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東京◆本部/実家の桃畑に祖父が埋めたもの【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2021年6月7日

先日、実家の山梨へ帰省した時、夕飯にタラの芽の天ぷらを食べました。このタラの芽は、数年前に実家の桃畑に祖父が埋めたもの(理由は不明です)であり、今年は暖かいからか例年より早く3月の終わりには食べごろを迎えていました。

少し前までは、梅や桜の花が咲くことで春を実感していた、いわば視覚(+花粉症が酷くなってきたことで春が来たのだと実感しています。これは嗅覚でしょうか?)で春を楽しんできましたが、ここ最近は菜の花(これも実家に生えているものです)や前述のタラの芽を食べること、味覚でも春を楽しんでいます。

昨年の今頃は、新型コロナウイルスの緊急事態宣言下で実家には帰れず味覚で春を堪能することが出来なかったため、尚更今年は楽しめました。祖父は昨年亡くなりましたが、タラの芽を食べると、生前の祖父を思い出します。美味しいものを植えてくれたお礼として、お仏壇に祖父が好きだったお饅頭も忘れずにお供えしました。
(本部 大野 美紗子)