「春に3日の晴れ間なし」と言われるように4月の天候は安定しません。これは春の移動性高気圧が影響しているためです。中国大陸の暖かく乾燥した空気の中で発生した高気圧が、黄海を抜け朝鮮半島をかすめて日本列島を横断しながら太平洋へ東進するときには、全国的におだやかな晴天になります。春の陽気を実感できる清明の時期ですね。しかし足早に高気圧が抜けて行った後には低気圧が日本列島を覆うため花散らしの風雨となります。こうしたことを繰り返しながら若葉の季節を迎えます。
八ヶ岳南麓では寒暖差が大きいためウメもサクラもモモも花の色がほんとうに素晴らしいです。真冬の厳しい環境を乗り越えた草花に感謝の気持ちさえ湧いてきます。私にとってもこの4月は生命の持つたくましさを実感できる、始まりの季節となります。
4月の物件見学で八ヶ岳事務所にお越しの際は先に述べたように風雨が強まる日がありますし、朝夕はまだ冷え込むとこもあります。長袖長ズボン着用の上、ウインドブレーカーなどもご用意してお出かけください。
◆今月号の物件こぼれ話
中央本線長坂駅が無人駅となり特急電車も止まらなくなって商店街もますます寂しくなってくという話を聞くことがあります。駅西側の丘陵地帯は宅地開発が進み新興住宅地として道路や上下水道などインフラも整備されてきており、私が見る限り北杜市内でもっとも定住者が増えている地区ではないかと思います。
ここで紹介する物件もそうした定住向き住宅です。所有者は仕事場と実家の中間地点としてこの地を選んだと言います。600坪を超える敷地の正面には南アルプスと富士山が望めます。そこに45坪余りの住宅を建てられました。手をいれられるほど十分な広さを持つ庭はこれからの花植えの時期にはもってこいの物件といえます。所有者負担にてホームインスペクション(建物状況調査)を引き渡しまでに行います。
◆北杜市の空き家バンクについて
当社八ヶ岳事務所は北杜市の空き家バンク協力店としても活動しています。市の広報誌や納税通知書等により広く空き家の所有者に知らせることによって、市は物件の登録を促し、その所有者は空き家を市の空き家バンクに登録することができます。本制度は空き家活用をつうじて移住定住を図ることを目的としています。
物件は売買と賃貸の2種類があります。購入または賃貸希望者は同じように市に登録をしておくことが必要です。通常見学希望者が複数集まったところで現地見学会を行い、賃貸の場合は物件所有者と面談をしていただきます。売買または賃貸契約は協力店が仲介をさせていただくシステムです。(お問い合わせは北杜市地域課 電話0551 –42 –1323直通)
◆オーナーチェンジが増えています
バブル期八ヶ岳周辺に物件をご購入された方は、すでに30年近く経とうとしています。80歳前後と高齢でしかも相続等についてもご心配の方々からの相談も多くなりました。八ヶ岳岳事務所には「一般社団法人空き家相談士協会」認定の空き家相談士が常駐しています。相続手続きや農地や山林、築100年以上の母屋の有効活用など空き家に関する相談を承っております。(要予約、相談無料。担当は中村)
(八ヶ岳事務所 中村 健二)
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