▲道東・道北の開拓事業における影の立役者であった簡易軌道の自走客車。地方鉄道法にも軌道法にも準拠せず、1972年の全廃に至る最後の最後まで法的根拠が曖昧な鉄道車両であった。
よく取引先の方からは、「ふるさとさん」「情報館さん」「ラーバンさん」と来て、終いには「住宅情報館®さん」「不動産情報館さん」「なんとか情報さん」となかなかフルネームで呼ばれることのないもどかしい日々を過ごしています。
その度に毎回お約束のように弊社の紹介をさせて頂く際は、「ふるさと情報館」は屋号やグループ名のようなもので、法人名としては不動産会社が「(株)ラーバン」で、出版会社が「(株)ふるさとネット」なんです・・・と。
ちなみに「ふるさと情報館®」は1998年に弊社が特許を出願した登録商標であり、無論検索するとトップページに来るのは弊社に関連したリンクですが、皆さん予測変換リストを隅々までご覧になられたことはありますか?
▲「Furusato Information Center」英訳すると弊社の屋号はこういう表記になるんですね、と妙に感心してしまいました。
何やら現在掲載物件がないはずの新城市(愛知県)や鶴居村(北海道)がヒットすることと思われます。
この2箇所は弊社とは全く無関係の公立図書館の名称であり、今回のテーマである鶴居村ふるさと情報館「みなくる」さんは、鶴居村の歴史や釧路湿原、酪農、開拓、そして道路網が発達するまでに住民の足として欠かせなかった乗り物「鶴居村営軌道」も展示されています。
北海道阿寒郡鶴居村は、1923年(大正12年)の関東大震災による被災者救済を目的とした国の移民事業を契機に入植が加速し、村名は文字通り丹頂鶴の群生地となっていたことに由来します。
▲丹頂鶴の頭の赤色は毛の模様が赤いからでなく、皮膚の血豆が露出しているから赤いという事実。あなたは知りたくなかったですか?
場所は釧路市北部の釧路湿原国立公園の北隣に位置し、釧路空港へのアクセス環境や手厚い福祉・医療制度をアピールしていることから、札幌一極集中が進む中で珍しく人口が増加しており、日本で最も美しい村連合に加盟中。
村内の主要施設は徒歩で回れる範囲で完結していることも、移住の決め手となる理由の1つだそうなので、今後弊社で新着物件が鶴居村で発生すると、担当営業としてすぐ成約に至るような気がしてなりません。(本部 髙橋瑞希)











