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山梨◆北杜市/「山梨ヌーボー」解禁【八ヶ岳スタッフ・暮らしの歳時記】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2025年12月29日

▲「八ヶ岳ワインフェスタ2025」の様子。

山梨県は、日本の中でも世界に誇るワイン県で知られています。

山梨のぶどう栽培の歴史は1300年。先代から受け継がれてきたぶどう畑で収穫され、丹精込めて造ったワインが「山梨ヌーボー」です。

「山梨ヌーボー」とは、日本国有のぶどうの品種である甲州とマスカット・ベリーAで造られた新酒ワインで、洋食、和食を問わず、様々な料理と共に楽しめるワインです。

11月3日の解禁日に合わせて開催された、「八ヶ岳ワインフェスタ2025」に行ってきました。

リゾナーレ小淵沢で3日間開催され、山梨県産のワイン200銘柄が勢ぞろい。会場では、沢山のワイナリーが出店し、大勢の人がテイスティンググラスを持ち、多種多様なワインを楽しんでいました。

出店者には、立ち上げたばかりのワイナリー、そして若手の醸造家さんも多くいました。

▲ドメーヌ キョウコ ホサカさんのブース。

各ブースでは、ぶどうの栽培から完成するまでのお話、こだわりやワインに込められた熱い想いを、直に聞くことができました。

会場では、生産量が限られている珍しいワインにも出会え、素敵なひとときを過ごすことができました。

丹精込めて造られた唯一無二のワイン、ぜひ味わってみてください。(八ヶ岳事務所 柳本朝子)

福岡◆福岡市/呼子よぶこのイカに魅せられて【北の国から・制作スタッフ進行日誌】

この記事の投稿者: 編集

2025年12月25日

▲昨年食べた呼子のイカ。

今年は温暖化の影響によりマグロとスルメイカが大漁です。

北海道生まれの私はイカといえば函館の活イカに勝るものはないと思っていたのですが昨年、呼子のイカを初めて食べてそれが覆りました。

▲今年食べた呼子のイカ。

呼子のイカのお造りは透明で美しく、口にいれるとコリコリとした歯ごたえで、噛むほど甘みが広がります。

お刺身の後は残りの足を天ぷらにして出してくれるという粋なサービスがあり、それもまたとても美味しく昨年に引き続き、今年も呼子のイカを食べに福岡へ行ってきました。

▲お刺身後のゲソの天ぷら。

本場は佐賀県唐津市ですが福岡の中州でも食べれます。

気になる方はお出掛けください。(本部 菊地美穂)

京都◆宮津市/多い外国人、視点を変えてみよう【本部スタッフ・ふるさと見聞録】 

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年12月22日

▲天橋立ビューランドにて。

息子が京都の学校へ通っている都合上、我が家は最近京都へ行くことが多くなりました。

そこでいつも思うのは、京都は外国人が多い。日本は〝平和な国〞なんだなとつくづく思います。

そんな思いを抱きつつも、たまには外国人の少ない場所へ行こうと思い当たったのは天橋立。京都の北部、日本海に面した宮津市です。

日本三景のそこは高台から見下ろすのも良し、渡ってみるのも良し。小生は初めての訪問のため、全体を見たいと思い天橋立ビューランドという、その名の通り〝見るところ〞へケーブルカーで上りました。

ここで油断していたことが・・・。なんとこんなところでも外国人が押し寄せているではありませんか。

う〜ん、もう空気に身を任せ思考転換と思い、逆に親しくなろう!外国語の勉強にもなるし一石二鳥だ!山頂に到着し、「股のぞき」も済ませ一通り自分の観光は完了。

作戦はカメラスポット付近で暇そうに立つ、そう、あえてカメラ撮影を依頼される、というもの。なんと作戦は完璧に成功?のような、そうでないような。殆どの方が片言の日本語で「カメラ、お願い出来ますか?」と言うではありませんか。中には無言の身振りで、カメラを差し出してくる人も。これだけでは外国語の勉強にはならないという〝勉強〞になりました。

ただ、これだけ多い外国人はもったいない。「ただでは帰さないぞ」、という思考で自身の教養レベルアップのため上手く付き合うことも一理ありだと思いました。(本部 金澤和宏)

群馬◆草津町/草津温泉の熱湯に癒された【本部スタッフ・地方出張余話】 

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年12月19日

▲ライトアップされた湯畑。

先日、草津町へ行き日本三名泉の1つ草津温泉に一泊して来ました。

草津温泉のお湯は、特徴的な高温と強酸性の泉質で知られています。私は熱めの温泉が好きですので、草津へ行く前夜は楽しみで12時間しか眠れませんでした。

草津温泉が高温の理由は、豊富な湧出量を誇るので加水による調整を極力避けているからです。これにより温泉の成分を損なわず効能を最大限に保てています。その結果、湯温は非常に高くなり古くからたくさんの人の心と体を癒やし続けてきた名湯になりました。

