
▲コロナ禍ではアクリル板必須で黙食が定番でしたね。
先日、いつもの朋友と東京郊外の牛タンをメインとした居酒屋で一杯しました。
しみじみと「普通の居酒屋に戻ったな」という実感。外食時のあの窮屈感は幾分緩和されました。
3月13日から「マスク着用が個人の判断に委ねられる」と国から発表されたと同じく、3年前から全国のテーブルというテーブルに不格好に置かれたアクリル板が少なくなってきた印象があります。
その当時は、それを置くことが義務のように叫ばれ、弊社四谷事務所界隈でもあちらこちらの飲食店で置かれました。その間隔が肩幅くらいしかなく、異様な雰囲気のなかで食事をすることも。
当にお弁当を隠して食べる、そんな風な環境では食事の楽しみは半減します。お祝いのテーブルでもそのおかげで、折角の御馳走が上手く写真に収まらなかったりと、絵的に変でした。そんな時期が懐かしく感じられます。
ふるさと情報館の営業は仕事上全国各地の飲食店に入ります。田舎のお店はどうでしょうか。
個人経営のお店は最初から置いていないところも多々あったという印象があります。いつも来るお客は決まって地元の常連さんだから。
都市部ほど厳格にならない緩いコミュニティー。田舎では食事が数少ない楽しみな部分があります。折角の楽しみがアクリル板で阻害される、仲間との楽しいお酒が吞み難いなど…。

▲これからはアクリル板のない会食が続くよう望みます(写真はイメージです)。
たかがアクリル板、されどアクリル板。アクリル板が分断したテーブルはもう懲り懲り。実物も、心の中にもアクリル板のない社会、そして田舎暮らしを実現したいものです。(本部 金澤和宏)
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