ブログ

東京◆本部/本部に新メンバーが加わりました【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年7月9日

▲体力とコミュニケーション能力には自信があります。

はじめまして!

この度、ふるさと情報館の一員となりました浅見修光と申します。

ねぶた祭や吉幾三さんが有名な青森県五所川原市出身です。趣味はスポーツ観戦と美味しいご飯を食べながらお酒を飲む事です。身長は185センチでふるさと情報館一の長身です(笑)。

学生の頃はバレーボール部に所属しており青森県代表選手に選ばれ、社会人になってからは洋服屋や飲食店に勤めていたので、体力とコミュニケーション能力には自信があります。

前職で不動産業界に興味を持ち宅地建物取引士を取得。売買営業を志望していた私は、ひょんな事からふるさと情報館の求人に出逢いました。

いわゆる都心で戸建てやマンションを売買する不動産会社、ではなく、ふるさと情報館の都市と地方を結ぶ仕事に惹かれた私は直ぐに応募を決意し面接へ向かいました。

後日、採用の連絡を受けた時には一人で声を上げガッツポーズをしました(笑)。

入社後は初めての不動産業、初めてのパソコン業務、初めて行く土地への出張、初めてづくしの毎日で常に刺激を感じ楽しい日々を送っております。

私は田舎出身で母の実家が農家ですので、皆様の田舎暮らしに最適な提案をできればと思っております。どうぞお気軽に相談してください。

そして私にも皆様の楽しいお話や皆様の土地の文化、美味しいご飯や美味しいお酒を教えてください。私と一緒に楽しい日々を過ごしましょう!(本部 浅見修光)

香川◆琴平町ことひらちょう/海から10㎞も離れた灯台?【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年6月27日

▲木々と比較してもその高さゆえ、存在感に圧倒される。

〝琴電〞の愛称で親しまれている琴平電鉄。

その西の起点・琴電琴平駅の直ぐ隣の公園にその高灯籠は建っています。

姿形は神社で見かける灯籠と似ていますが、違いはその圧巻の高さ(大きさ)に息をのみます。

27mくらいで、ビルで例えるなら8階はあります。

建てられたのは1860年、6年の歳月をかけて地元の庶民が建てたそうです。

下の石組み基礎はさながらお城と同じです。

木造部分は3階建て構造になっており、灯を燈すために人が出入りできます(今は入れないのが残念です)。

ここまで大きな灯籠を作ったのは何故でしょう。

琴平と言えばやはり〝こんぴらさん〞で知られる金刀比羅宮。

その信仰の一つに「航海の安全」があります。

この高灯籠は海まで10㎞くらいありますが、瀬戸内海を行き交う船乗りが「金刀比羅宮を拝むための目印がほしい」という想いから作られました。

空海和尚のお膝元でもある讃岐の人々の信仰心は篤かったのですね。

見上げてみますと当時の様子が容易に想像できます。

日本一高い灯籠、国の重要文化財。名称は「たか〝どう〞ろう」と濁ります。

それにしてもここまでのものを作らせた金刀比羅宮の神力とは・・・。(本部・香川県担当 金澤和宏)

=================================
高灯籠(琴平町観光協会ホームページより引用)

・所在地:香川県仲多度郡琴平町361

・アクセス:JR琴平駅・ことでん琴電琴平駅出て左隣

・料金:外観のみ見学自由

・駐車場:なし

千葉◆君津市/空と山の眺めが美しい絶景スポット【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年6月21日

▲どこまでも続く山並み。晴れの日の眺望。

富津市から君津市へ行く途中、県道93号、久留里鹿野山湊線沿いに九十九谷公園がありトイレ休憩で寄ってみました。

九十九谷公園は千葉県で2番目に高い山、鹿野山かのうざん(標高約380m)の山頂付近にあり、公園からは、高宕山たかごやまなどの上総丘陵が幾重にも連なる山並みの風景を一望できます。

それらを総じて「九十九谷」と呼び、紅葉の時期は、緑と紅のコントラストから徐々に山全体が紅に染まっていく様子、冬季は気候などの条件が整えば、霧の中に九十九谷の山並に浮かび上がる雲海が眼下に広がり、四季折々の表情を楽しむことが出来るそうです。

▲お弁当を持って休憩するのも良さそう。

その景観の素晴らしさから、「ちば眺望100景」にも選定されています。

また、文化勲章受章の東山魁夷ひがしやまかいい画伯の出世作「残照」は、この眺望を基に描いた作品です。

地元では初日の出や雲海スポットとして親しまれているようで、君津市に移住した際は、こちらで初日の出を拝んでみてはいかがでしょうか。

ちなみに千葉県で1番高い山は愛宕山あたごやま(標高約408m)です。(本部 角南辰彦)

