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東京◆本部/縁が繋がる、繋がらない!?【本部スタッフ・日々の業務より】 

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2024年4月25日

▲不動産売買契約もなにかの「糸」で繋がっているような気がします。(画像はイメージです)

不動産売買契約は〝縁もの〞と言われます。

この仕事に携わっていますと、物件とそのお客さんが〝大なり小なり〞何か赤い糸で繋がっているように思えることがあります。

「一番手のキャンセル(契約解除)」、「帰ろうと考えていた故郷の実家の近くに物件が出た」、「事業拡大を検討していた時に出た農地や山林」、「いつもプレーしているゴルフ場の近くに物件」、「通勤経路途中にあった」。はたまた「売主と買主さんが偶然近所にお住まいや同郷で意気投合」などもあります。

そのような縁が結ばれることに立ち会えた時はとても感動し、やりがいを感じます。

また反対に、買わなくて(売らなくて)良かったと思われる場面に遭遇することもあります。

「急遽、(売手が)家や(買手が)お金が必要になった」、「物件に重大な不適合(瑕疵)が判明した」など、紙一重で成約を回避された事例もあります。

お客さんから「実は、……だった」と、真相を聞かされることもあります。夜な夜なご先祖様が枕元に現れ、「先祖代々続いてきた屋敷を売るんじゃない!」と言われ、売却を止めた売主さんも。

人生十色、二つと同じ物件のない田舎物件、縁の話の様々。我々はお客さんの人生の一部分を一緒に一喜一憂することもしばしばです。

本を読むと、その登場人物の人生を疑似体験できる、と言われますが不動産仲介業も似たところがります。

これだから不動産業は辞められません。これからも宜しくお願い致します。(本部 金澤和宏)