私が泊まった旅館では館内に4つの貸し切り風呂があり、一人でゆったりと源泉100%かけ流しの温泉を堪能できました。

初めての草津温泉は熱湯が好きな私にも中々の温度で、しっかり身体の芯まで調いました。

▲猫ちゃん「温かいにゃん」。

草津の町では湯もみと踊りショーを楽しみました。湯もみは草津温泉の象徴とも言える伝統文化で、高温の源泉を冷ますための独特な技法です。湯もみの最中は草津節と呼ばれる民謡が唄われ、その唄に合わせて板をリズミカルに混ぜ行われるショーは水しぶきが舞い迫力満点でした。

有名な湯畑も歩きしっかりと写真を撮りました。湯畑を歩く可愛い猫ちゃんがいました。寒い季節になりましたので猫ちゃんも草津温泉の熱いお湯で温まるのが楽しみなのでしょう。(本部 浅見修光)

田舎暮らし四方山話よもやまばなし~その5~【情報館設立35年。その体験をもとに田舎暮らしへのアドバイス】 

この記事の投稿者: 総務

2025年12月16日

第5回:土地選びのノウハウ ~寒い地方は冬に物件見学すべし~

◆一番の心配は冬の寒さというが・・・

▲避暑地において夏は快適に過ごせそうだが、冬はどうなのだろう・・・。

「その地域は冬の気温はどの程度下がりますか?また積雪量も教えてください」とのお便りをよくいただく。

北海道や東北、そして信州などのいわゆる寒冷地に移り住もうと考えている方の一番の不安は「冬の暮らしはどうなるのであろうか」ということだろう。

「春、暖かくなったら物件見学に行くつもりです」という人も多いのだが、観光旅行と同じ程度に、移り住むことを考えているのではと思いたくなる。

「田舎探し」の鉄則は、冬の寒い地域は冬に物件見学に出かけることであり、夏の暑さの厳しい土地は夏に見学すべきである。それができない場合には、その土地の気候に慣れすぎた地元の人より、都会からその地に移り住んだ人にその体験を聞くのが最も確かである。

◆頭で考えるよりは、まず体験

冬の気温がマイナス20度にも30度にも下がるということは、本州に暮らす人には想像もできない。移住を決断するのは、どんなときなのだろうか。

北海道で本州から積極的に移住者を受け入れているある自治体の担当者は、「夏に物件を見に来る人は、なかなか決められませんね。夏のすばらしさはあたりまえで、『冬のことを考えると・・・』ということになって。冬の最も厳しい季節に来られた方は、これくらいの寒さならと、決められる方が多いですね」と語る。

山梨県八ヶ岳南麓も冬の夜の気温はマイナス7〜8度になるが、夏よりむしろ冬のほうが好きだという人も多い。南アルプスや八ヶ岳に11月の初雪が降ったころから雪のなくなる5月中旬まで、空気が最も澄み、山々が燦然さんぜんと輝くのである。

内陸性気候で冬は晴天日が多く、昼間はガラス戸越しに入る陽光で室内は暖房もいらない暖かさだ。これは都会で頭の中だけで考えていてはわからないことである。

次に、実際に寒い地方に移住した人を紹介しよう。

◆北海道ではパジャマ姿に雪見ビール

▲窓は二重サッシ、高気密、高断熱の木造住宅。

北海道弟子屈町。摩周湖や屈斜路湖を擁し、冬はマイナス20度を超える厳寒の地。

活火山の硫黄山を熱源とする名湯、川湯温泉をはじめ、町内には大小数多くの温泉がある。赤えぞ松や白樺などの自然林と広大な草原が広がる。初夏の新緑はもちろん、秋のななかまどの真っ赤に燃えるような紅葉は北海道ならではのダイナミズムである。

そんな大自然の中に、東京や大阪など大都市から移り住む人々が増えている。リタイア&悠々自適組の夫妻や、ペンションやレストランを開業する人、アウトドア関係のライター、カヌーツアーのインストラクターなど、仕事や暮らし方もさまざまだ。町に出るときは車なので、寒さなどさほど苦にならないという。

