▲雄滝の落差は37m。豪快に水しぶきを上げながら滝壺へ流れ落ちている。
榛名山、妙義山と並び、上毛三山の一つ赤城山の西斜面にある「棚下不動の滝」は、「日本の滝100選」にも選ばれた、棚下地区にある不動の滝です。
「雄滝」と「雌滝」の2つの不動滝があり、「雌滝」は近づけない為、遠くから見上げるだけになりますが、「雄滝」は、遊歩道があり滝の裏側まで登る事ができます。
駐車場から舗装された少し急な道を登り、利根川を見下ろす事ができ、徒歩15分程で雄滝に着きます。
▲東日本の震災で駐車場に落ちてきた巨岩に彫られた不動明王。
滝の裏側の崖が大きくえぐれた洞窟になっていて、不動奥院が祀られています。色々な角度からこの滝を眺めることができ、裏見することもできるので「裏見の滝」としても知られています。
春には若葉が彩り、秋には鮮やかな紅葉が滝を引き立てるなど、四季折々に変化する景観を楽しめる場所です。
渋川市へお越しの際は、是非、立寄って欲しい場所です。(本部 角南辰彦)
=================================
・棚下不動の滝(渋川市観光情報より引用)
・駐車場:乗用車15台程度、大型バス2台程度駐車可能
(駐車場住所:群馬県渋川市赤城町棚下911番地)
・アクセス
【普通車でのアクセス】
・敷島駅→(北進)→「西原」交差点直進→(約4km北進)→現地 【約10分】
・赤城インターチェンジ→渋川方面(県道70号)→「西原」交差点右折→(約4km北進)→現地 【約25分】
※「西原」交差点から北側、道幅が狭いところがありますので、スピードを落として注意しながら走行してください。
【大型バスでのアクセス】
・赤城インターチェンジ→渋川方面(県道70号)→「伊熊」交差点右折(国道17号)→(約5km北進)→綾戸橋右折(県道255号)→(約1.5km南進)→現地 【約20分】
※棚下不動の滝から南側は大型車の通行ができませんので、お帰りの際も同じルートをご利用ください。