▲長野・山梨の駅そばではオーソドックスな山賊そば。大きくてジューシーな唐揚げは寝起きの脳天に響きます。
大晦日になると決まって年越しそばをすするのが日本国民の一大儀式ですが、この文化は江戸時代から現代まで息づいており、例年12月31日の夕飯にそばを選ぶ国民は5〜7割もいる説も。
特にそば派の多い東日本ではその傾向にあり、信州そばが県民ソウルフードにもなっている長野県では、県内の至る駅で立ち食いそば店が見受けられます。
その中でも一際異彩を放っているのが、今回取り上げる中信地方の塩尻駅。
一般的には日本海や太平洋から長い道のりを経て運ばれた塩の道の終着点(尻)だったことが、地名の由来と呼ばれて久しいですが、特筆すべきはその店舗構造。
▲気に留めていないと通り過ぎてしまうような改札内の入口。天井も低いので頭上注意でお願いします。
改札外の東西自由通路側は何てことは無いごく普通の店構えですが、改札内の跨線橋側は日本人の平均体型と同じぐらいの幅しかない超激狭な入口。
パッと見とても店とは思えない外観ですが、店内に入るとギリギリ2名分のカウンターが設けられています(なお2人目が入店し食券を買おうとするとなかなか厳しい構造、現地に行けば分かります)。
塩尻駅は中央東線・中央西線・篠ノ井線が三叉路になっている、現在でも重要な交通の要衝。
そんな旅人が乗り換えの僅かな時間でも腹ごしらえ出来るようにと、塩尻駅の「そば処桔梗」さんは、年末年始も無休で毎日そば健康生活を提供しています。(本部 髙橋瑞希)
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