本州から北海道に来ようとする人は皆、冬の寒さを心配するようだが、それは大して問題ではないようだ。

北海道の住宅は、高気密、高断熱の寒冷地仕様で、窓もペアガラスで室内はたいへん暖かい。北海道の人はむしろ寒がりで、室内をいつも20度以上にし、パジャマ姿で窓の外の雪を眺めながらビールを飲むという感覚なのである。東京の息子のアパートに来て、風邪を引くというくらいである。

◆道路の除雪状況の確認を

積雪地帯では、道路の除雪が大きな問題となるが、豪雪地帯ほど除雪対策はしっかりしているといっていい。国道や県道はもちろん、市町村道にいたるまで雪が降ればただちに除雪車が出動する。除雪作業は、いわば地元の冬の公共事業なのである。また道路に融雪パイプを敷設して水を流し、積雪を防止している道路も多い。

問題は除雪されている道路から自宅までの距離である。

物件を購入する場合に、道路がどこまで除雪されるのかは調べておきたい。除雪されない道路と敷地内は、自分で除雪するしかない。地方では、作業用に使うユンボ(重機)や自家用の小型除雪車を利用している場合が多い。

かつては屋根の「雪下ろし」が大変だったが、最近は自然落下するように屋根勾配を急にした住宅も増えている。

この「雪下ろし」も、どの程度必要なのかは、購入前のチェックポイントである。特にセカンドハウスとして利用する場合には、冬の不在時に近隣でその作業を頼める方が確保できるかどうかを確認しておきたい。

リタイア後の田舎暮らしでは、毎朝出かけるわけではないので、少々の雪なら、雪見酒でその風情を楽しむというのも冬の暮らし方であろう。(本部 佐藤彰啓)

福島◆南会津町/我が家がハーレムに!?【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】 

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2025年12月14日

▲我が家にニワトリさんがやってきた!

皆さんご安心下さい、人間の女性・・・ではなくニワトリさんの話です。

9月24日、めすのニワトリが11羽やってきました。発注したのは10羽なのに、引取りに行ったら何故か1羽増えていました!聞いてみたら1羽オマケなんだと(笑)

私は頭の中でお菓子でもないのにオマケって・・・と思いつつ帰路につきました。

ちなみに迎え入れたニワトリの品種ですが、悩みに悩み地元の「会津地鶏」にしました。会津地鶏は肉用でかなり有名ですが、私は肉用で飼うのではなく、毎日新鮮な卵を食べたくて育てるつもりです!会津地鶏は産卵が少なく、2〜3日に1個なので毎日産卵するニワトリと比べると効率は悪いですが貴重な卵になりそうです。

▲新鮮な卵かけごはん。

販売先のお姉さんの話では、卵用で飼う人はほとんど居ないそうで、それだけ会津地鶏の肉は美味しいのだとか!私は生き物が好きなので、育ててから絞めて食べるなんてことは間違ってもしませんよ。

皆さんご存知ですか?ニワトリさんは想像以上に野菜が好きで白菜、小松菜、大根葉を特に好んで食べています。そこで会津地鶏についてちょっと学んでみましょう!!

会津地鶏の詳しい由来は定かではありませんが、平家の落人が愛玩用に会津に持ち込んだものが広まったといわれています。大変美しい羽装うそうを持っているため、観賞用として飼われており、その黒く長い尾羽根は、1570年代に伝承された郷土芸能「会津彼岸獅子ひがんしし」の獅子頭に使用されてきました。

このことから少なくとも500年以上も前から、会津地方にのみ生息していた地鶏といわれています。

会津地方は鶏の飼育がさほど盛んではなかったため、他の鶏との交配が行われず、純粋種が維持されてきたと考えられています。

しかしながら純粋種は体が小さく、飼育する人も少なくなり絶滅寸前であったところ、昭和62年に福島県の養鶏試験場(現・福島県農業総合センター畜産研究所養鶏分場)が、会津地方の飼育農家から譲り受け、調査(血液鑑定:鹿児島大学に依頼)したところ、固有種であることが判明し原種として維持・増殖しました。

現在県で普及している「会津地鶏」は、県養鶏試験場で改良されたもので、純粋種よりも大型で肉質もよく産卵能力も向上しています。

肉用の会津地鶏の生産は平成4年度から開始され飼育が行われています。なお、絶滅寸前であった発見当初の鶏は「純系会津地鶏」として区別し、現在でも県で大切に保護されています。

肉はコク・うま味に優れ、焼き鳥をはじめ素材の良さを生かした鍋物・和食・から揚げなどに最適です。

ブロイラー鶏の場合、飼育期間は通常55〜60日と言われています。会津地鶏は倍の約100〜140日の日数をかけ、自由に動き回れる環境(平飼い)で飼育するため、自ずと肉質は違ってきます。会津地鶏の肉はブロイラー肉に比べて赤みが強く、一目で上質の肉であることがわかります。

