ブログ

東北◆日本海側/読んで字の如く「不動産」【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2024年9月15日

▲奥会津を流れる大河「只見川」も、2011年7月の大雨で暴れ川へと豹変した過去を持ちます。

7月下旬、山形県北部・秋田県南部にかけて、数十年に一度クラスの豪雨災害が発生しました。

最上川や子吉川が氾濫し、床下浸水の被害を受けられた方や、お亡くなりになった方もいらっしゃると聞き、山形県・秋田県の田舎暮らしを支える物件担当の私としては心苦しい思いで一杯です。

一刻も早い災害復旧を祈る一方、不動産屋として気になるのがやはりハザードマップ。

高温多湿かつ国土の7割を山林が占めている災害大国日本は、毎年台風や豪雨といった自然災害に見舞われがちです。

東日本大震災以降、防災意識向上の観点からハザードマップの作成が進められ、今やハザードマップが備え付けられていない市町村は見かけなくなったぐらいですが、未曾有の災害が起きる度に、各自治体は情報更新に追われているでしょう。

▲不動産という資産を持つことは・・・。

土地や建物といった不動産は、株や仮想通貨のように資産価値が乱高下しにくい安定資産と呼ばれて久しいですが、その反面で有事の際に柔軟な対策が出来ない欠点もあります。

現金や有価証券、家具家電、自動車等の動産はいざという時に避難させることが出来ますが、不動産は定着物のためそれが不可能です。

これから不動産を購入される方も、その予定が当面ない方も、今一度お住まいの市町村が公開しているハザードマップで、対象地域がどのような場所に指定されているのか、再確認することも大切な人命・資産を守ることに繋がります。(本部 髙橋瑞希)