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東京◆本部/ふるさと情報館と深大寺の縁【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年8月5日

▲深大寺の御開帳に行って参る。(写真はイメージです)

ふるさと情報館は日本各地に地域店、提携店、案内人を擁し地方とのご縁を繋げ事業を展開してます。

それでは〝東京は〟と言えばどうでしょう。

当社は毎年新年、社員一同で調布市の深大寺で商売繁盛祈願の初詣、新年会を行います。

その地道でひたむきな願いを聞き入れてくれ続け、35年間に亘る事業の安泰を支えてきて頂いています。

その深大寺で本年5月、50年に一度の開祖、慈恵大師様、後の「元三大師」象の御開帳に行って参りました。

20分ほどの行列を並び、新年には我々がお焚き上げ法要を頂く本堂へ。

いつもは煌びやかな法要殿ですが、このときばかりはそのようなものは一切取り除かれ、元三大師の座像のみがどっしり置かれていました。

座像でありながら高さ2m以上ある、日本最大の彫像の迫力に圧巻です。

かっと見開かれた今に動くのではないかと思われる目玉に言葉を失い、たじろぎました。

この眼力を頂ければ世の中のあらゆる争いが無くなるではないかと実感しました。(写真撮影は禁止のため皆さまにお伝えできないのが残念です)

拝観後、いつもは本殿の後ろから我々を見守っていて下さっていると思うと、より一層に事業に励む気持ちに。

あらこちらで「御開帳」と言われる神社仏閣は聞きますが、機会が合わずに見らないことが多い中、とても貴重な体験を頂きました。

ふるさと情報館と深大寺の縁を感じます。これからも深大寺様、どうぞ宜しくお願い致します。(本部 金澤 和宏)

秋田◆由利本荘市/タブレット「〇□△」【本部スタッフ・全国乗り鉄漫遊記】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年7月24日

▲大きい輪っかがタブレット(前郷~矢島間)、小さい輪っかがスタフ(羽後本荘~前郷間)。

一般的に「タブレット」というと、現代人ならスマホの大きい版のアレを連想されるかと思いますが、多少鉄道関係に詳しい方なら全く別物をイメージします。

現代の鉄道の運行システムは、ほぼ全て指令所と呼ばれる各拠点に設けられた施設内で、24時間体制でコンピュータ制御と指令員の対応により遠隔操作されています。

ただし戦後までは各駅の係員が信号機やポイントの操作を人力で行っていたため、ヒューマンエラーを起こせばたちまち正面衝突等の重大事故に繋がりかねない安全面でのリスクが付き纏いました。

そこで鉄道創成期の明治時代より使われてきたのが、今回の主役であるタブレットと呼ばれる〇□△の穴が開いた通行票です。

単線区間においては1列車しか進入出来ない閉塞区間において、タブレット金属板を輪っかにはめた、言わば通行手形を駅係員から受け取ることで、安全に列車運行を実現出来たという、鉄道史ではタブレットは無くてはならない重要なアイテムでした。

そんなタブレット交換は省力化により全国でも残りわずかとなり、そのうち秋田県由利本荘市の由利高原鉄道前郷駅では、今でもタブレット方式による列車交換が現役です。(本部 髙橋瑞希)

北海道◆弟子屈町/3つの展望台がある摩周湖【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年7月15日

▲第三展望台から5月の摩周湖。

東京23区よりも広い弟子屈町は、ひがし北海道の中央に位置し、喧騒とは無縁の静けさと、阿寒摩周国立公園の雄大な自然が広がる町です。

時の流れがゆっくりと感じられる環境に川湯温泉や摩周湖、屈斜路湖、硫黄山などの観光資源もあるので、生活の一部に旅のような時間が溶け込んでいます。

▲第一展望台から3月の摩周湖。

摩周湖は約7000年前の火山活動によってできた陥没地に水が溜まり湖となった、「カルデラ湖」です。

水深が深く、透明度が高いことから、よく晴れた日の湖面は「摩周ブルー」と呼ばれる美しい青色に見えます。

また霧に包まれることも多く、「霧の摩周湖」と呼ばれ、その姿は、まさに幻想の世界です。

摩周湖には第一展望台・裏摩周湖展望台・第三展望台と3つの展望台があるので、それぞれの角度から湖を眺める事ができます。

弟子屈町に訪れた際には、ぜひ立ち寄って欲しいオススメの場所です。

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摩周湖第1展望台(「弟子屈なび」ホームページより引用)

・駐車場:バイク200円/乗用車500円/マイクロバス1,000円/大型バス2,000円
※硫黄山駐車場との共通券(消費税込)
※上記料金で摩周湖第一展望台、硫黄山駐車場を1回ずつご利用いただけます。当日のみ有効。

東京◆本部/本部に新メンバーが加わりました【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年7月9日

▲体力とコミュニケーション能力には自信があります。

はじめまして!

