▲釜石大観音
想定以上の寒さや積雪に見舞われた2025年のお正月でしたが、皆さんは初日の出や初詣にはお出かけになりましたか?
宮古市の浄土ヶ浜や大船渡市の碁石海岸など、太平洋に面した沿岸部に人気の日の出スポットがある岩手県ですが、その中でも毎年多くの人がご来光を拝みに訪れる場所があります。
釜石市の釜石大観音です。
有数の観光地にもなっている鎌倉や奈良の大仏、また青銅製仏像として世界一高い牛久大仏、調べれば日本のあちこちに建設されている巨大な仏像や観音像。
当みちのく岩手事務所が遠野市の東隣、鉄の街釜石市で太平洋を見渡すように鎮座する釜石大観音は、1970(昭和45)年に建立された鉄筋コンクリート製の立像で、48,5mもの高さを誇るそうです。
▲展望台はなんと“ 胎外” のお魚の上。
胎内にも入場可能で、すれ違い困難なほど狭い個所もある螺旋状の階段を上った先の〝展望台〞からは太平洋を一望する事が出来ます。
釜石道が開通した今でこそ近くなった釜石大観音ですが、私が中学生の時にはなんと中学校から釜石大観音まで歩く通称40キロ遠足があり、仙人峠を歩いて越えた思い出があります。
当時の有り余る元気を取り戻せるように、祈願しましょうか。(みちのく岩手事務所 佐々木敬文)
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釜石大観音(公式ホームページより引用)
・所在地 岩手県釜石市大平町3‐9‐1
・開館時間 9:00~16:30(最終入館) 17:00(閉門) ※季節により変動あり
・所要時間 50分/参道エスカレーターあり 長さ36メートル・階高18メートル(6階建分)
・無料駐車場 大型バス15台・乗用車150台
・有料駐車場 山腹中段にあり 1台300円(エスカレーター入口)
マイクロ・大型バス乗入可(1台600円)