▲どこまでも続く山並み。晴れの日の眺望。
富津市から君津市へ行く途中、県道93号、久留里鹿野山湊線沿いに九十九谷公園がありトイレ休憩で寄ってみました。
九十九谷公園は千葉県で2番目に高い山、鹿野山(標高約380m)の山頂付近にあり、公園からは、高宕山などの上総丘陵が幾重にも連なる山並みの風景を一望できます。
それらを総じて「九十九谷」と呼び、紅葉の時期は、緑と紅のコントラストから徐々に山全体が紅に染まっていく様子、冬季は気候などの条件が整えば、霧の中に九十九谷の山並に浮かび上がる雲海が眼下に広がり、四季折々の表情を楽しむことが出来るそうです。
▲お弁当を持って休憩するのも良さそう。
その景観の素晴らしさから、「ちば眺望100景」にも選定されています。
また、文化勲章受章の東山魁夷画伯の出世作「残照」は、この眺望を基に描いた作品です。
地元では初日の出や雲海スポットとして親しまれているようで、君津市に移住した際は、こちらで初日の出を拝んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに千葉県で1番高い山は愛宕山(標高約408m)です。(本部 角南辰彦)
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鹿野山九十九谷展望公園(君津市公式ホームページより引用)
・所在地:君津市鹿野山東天峪119-1
・アクセス:君津ICより君津鴨川線を鴨川方面、東粟倉(交差点)を右折、西粟倉地先を鹿野山方面、登り坂を道なりに進む。所要時間25分程度
・駐車場:展望公園に駐車台数10台程度、駐車無料
・大型バス対応:なし
・バリアフリー対応:車椅子対応トイレ設備、スロープ、入口に点字表示あり
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