この度、ふるさと情報館の一員となりました浅見修光と申します。

ねぶた祭や吉幾三さんが有名な青森県五所川原市出身です。趣味はスポーツ観戦と美味しいご飯を食べながらお酒を飲む事です。身長は185センチでふるさと情報館一の長身です(笑)。

学生の頃はバレーボール部に所属しており青森県代表選手に選ばれ、社会人になってからは洋服屋や飲食店に勤めていたので、体力とコミュニケーション能力には自信があります。

前職で不動産業界に興味を持ち宅地建物取引士を取得。売買営業を志望していた私は、ひょんな事からふるさと情報館の求人に出逢いました。

いわゆる都心で戸建てやマンションを売買する不動産会社、ではなく、ふるさと情報館の都市と地方を結ぶ仕事に惹かれた私は直ぐに応募を決意し面接へ向かいました。

後日、採用の連絡を受けた時には一人で声を上げガッツポーズをしました(笑)。

入社後は初めての不動産業、初めてのパソコン業務、初めて行く土地への出張、初めてづくしの毎日で常に刺激を感じ楽しい日々を送っております。

私は田舎出身で母の実家が農家ですので、皆様の田舎暮らしに最適な提案をできればと思っております。どうぞお気軽に相談してください。

そして私にも皆様の楽しいお話や皆様の土地の文化、美味しいご飯や美味しいお酒を教えてください。私と一緒に楽しい日々を過ごしましょう!(本部 浅見修光)

香川◆琴平町ことひらちょう/海から10㎞も離れた灯台?【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年6月27日

▲木々と比較してもその高さゆえ、存在感に圧倒される。

〝琴電〞の愛称で親しまれている琴平電鉄。

その西の起点・琴電琴平駅の直ぐ隣の公園にその高灯籠は建っています。

姿形は神社で見かける灯籠と似ていますが、違いはその圧巻の高さ(大きさ)に息をのみます。

27mくらいで、ビルで例えるなら8階はあります。

建てられたのは1860年、6年の歳月をかけて地元の庶民が建てたそうです。

下の石組み基礎はさながらお城と同じです。

木造部分は3階建て構造になっており、灯を燈すために人が出入りできます(今は入れないのが残念です)。

ここまで大きな灯籠を作ったのは何故でしょう。

琴平と言えばやはり〝こんぴらさん〞で知られる金刀比羅宮。

その信仰の一つに「航海の安全」があります。

この高灯籠は海まで10㎞くらいありますが、瀬戸内海を行き交う船乗りが「金刀比羅宮を拝むための目印がほしい」という想いから作られました。

空海和尚のお膝元でもある讃岐の人々の信仰心は篤かったのですね。

見上げてみますと当時の様子が容易に想像できます。

日本一高い灯籠、国の重要文化財。名称は「たか〝どう〞ろう」と濁ります。

それにしてもここまでのものを作らせた金刀比羅宮の神力とは・・・。(本部・香川県担当 金澤和宏)

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高灯籠(琴平町観光協会ホームページより引用)

・所在地:香川県仲多度郡琴平町361

・アクセス:JR琴平駅・ことでん琴電琴平駅出て左隣

・料金:外観のみ見学自由

・駐車場:なし

千葉◆君津市/空と山の眺めが美しい絶景スポット【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年6月21日

▲どこまでも続く山並み。晴れの日の眺望。

富津市から君津市へ行く途中、県道93号、久留里鹿野山湊線沿いに九十九谷公園がありトイレ休憩で寄ってみました。

九十九谷公園は千葉県で2番目に高い山、鹿野山かのうざん(標高約380m)の山頂付近にあり、公園からは、高宕山たかごやまなどの上総丘陵が幾重にも連なる山並みの風景を一望できます。

それらを総じて「九十九谷」と呼び、紅葉の時期は、緑と紅のコントラストから徐々に山全体が紅に染まっていく様子、冬季は気候などの条件が整えば、霧の中に九十九谷の山並に浮かび上がる雲海が眼下に広がり、四季折々の表情を楽しむことが出来るそうです。

