▲待ちに待った桜の季節が来ました。(写真はイメージです)
4月上旬~中旬は私の住んでいる信州の諏訪地方やとなりの南信地方では、桜のシーズンに入ります。
私が特にお勧めする伊那市の高遠城址公園は、満開時には公園全体が薄紅色に染まります。
普段は閑静な田舎町が、遠方から観光バスで来る団体客や都会からの家族ずれ、近隣の見物客等で毎年約15万人の客が訪れ大変な混雑、賑わいとなります。
園内には約1500本もの「コヒガンザクラ」は、ソメイヨシノより少し小ぶりで赤みのある花を咲かせます。
その可憐さと規模の大きさは「天下第一の桜」と称されるほど、平成2年に高遠で行われた「国際さくらシンポジウム」で、マメザクラとエドヒガンの交配種の一系で、このうちでは花が一番きれいで、高遠固有の貴重なものとして「タカトオコヒガンザクラ」と命名されたと紹介されています。
高遠城は日本100名城にあげられていて、戦国時代からの歴史のある名城です。
桜は明治8年頃、荒れたままになっていた高遠城址を何とかしようと、旧藩士達が馬場の桜を城址に移植したのが公園の桜の始まりとのことでした。
お花見が好きな方は是非お出かけ下さい。(信州蓼科エリア案内スタッフ 星野 登美夫)
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「天下第一の桜」高遠城址公園(一般社団法人長野伊那谷観光局ホームページより引用)
・所在地:長野県伊那市高遠町西高遠810-1
・入園料
(開花宣言の翌日から桜の散り終わりまでの期間)
個人 大人600円 小人300円
団体(20人以上) 大人500円 小人250円
・駐車場
有料駐車場(公園近く) 400台
無料駐車場 2,000台