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東京◆本部/五十の読み方、無限大【本部スタッフ・全国乗り鉄漫遊記】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年4月30日

▲五十石駅、五十公野駅、五十岡駅は既に廃止となりました。

よく海外の方から難しいと言われる日本語ですが、同じ漢字でも地域によって全く別の読み方をする地名も、私は十分奥深い分野だと思います。

その中でも漢数字を用いる地名には、地元民や専門家でないとまず読めない地名もあり、その代表格にあたる漢数字は「五十」であると自負しています。

私が駅名として把握しているだけでも読み方は8通りあり、地名やバス停名なども含むとその数はもっと多いと思われます。

北海道標茶町にあった五十石(ごじっこく)駅、山形県鶴岡市の五十川(いらがわ)駅、新潟県新発田市にあった五十公野(いじみの)駅、新潟県阿賀町の五十島(いがしま)駅、静岡県袋井市にあった五十岡(いごおか)駅、三重県伊勢市の五十鈴ヶ丘(いすずがおか)駅、島根県大田市の五十猛(いそたけ)駅、愛媛県内子町の五十崎(いかざき)駅、宮崎県都城市の五十市(いそいち)駅。

JR五十鈴ヶ丘駅と近鉄五十鈴川駅、五十猛駅と五十市駅は同じ読み方のため1通りとカウントしても、これだけ様々な読み方があるのもかなり稀なケースと言えるでしょう。

地元民しか知らないような難読地名を知っていると、すぐ打ち解けて話が盛り上がるきっかけなることも多々あるので、私は営業マンとしてこれを武器にコミュニケーションすることを心掛けています。(本部 高橋瑞希)