=================================
鹿野山九十九谷くじゅうくたに展望公園(君津市公式ホームページより引用)

・所在地:君津市鹿野山東天峪119-1

・アクセス:君津ICより君津鴨川線を鴨川方面、東粟倉(交差点)を右折、西粟倉地先を鹿野山方面、登り坂を道なりに進む。所要時間25分程度

・駐車場:展望公園に駐車台数10台程度、駐車無料

・大型バス対応:なし

・バリアフリー対応:車椅子対応トイレ設備、スロープ、入口に点字表示あり

福島◆福島市/アンストッパブル【本部スタッフ・ご当地ローカル発見伝】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年6月18日

▲駐停車禁止の標識はないものの、停まると危険なことは火山性ガスの噴出口を見ると一目瞭然。

道路標識には様々な種類がありますが、その中には駐車はおろか停車も禁止する標識もあり、これは停車することで交通の妨げとなりやすい橋梁上やバイパス道路等でよく見受けられます。

ところが活火山帯を走行する観光道路には、別の意味で駐停車どころか窓を閉めて走り抜けることを指示する場所もあります。

福島市の高湯温泉と土湯峠の全長25㎞を結ぶ「磐梯吾妻スカイライン」は、県内有数の風光明媚な山岳観光道路として、毎年4月下旬から11月中旬の約7ヶ月間限定で通行することが出来ます。

そのううち浄土平から高湯温泉への約1,5㎞区間、硫黄平橋付近は火山性ガスが濃い場所があり、これらの区間では駐停車が禁止されています。

しかも窓を開けての走行も禁止されているため、もはやバイクであれば息を止めながら走り抜けなければならないかのような、国内有数の過酷な道路環境となっています。

駐停車禁止区間の近くには浄土平ビジターセンターがあり、そこから登山道を進むと吾妻小富士の火口の縁を巡る「お鉢巡り」や、一切経山いっさいきょうざんの美しい五色沼、別名「魔女の瞳」の絶景を楽しむことが出来るため、福島観光の際は足を運んで頂きたい名所の1つです。

お帰りの際は飯坂・高湯・土湯・岳温泉の各名湯巡りも是非。(本部 髙橋瑞希)

=================================
磐梯吾妻スカイライン 浄土平(『福島市観光ノート』ホームページより引用)

・浄土平駐車場所在地
〒960-2157 福島県福島市土湯温泉町鷲倉山

・アクセス(車)
東北道   福島西IC~浄土平(29km 約1時間)
東北道   福島飯坂IC~浄土平(31km 約1時間)
東北中央道 福島大笹生IC~浄土平(30km約45分)

東京◆本部/キャッシュレス化と不動産売買【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年6月6日

▲バーコードやタッチ決済の普及により、現金で支払うほうが珍しくなりました。

私が生まれたころの昭和の時代は、買い物といえば現金が当たり前でした。

レジにいる店員さんに金額を言われ、財布の中にある小銭やお札を数えながらの支払いは日常風景でした。

平成後期から徐々にクレジットカードや電子マネーが普及し、令和の今ではスマホ一つで買い物が完結する時代になり、ポケットからはみ出るくらいの大きな財布を持ち歩く人は珍しくなりました。

キャッシュレス化の背景には、技術の進歩だけでなく、効率化や防犯の観点もあります。

現金を持ち歩かないことで盗難リスクも減り、支払いもスムーズになっています。

スーパーのレジなどは、無人でキャッシュレス対応が進んでいます。

▲不動産売買に関しても、今後は電子化が主流となるでしょう。

不動産売買においても、取引に関する代金をキャッシュレスで支払う、電子契約と組み合わせたスムーズな取引が増えるのかなと思います。

紙と印鑑に縛られた昭和の取引とは対照的に、今後は、よりスピーディーで安全な取引が求められるのかしれません。

柔軟に対応できるよう今後の動向から目が離せません。(本部 角南 辰彦)