▲お弁当を持って休憩するのも良さそう。

その景観の素晴らしさから、「ちば眺望100景」にも選定されています。

また、文化勲章受章の東山魁夷ひがしやまかいい画伯の出世作「残照」は、この眺望を基に描いた作品です。

地元では初日の出や雲海スポットとして親しまれているようで、君津市に移住した際は、こちらで初日の出を拝んでみてはいかがでしょうか。

ちなみに千葉県で1番高い山は愛宕山あたごやま(標高約408m)です。

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鹿野山九十九谷くじゅうくたに展望公園(君津市公式ホームページより引用)

・所在地:君津市鹿野山東天峪119-1

・アクセス:君津ICより君津鴨川線を鴨川方面、東粟倉(交差点)を右折、西粟倉地先を鹿野山方面、登り坂を道なりに進む。所要時間25分程度

・駐車場:展望公園に駐車台数10台程度、駐車無料

・大型バス対応:なし

・バリアフリー対応:車椅子対応トイレ設備、スロープ、入口に点字表示あり

福島◆福島市/アンストッパブル【本部スタッフ・ご当地ローカル発見伝】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年6月18日

▲駐停車禁止の標識はないものの、停まると危険なことは火山性ガスの噴出口を見ると一目瞭然。

道路標識には様々な種類がありますが、その中には駐車はおろか停車も禁止する標識もあり、これは停車することで交通の妨げとなりやすい橋梁上やバイパス道路等でよく見受けられます。

ところが活火山帯を走行する観光道路には、別の意味で駐停車どころか窓を閉めて走り抜けることを指示する場所もあります。

福島市の高湯温泉と土湯峠の全長25㎞を結ぶ「磐梯吾妻スカイライン」は、県内有数の風光明媚な山岳観光道路として、毎年4月下旬から11月中旬の約7ヶ月間限定で通行することが出来ます。

そのううち浄土平から高湯温泉への約1,5㎞区間、硫黄平橋付近は火山性ガスが濃い場所があり、これらの区間では駐停車が禁止されています。

しかも窓を開けての走行も禁止されているため、もはやバイクであれば息を止めながら走り抜けなければならないかのような、国内有数の過酷な道路環境となっています。

駐停車禁止区間の近くには浄土平ビジターセンターがあり、そこから登山道を進むと吾妻小富士の火口の縁を巡る「お鉢巡り」や、一切経山いっさいきょうざんの美しい五色沼、別名「魔女の瞳」の絶景を楽しむことが出来るため、福島観光の際は足を運んで頂きたい名所の1つです。

お帰りの際は飯坂・高湯・土湯・岳温泉の各名湯巡りも是非。(本部 髙橋瑞希)

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磐梯吾妻スカイライン 浄土平(『福島市観光ノート』ホームページより引用)

・浄土平駐車場所在地
〒960-2157 福島県福島市土湯温泉町鷲倉山

・アクセス(車)
東北道   福島西IC~浄土平(29km 約1時間)
東北道   福島飯坂IC~浄土平(31km 約1時間)
東北中央道 福島大笹生IC~浄土平(30km約45分)

東京◆本部/キャッシュレス化と不動産売買【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年6月6日

▲バーコードやタッチ決済の普及により、現金で支払うほうが珍しくなりました。

私が生まれたころの昭和の時代は、買い物といえば現金が当たり前でした。

レジにいる店員さんに金額を言われ、財布の中にある小銭やお札を数えながらの支払いは日常風景でした。

平成後期から徐々にクレジットカードや電子マネーが普及し、令和の今ではスマホ一つで買い物が完結する時代になり、ポケットからはみ出るくらいの大きな財布を持ち歩く人は珍しくなりました。

キャッシュレス化の背景には、技術の進歩だけでなく、効率化や防犯の観点もあります。

現金を持ち歩かないことで盗難リスクも減り、支払いもスムーズになっています。

スーパーのレジなどは、無人でキャッシュレス対応が進んでいます。

▲不動産売買に関しても、今後は電子化が主流となるでしょう。

不動産売買においても、取引に関する代金をキャッシュレスで支払う、電子契約と組み合わせたスムーズな取引が増えるのかなと思います。

紙と印鑑に縛られた昭和の取引とは対照的に、今後は、よりスピーディーで安全な取引が求められるのかしれません。

柔軟に対応できるよう今後の動向から目が離せません。