一言で雪国と言っても地域によって事情が異なります。北海道の弟子屈町周辺は氷点下20℃程度まで気温が下がり、雪質はパウダースノー。風が吹けば雪も舞い、何mも積もる事はありません。
しかしながら南会津町は氷点下7℃程度と北海道よりは気温が下がらず雪は屋根に積もります。屋根に積もった雪は自らの重みで圧雪され、徐々に軒先からせり出します。その塊が「雪庇(せっぴ)」です。
定住している家は暖房の熱で自然落下することもありますが、短時間で大量に降ると雪庇が大きくなり、窓ガラスを割る事もあります。気が付いた直ぐに棒やスコップで突いて落とせば問題ありませんが、寒いとついつい後回しになることも・・・。最近は落下防止のパネルや、軒先にヒーターを設置して雪庇対策を出来る商品も多く出ています。別荘で冬場は利用しない場合には雪囲いで対策をするのも有効ですね。(本部 長内 望)
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