▲普段は静かな宮沢湖は、県立奥武蔵自然公園内にある人造湖である。
飯能駅北口からバスで約20分、北方向・越生方面へ抜ける県道沿いの郊外丘陵地にある宮沢湖。奥武蔵自然公園の自然の中、かつて西武鉄道のレクリエーション施設があったが撤退し、世界初進出と言われるムーミンのテーマパークとして再整備された。
北欧の雑貨やグルメが楽しめ、手作り体験もできる「メッツァビレッジ」(※メッツァはフィンランド語で「森」という意味)が平成30年11月に先行して開業し、翌年3月に、ムーミンの世界観溢れる特徴的な建築物が湖のほとりに並ぶ「ムーミンバレーパーク」が開業。
▲湖畔は無料で入ることができ、広い草原で走り回ったり、ゆっくりとできる。
▲湖畔は周遊でき、ムーミンの世界観の建物が点在している。
▲建物内に入ってみると、照明のせいか絵本の中の雰囲気を体感できる。
なぜ飯能にムーミン?との疑問があるが、もともと飯能市には原作者のトーベ・ヤンソンに認められ、同じようにムーミン屋敷で遊ぶことができる「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」があり、実は子育て世代には馴染み深く、同時に、それらの交流・実績によって誘致に成功したようである。
駐車場は最大1500円、ビレッジ内は無料、ムーミンバレーパークは別途入園チケットが必要(詳しくは公式HPへ)。プロジェクションマッピングが楽しめるナイト入園チケットや、湖を横断するアトラクション共通チケットなどがある。(本部 星野 努)
▲建物にデジタル映像が映し出されるイベントも。(※開催の有無については直接施設に確認を)
※欄外メモ:駐車場へは2列あるが、右は温泉施設への駐車待ちと重なるので、バレーパークを優先する人は左側に並ぶと平置きで早めに入ることができる。
【公式】ムーミンバレーパーク
https://metsa-hanno.com/