東京◆本部/感動のグランクラス【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年5月28日

▲18席だけの豪華おもてなし。一度は乗ってみてはいかがでしょう。

先日、東北新幹線での東北出張の際、グランクラスという豪華車両に乗りました(諸事情により乗らざるを得なかった)。

普段は全く考えもつかない、果たしてこの先の人生で再乗車があるかどうかという貴重な体験でした。

いつも当情報誌をご購読されております諸先輩方には今更と思われるかもしれませんが、小生の体験した2時間余りの感動をお聞き下さい。

グランクラスは18席で1両を占有する贅沢な空間。

マッサージチェアーのような革張りの大きなシート(専用のスリッパ付き)に着席するや否や、グランクラス専属のアテンダントがおしぼりを持ってきます。

ここまでも充分満足ですがすぐさま次があります。

ドリンク、そして和か洋が選べる軽食まで提供されるではないですか。

追加料金を取られはしないかとドキドキ。

食事を終え童心に帰りリクライニングを意味もなく上げ下げする小生。

▲2回目はあるかどうか分からない貴重な経験。

そんなこんなで感動しっぱなしであっと言う間に降車駅に到着。

貧乏性によりスリッパをお持ち帰り。

降車の際はアテンドさんがご乗車ありがとうございましたと、お見送りまでして下さいます。

落ち着かなかった初めてのグランクラス乗車、2回目はあるでしょうか。

あっ、軽食を含む一切の追加料金はありません、素晴らしい!(本部 金澤和宏)

北海道◆釧路市/釧路湿原が一望できる展望台【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年5月11日

▲展望台は東側に位置し西向きであるため、夕日をキレイに望むことができます。

釧路湿原高原に位置する細岡展望台は、日本最大の湿原を一望できる絶景スポットです。

釧路湿原は貴重な自然環境が広がり、特別天然記念物タンチョウをはじめとする各種鳥類等、絶滅危惧種を含む多くの動植物が生息しています。

展望台からは、蛇行する釧路川や遠くの阿寒の山々まで見渡せ、その壮大な景色は圧巻で、ここからしばらく動きたくないという気持ちになります。

特に夕暮れ時は、空が赤く染まり、湿原が幻想的な雰囲気に包まれるため、多くの写真愛好家が訪れるほどの美しさです。

▲展望台に行く道で出会えたタンチョウ。

また近くには「細岡ビジターズラウンジ」があり、湿原の自然に関する展示や写真の展示が行われています。

ここでは軽食やドリンクも販売されており、散策の合間に一息つくことができます。

釧路市内から車で約40分と程よい距離にあり、車でも訪れやすい場所にあり、四季折々の変化も楽しめそうなので、何度訪れても新しい発見があると思います。

標茶しべちゃ町や弟子屈てしかが町への移住をお考えの方は、釧路湿原の豊かな自然をぜひ体感して欲しいです。(本部 角南辰彦)

=================================
細岡展望台・細岡ビジターズラウンジ(釧路・阿寒湖観光公式サイトより引用)
・住所(細岡ビジターズラウンジ):北海道釧路郡釧路町字達古武22-9

・アクセス:JR釧路駅より車で約40分
釧路空港より車で約45分

・営業時間:4月~9月 9:00~18:00
10月~3月 10:00~16:00

・定休日:年末年始

広島◆備北びほく地方/ワニ=サメ=ネズミ【本部スタッフ・ご当地ローカル発見伝】 

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年5月1日

三次みよし市内の至る所に鮫を見かけることが出来るのも、備北地方ならではの光景。

高度経済成長期の1950年代では、三種の神器と呼ばれる家電「電気冷蔵庫・電気洗濯機・白黒テレビ」が庶民の憧れの的とされてきました。

特に冷蔵庫は食品の長期保存を可能としたことで、肉や魚などの生鮮食品の流通を促進したと言っても過言ではありません。

無論冷蔵庫や冷蔵車のない昔、海から離れた山間部では魚は輸送する過程で傷みが生じるため、塩漬けしたとしても輸送出来る距離には限界がありました。

そんな中で、中国地方の山間部に位置する広島県三次みよし市・庄原市といった備北びほく地方では、昔からある魚を食べる文化が発展しました。

それがさめの生食です。

▲スーパーの鮮魚コーナーに当たり前のように並んでいる「わに」。

鮫は消化器官が未発達なことから、アンモニアを体内に取り込むことで腐敗しにくい特性があり、冬期は2週間程度も日持ちすることから、備北地方ではハレの日のご馳走として重宝されてきたという歴史があります。

一方で鮫肉を使った料理は「ワニ料理」と呼ばれていますが、これは鮫の古語を「和邇わに」と呼ばれていたことが由来で、江戸時代後期に石見地方の漁師が塩の道ならぬワニの道を通って売り歩いたことが起源だとか。

▲ワニ料理はお刺身に限らず、創意工夫は無限大。

そんな「ワニ」にも20種類以上の鮫があり、その中でも赤みの濃い「ネズミザメ」が最も高価とされ、現在でも備北地方のスーパーで目にすることがあります。

鮮度が良いとビントロに似た味だそうで、冷蔵技術が向上し当たり前に他の鮮魚類が店頭に並ぶ現代でも、備北地方の人々にはご馳走として親しまれている食文化が今尚根付いています。(本部 髙橋 瑞希)