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東京◆本部/キャッシュレス化と不動産売買【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年6月6日

▲バーコードやタッチ決済の普及により、現金で支払うほうが珍しくなりました。

私が生まれたころの昭和の時代は、買い物といえば現金が当たり前でした。

レジにいる店員さんに金額を言われ、財布の中にある小銭やお札を数えながらの支払いは日常風景でした。

平成後期から徐々にクレジットカードや電子マネーが普及し、令和の今ではスマホ一つで買い物が完結する時代になり、ポケットからはみ出るくらいの大きな財布を持ち歩く人は珍しくなりました。

キャッシュレス化の背景には、技術の進歩だけでなく、効率化や防犯の観点もあります。

現金を持ち歩かないことで盗難リスクも減り、支払いもスムーズになっています。

スーパーのレジなどは、無人でキャッシュレス対応が進んでいます。

▲不動産売買に関しても、今後は電子化が主流となるでしょう。

不動産売買においても、取引に関する代金をキャッシュレスで支払う、電子契約と組み合わせたスムーズな取引が増えるのかなと思います。

紙と印鑑に縛られた昭和の取引とは対照的に、今後は、よりスピーディーで安全な取引が求められるのかしれません。

柔軟に対応できるよう今後の動向から目が離せません。(本部 角南 辰彦)

東京◆本部/感動のグランクラス【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年5月28日

▲18席だけの豪華おもてなし。一度は乗ってみてはいかがでしょう。

先日、東北新幹線での東北出張の際、グランクラスという豪華車両に乗りました(諸事情により乗らざるを得なかった)。

普段は全く考えもつかない、果たしてこの先の人生で再乗車があるかどうかという貴重な体験でした。

いつも当情報誌をご購読されております諸先輩方には今更と思われるかもしれませんが、小生の体験した2時間余りの感動をお聞き下さい。

グランクラスは18席で1両を占有する贅沢な空間。

マッサージチェアーのような革張りの大きなシート(専用のスリッパ付き)に着席するや否や、グランクラス専属のアテンダントがおしぼりを持ってきます。

ここまでも充分満足ですがすぐさま次があります。

ドリンク、そして和か洋が選べる軽食まで提供されるではないですか。

追加料金を取られはしないかとドキドキ。

食事を終え童心に帰りリクライニングを意味もなく上げ下げする小生。

▲2回目はあるかどうか分からない貴重な経験。

そんなこんなで感動しっぱなしであっと言う間に降車駅に到着。

貧乏性によりスリッパをお持ち帰り。

降車の際はアテンドさんがご乗車ありがとうございましたと、お見送りまでして下さいます。

落ち着かなかった初めてのグランクラス乗車、2回目はあるでしょうか。

あっ、軽食を含む一切の追加料金はありません、素晴らしい!(本部 金澤和宏)

北海道◆釧路市/釧路湿原が一望できる展望台【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年5月11日

▲展望台は東側に位置し西向きであるため、夕日をキレイに望むことができます。

釧路湿原高原に位置する細岡展望台は、日本最大の湿原を一望できる絶景スポットです。

釧路湿原は貴重な自然環境が広がり、特別天然記念物タンチョウをはじめとする各種鳥類等、絶滅危惧種を含む多くの動植物が生息しています。

展望台からは、蛇行する釧路川や遠くの阿寒の山々まで見渡せ、その壮大な景色は圧巻で、ここからしばらく動きたくないという気持ちになります。

特に夕暮れ時は、空が赤く染まり、湿原が幻想的な雰囲気に包まれるため、多くの写真愛好家が訪れるほどの美しさです。

▲展望台に行く道で出会えたタンチョウ。

また近くには「細岡ビジターズラウンジ」があり、湿原の自然に関する展示や写真の展示が行われています。

ここでは軽食やドリンクも販売されており、散策の合間に一息つくことができます。

釧路市内から車で約40分と程よい距離にあり、車でも訪れやすい場所にあり、四季折々の変化も楽しめそうなので、何度訪れても新しい発見があると思います。

標茶しべちゃ町や弟子屈てしかが町への移住をお考えの方は、釧路湿原の豊かな自然をぜひ体感して欲しいです。(本部 角南辰彦)

