▲山梨名物「鳥のもつ煮」。
「鳥もつ煮」は、山梨県の名物料理、甲府周辺で昔から親しまれている郷土料理です。2010年には、ご当地グルメの祭典B‒1グランプリでグランプリを受賞しました。
「鳥もつ煮」は、戦後まもない昭和25年頃、甲府にある蕎麦屋の主人が、肉屋から「捨てられてしまう鳥のもつをどうにかできないか?」と相談されたのが始まりと言われています。
安くて美味しいものになるように試行錯誤し、醤油と砂糖でこってりと煮た「鳥もつ煮」が開発されたそうです。
「鳥もつ煮」は、鶏のレバー、ハツ、砂肝、キンカン(卵巣の未成熟卵)などのもつを使った甘辛い煮込み料理です。
甘辛い醤油ベースのタレで、短時間で照りが出るまで煮詰めるのが特徴。煮詰めることで、しっかりとした照りとコクが出ます。やや焦がし気味に仕上げるのがポイントです。レバー、ハツ、砂肝と、部位によって歯ごたえと味わいが違うのも「鳥もつ煮」の美味しさ。
▲スーパーで販売している「鳥もつ煮のタレ」
甘じょっぱい味付けで、お酒にも白いご飯にのせてもあうと、今では居酒屋や定食屋、蕎麦屋などで定番になっています。
また、「鳥もつ煮」のタレはスーバーでも販売されていますので、ぜひ味わってみてください。(八ヶ岳事務所 柳本朝子)

