▲霞ヶ浦大橋と行方市・虹の塔。
茨城県南東に位置する、日本で2番目の広さを誇る霞ケ浦。釣りなどのレジャー場所として物件紹介においても度々明記しています。
コイ、フナ、ブラックバス、シラウオ、ナマズなど様々な魚が生息しています。稀にピラニアも見かけるそうです。(かすみがうら市水族館より)
一方、日本一の生産量を誇るレンコンをはじめ、農業県と言われる所以の田園地帯に豊かな水の供給も。周辺には古刹、古墳、桜の名所などの憩いの場もたくさん。そんな多大なる恩恵をもたらしている霞ケ浦。このあたり前のような状況を作っているのは「きれいな水質」の保持に努めているからです。
その取り組みの柱は「茨城県霞ケ浦水質保全条例」。平成18年に「泳げる霞ケ浦、遊べる河川」を目標にスタートしたもの。分かり易く言うと「垂れ流し排水ゼロ」ということ。工場、店舗はもちろん、個人住宅までも排水質の浄化を徹底。北は筑波山を越えた桜川市、筑西市の一部までが対象というからかなり広範囲に渡ります。
令和3年からその排水規制は更に強化され、自治体は高度処理合併浄化槽設置工事費用の助成を充実しています。個人住宅の取り組みは小さいですが、その一件一件の心配りが大きな霞ケ浦を綺麗にし、更には茨城県全体を豊かにします。霞ケ浦周辺での田舎暮らしの実践を検討の方は頭の片隅に。(本部 金澤 和宏)
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茨城県ホームページ(茨城県霞ケ浦水質保全条例関係/霞ヶ浦流域内の排水規制の強化について)
https://www.pref.ibaraki.jp/somu/nanse/kankyo/kasumigaura-suishitsuhozen.html