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細岡展望台・細岡ビジターズラウンジ(釧路・阿寒湖観光公式サイトより引用)
・住所(細岡ビジターズラウンジ):北海道釧路郡釧路町字達古武22-9

・アクセス:JR釧路駅より車で約40分
釧路空港より車で約45分

・営業時間:4月~9月 9:00~18:00
10月~3月 10:00~16:00

・定休日:年末年始

広島◆備北びほく地方/ワニ=サメ=ネズミ【本部スタッフ・ご当地ローカル発見伝】 

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年5月1日

三次みよし市内の至る所に鮫を見かけることが出来るのも、備北地方ならではの光景。

高度経済成長期の1950年代では、三種の神器と呼ばれる家電「電気冷蔵庫・電気洗濯機・白黒テレビ」が庶民の憧れの的とされてきました。

特に冷蔵庫は食品の長期保存を可能としたことで、肉や魚などの生鮮食品の流通を促進したと言っても過言ではありません。

無論冷蔵庫や冷蔵車のない昔、海から離れた山間部では魚は輸送する過程で傷みが生じるため、塩漬けしたとしても輸送出来る距離には限界がありました。

そんな中で、中国地方の山間部に位置する広島県三次みよし市・庄原市といった備北びほく地方では、昔からある魚を食べる文化が発展しました。

それがさめの生食です。

▲スーパーの鮮魚コーナーに当たり前のように並んでいる「わに」。

鮫は消化器官が未発達なことから、アンモニアを体内に取り込むことで腐敗しにくい特性があり、冬期は2週間程度も日持ちすることから、備北地方ではハレの日のご馳走として重宝されてきたという歴史があります。

一方で鮫肉を使った料理は「ワニ料理」と呼ばれていますが、これは鮫の古語を「和邇わに」と呼ばれていたことが由来で、江戸時代後期に石見地方の漁師が塩の道ならぬワニの道を通って売り歩いたことが起源だとか。

▲ワニ料理はお刺身に限らず、創意工夫は無限大。

そんな「ワニ」にも20種類以上の鮫があり、その中でも赤みの濃い「ネズミザメ」が最も高価とされ、現在でも備北地方のスーパーで目にすることがあります。

鮮度が良いとビントロに似た味だそうで、冷蔵技術が向上し当たり前に他の鮮魚類が店頭に並ぶ現代でも、備北地方の人々にはご馳走として親しまれている食文化が今尚根付いています。(本部 髙橋 瑞希)

九州◆南部/南九州の鶏刺し文化【本部スタッフ・ご当地ローカル発見伝】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年4月30日

▲鹿児島・宮崎のローカルスーパー「タイヨー」では、精肉コーナーに必ず確保されている「鳥刺しゾーン」。

日本は世界でも稀に見るほどの食材への衛生管理概念が徹底された国で、毎日当たり前のように生卵やお刺身を楽しむことが出来ます。

ただそうは言っても、食中毒の観点から肉を生で食べることは推奨されていないため、赤身が消えるまでよく焼いて食べることが常識となっています。

ところが鶏肉文化の盛んな九州では、よく居酒屋で「鶏刺し」なるメニューが見受けられます。

鶏刺しとは文字通り鶏肉のお刺身で、鰹のたたきのように表面だけ炙った鶏肉を、甘い九州醤油にネギ・ニンニク・ショウガ等の薬味と一緒に頂く郷土料理です。

食感はビントロに似ており、個人的には九州に訪れる際は必ず注文したいメニューの1つですが、私は宮崎県・鹿児島県内で生産された商品でなければ決して頼みません。

その理由は、宮崎県・鹿児島県では鶏刺しとして提供する鶏肉については、独自の厳しい衛生基準「生食用食鶏肉の衛生基準」が定められており、これにクリアしたものだけがスーパーの店頭に並ぶというもので、これにより鶏刺しにおける食中毒の発生率は非常に低いものとなっています。

