▲信用情報機関CICは、昨年11月28日より、「クレジット・ガイダンス」の提供を開始した。(画像はイメージです)
不動産購入を融資利用で検討している方にとっては、金融機関・保証会社の審査基準は気になるところだと思います。
申込者の過去の借入や返済状況などを扱っている信用情報機関CICが、昨年11月28日「クレジット・ガイダンス」の提供を開始しました。
以前からあった「信用情報の開示請求」とは異なり、信用力が200〜800点のスコアで数値化され、算出理由も合わせて確認できるようになりました。
このスコアは、クレジットカードの支払い履歴、ローンの利用状況、借入総額などをもとに算出されます。
▲CICが公表している資料によれば620~709点の人が多いです。
自分でスコアを確認するには、手数料が必要ですが、CIC公式サイトからスマホ・パソコン(クレジットカードが必要)、郵送で開示請求が可能です。
スマホ・パソコンは即時確認できますが、郵送の場合は1週間程度かかります。またこのスコアが話題となり、昨年Xでは「スコアバトル」が巻き起こりました。
金融機関等の審査で何点以上という基準はまだないようですが、今後この信用スコアがどのように使われるのか気になります。
スコアを参考にしながらも、無理のない返済計画を立て、ローン審査を確実に通過できる準備を進めることをオススメします。(本部 角南辰彦)