会津地鶏は、通常の鶏と比べるとあまり卵を産みません。通常の鶏の半分程度です。そのため、卵本来のコクや美味しさが、十分に卵に凝縮されています。

会津地鶏の凄さ、少しでも皆様にお伝えすることが出来たら嬉しいです。これから我が家の朝食は毎日健康地鶏暮らしなので、地鶏と一緒に会津で田舎暮らしというセカンドライフはいかがでしょうか?(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

山形◆尾花沢市/雨上がりの1%【本部スタッフ・地方出張余話】 

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年12月11日

▲山形と言えばヤマザワ、ヤマザワと言えば山形。山形らしさ全開の写真になりました。

先日出張で山形県尾花沢市を通過していた際に、降雨の中でうっすら日差しを感じた瞬間、前方に驚くべき光景を発見しました。

全く途切れることのなく、まさに絵に描いたような立派な虹が2本も現れているではありませんか。

これはいつ消えてもおかしくないと考え、急遽山形県ではおなじみのローカルスーパー「ヤマザワ」の駐車場へ。

駐車場には写真を撮っている方もチラホラおり、今やほぼ全国民がいつでもどこでもすぐに写真を撮れる良い時代になったとしみじみ思いながら、夢中で写真を撮っていると予想通り虹の中間がうっすらと消え始めてきたため、やはり虹は水物のためすぐ撮るに限ると確信しながら、無言で立ち去る虹に別れを告げました。

ところで、雨の日に虹が発生する確率は約10%と言われ、特に主虹の外縁に副虹が発生して二重に見える、いわゆる今回のようなダブルレインボーは約1%と極めて低い確率のため、昔から国内外では「神々の祝福」「人生の転機」「願い事が叶う兆し」とされているんだとか。

ダブルレインボーが発生しやすい条件としては、太陽の角度が低い朝方か夕方で、空気中に雨粒が残っている雨上がり直後、小雨ではなく雨粒が大きい本降りだそうで、今回もその条件に一致した夕立のような雨でした。

個人的には幸福よりも何かのターニングポイントのような意味合いを感じるダブルレインボーだったため、その気配を逃さないよういつも以上に脳内センサーを働かせていきたいと感じました。(本部 髙橋瑞希)

岩手◆雫石町/道の駅「雫石あねっこ」におでんせ【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2025年12月8日

▲道の駅「雫石あねっこ」。

当みちのく岩手事務所の物件取り扱いの北端に位置する雫石町は、岩手山をはじめとする奥羽山脈を挟んで、秋田県と国道46号の仙岩トンネルの岩手側にあって、網張温泉、つなぎ温泉、鶯宿おうしゅく温泉等々の名湯と、小生が若かりし頃に通った雫石スキー場、網張スキー場、安比あっぴスキー場と牧場園のある小岩井農場などのレジャー施設もある岩手の観光名所が多くある地域です。

そのような地域にも当事務所の取り扱い物件が時々でます。多くは別荘地や自然の中に新規移住者が建てた特徴のある物件です。

先日、小岩井農場の西端にある住宅のご案内に行った際に、日帰り温泉、レストン、お土産等でにぎわっている道の駅「雫石あねっこ」に寄って昼食と日帰り温泉「はしばの湯」に入ってきました。

▲「はしばの湯」のフードコートで天丼タイム。

高級感のあるレストランの他に軽食等をいただけるフードコートがあり、メニューも多くて、美味しそうなソフトクリームと雫石牛のローストビーフ定食が看板メニューでしたが、小生の貧乏性が災いして天丼を食べた後に入った「はしばの湯」は、庭園を眺めて入れる広くて綺麗な温泉でした。

盛岡市から車で30分程度で行けますので、お近くをお通りの際は、是非お寄りください。

岩手を凝縮した楽しさにお会いできると思います。(みちのく岩手事務所 佐々木泰文)

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雫石あねっこ(公式ホームページより引用)

・所在地:岩手県岩手郡雫石町橋場坂本118番地10

温泉
営業時間:9:00~20:00(受付:~19:30)
入浴料:大人620円、子供310円、未就学児は無料
回数券:6回券/3,200円、11回券/5,800円

お食事
「お食事処 こまくさ」
平日/11:00~16:00(ラストオーダー15:30)
土日祝日/11:00~20:00(ラストオーダー19:00)

こびるキッチン 
営業時間/9:00~18:00

「そば処 しずく庵」
営業時間/11:00~15:00
定休日/毎週水曜日、年末年始