いくら全国各地のご当地グルメを取り揃えた東京でも、本場の鶏刺しは現地まで足を運ぶ手間暇を惜しまなければあり付けない絶品です。

このような食を通じて地元を潤す一滴こそが、地方創生の地道な一歩なのかもしれません。(本部 髙橋瑞希)

東京◆本部/信用スコアの見える化【本部スタッフ・不動産まめ知識】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年4月18日

▲信用情報機関CICは、昨年11月28日より、「クレジット・ガイダンス」の提供を開始した。(画像はイメージです)

不動産購入を融資利用で検討している方にとっては、金融機関・保証会社の審査基準は気になるところだと思います。

申込者の過去の借入や返済状況などを扱っている信用情報機関CICが、昨年11月28日「クレジット・ガイダンス」の提供を開始しました。

以前からあった「信用情報の開示請求」とは異なり、信用力が200〜800点のスコアで数値化され、算出理由も合わせて確認できるようになりました。

このスコアは、クレジットカードの支払い履歴、ローンの利用状況、借入総額などをもとに算出されます。

▲CICが公表している資料によれば620~709点の人が多いです。

自分でスコアを確認するには、手数料が必要ですが、CIC公式サイトからスマホ・パソコン(クレジットカードが必要)、郵送で開示請求が可能です。

スマホ・パソコンは即時確認できますが、郵送の場合は1週間程度かかります。またこのスコアが話題となり、昨年Xでは「スコアバトル」が巻き起こりました。

金融機関等の審査で何点以上という基準はまだないようですが、今後この信用スコアがどのように使われるのか気になります。

スコアを参考にしながらも、無理のない返済計画を立て、ローン審査を確実に通過できる準備を進めることをオススメします。(本部 角南辰彦)

東京◆本部/春の訪れの少し前に【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年4月6日

▲春の訪れの少し前のこと。

新年度が到来しました。

今年は特に日本海側では大雪が降り、春の訪れが待ち遠しかったです。

私は約10年ぶりに伊豆半島の南部、下田へ行ってきました。熱海から約2時間の距離、めずらしく風花が舞う1日でしたが他のエリアに比べて暖かかったです。

ちょうど先日テレビで流れていたのが、東京で厳しい修行をし、故郷である下田に戻り、お店を開店する若い寿司職人さんの話。

町の活性化のために、都会の若い方に副業で「握り」だけを教え、実際にお客様に提供するというもの。その企画力に脱帽します。

一方、春を待たずにひっそりと廃業のお知らせを目にしました。

お店を畳んだのは四ツ谷の名店2店。大正時代から続き、ランチは格安の「末廣鮨」さん。高齢の夫妻が切り盛りしていたラーメン屋「まるいち」さん。

何気ない日常の風景から消えてしまったのは寂しい限りです。(本部 星野 努)

長野◆富士見町/取材に同行しました【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年3月26日

▲日々料理を探求する冨永さんと一緒に。

2025年3月号の「ラーバニスト訪問」に同行。富士見町に移住された齊藤夫妻とお会いするのは約15年ぶり。

富士山がリビングから見えるそのお住まいを物件化し、当時は農地法が今以上に厳しく、ご契約までの苦労を少しばかり思い出しました。

二人のお人柄に助けられ、晴れてお引渡しを行ったことが昨日のようです。

ご夫妻の富士見の暮らし、特に地域活動、精力的にこなすこども食堂など、昨年まで執筆頂いていたルーラルレポートでその活動を拝見していましたが、実際に訪れると、その交流の広さ、地域に根ざしているお二人の姿を見て元気を頂きました。

▲禾々の店内の様子。

そんな齊藤さんが今、富士見町で一番紹介したいお店をご紹介。

信濃境駅のすぐ前、こども食堂「ひこうせん」の隣りにあるおいなりさんのお店「禾々かか」。

アートギャラリーも併設するデザイン空間で、おしゃれな日本料理・ランチが楽しめます。

▲おいなりさんセット。すり流しは齊藤さんの家の菊芋も使われている。

根菜類をすり潰し、とろみが効いた「すり流し」は絶品。是非一度ご賞味あれ!(本部 星野努)

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おいなりさんのお店「禾々かか

公式インスタグラムはこちらから

▲信濃境駅出てすぐのところにあります!