利用されている古民家タイプのものに加え、今年4月からは新築の現代住宅タイプのものが利用可能となった。

古民家タイプの体験住宅は、築年不詳だがおそらく大正期の建築。土間があり田の字型に和室が並ぶ典型的な古民家だ。台所やトイレなどの水回りは現代のものなので安心して利用できる。


一方の現代住宅タイプは、今年2月に完成。「夫婦または夫婦と子1人での週末利用」をコンセプトに、県産材のカラマツやスギを使用。「温泉で村民とふれあってほしい」ということで浴室が無く、シャワーのみというのも面白い。

いずれのタイプも、通年で1泊から6泊まで利用可能。料金は大人1人1日1千円、2人目以降1人500円(中学生までは無料)。11月から4月は暖房費の関係で1人目の料金のみ500円増。自分の田舎暮らしのイメージに合わせて施設を選びたい。

【青木村役場 津田直樹さんのはなし】
体験住宅の利用者が一番多いのは夏ですが、ほかの季節、特に冬の時期のご利用をおすすめしています。青木村は雪は降っても足首くらいまでですし、除雪の体制もきちんとあります。ただ、やはり首都圏に比べ気温はだいぶ低くなりますので、できれば移住前に「冬の寒さ」を実感していただきたいですね。

▲島崎藤村も愛した田沢温泉。

▲沓掛温泉小倉乃湯もきれいに整備され、村民と触れ合う憩いの場となっている。

===============================================

青木村には「青木三山」を代表とする豊かな自然や、「田沢」と「沓掛」の2つの温泉、そして外から来られる方を温かく迎え入れる風土があります。また、上田から新幹線を利用し首都圏への通勤や通学も可能です。

現在110 軒を超える移住者が定住しており、それらの点が評価され「住みたい田舎ランキング・村部門」で全国1 位*に輝きました。(*宝島社『田舎暮らしの本』2016 年2月号) いま村では、「日本一住みよい村」を目指し、さまざまな提案・施策を展開しています。

たとえば…

●北陸新幹線の部分的なスピードアップ
上田から都心までの所要時間が短くなれば、移住者が首都圏のコミュニティを維持できます。また、昨年から通勤手当が200㎞まで非課税となったこともあり、通勤を検討する方や企業にも追い風です。

●松本につながる国道143 号の整備
トンネルが2つあるものの通行に難がある国道143 号を整備すれば、現在通行が難しい大型車両のほか、一般利用者にとっても松本にアクセスしやすくなります。経済効果はもちろん、佐久総合病院に頼っていた高度医療についても片道30分ほどで信州大学付属病院の利用が可能になり、教育面では松本の大学や専門学校が通学圏となります。

●義務教育の充実
青木村の児童センターは川遊びなど体験型のメニューが豊富で、校庭・原っぱなど遊ぶ場所も豊富、元気な子どもが育ちます。小学校はICT 教育推進、そしてインクルーシブ教育のモデル校になっていて、たとえば3年生以上に1人1台ずつタブレットPC を配布し、英語の学習でネイティブの発音を学ぶなどの活用をしています。また、定員としては1学級の学年も2学級としてきめ細かい指導を目指し、追加の教員は村費で雇っています。奨学金は村の規模としては高額の年間予算1億6千万円で、高校生以上で条件なしで申請できます。

●健康寿命延伸プロジェクト
平均寿命と健康寿命の差をできるだけなくそうと、「体を動かす、検診を受ける、栄養を取る」そして村では「保健師を増やす」という形で5ヵ年計画を進めています。

以上、いくつかご紹介しましたが、青木村は何よりも「気候がよい、新鮮な野菜がある、東京に近い」が一番のPR ではないでしょうか。多くの方が青木村を訪れ、四季を感じ、移住して豊かな人生を過ごしていただけるよう、これからもより良い村づくりを目指してまいります。

====================================================
東信州・青木村
http://www.vill.aoki.nagano.jp/