先日、集落内の交流会があり、明野町の「梅之木遺跡」に行ってきました。例年はグランドゴルフをみんなで楽しむのですが、近くにありながら行く機会がないであろう「地域の宝」を見てみようとの声が上がり、2歳から80代まで、老若男女45名参加がありました。
約5000年前の集落遺跡で、500年に渡って縄文時代の人々が暮らしていたそうです。今は南アルプスがパノラマで望める眺望の良い所なのですが、当時はクリ、クルミ、コナラ、クヌギなどの深い森だったそう。遺跡の横に流れる川(現在は枯れ沢)を生活用水や調理に利用していたことがうかがえる「集石土坑」は、石蒸料理の施設。川べりに降りる「縄文の道」、「竪穴式住居」なども復元されています。
太古の昔の人々の暮らしに思いをはせ、楽しい時間となりました。事前に予約すると学芸員の方に解説いただきながら見学することができお勧めです。(八ヶ岳事務所 原 きみえ)
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「梅之木遺跡」(山梨県北杜市明野町浅尾6315)北杜市役所 教育委員会学術課0551-42-1375