ブログ

長野◆飯島町/駅は見かけによらぬもの【本部スタッフ・全国乗り鉄漫遊記】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2022年5月2日

日本全国の47都道府県には2022年4月現在、実に約9000の駅が存在しており、その数は路線廃止などの事情で年々減少傾向にあります。

今年は日本に初めて鉄道が開通してからちょうど150年。いつも身近にある駅もそのほとんどが何十年何百年と長い歴史があり、地域によっては町の玄関口として親しまれている駅もあります。

ここは長野県上伊那郡飯島町にあるJR飯田線の「田切(たぎり)」という駅。

1日の乗降客数が50人以下の無人駅で、開業したのは1918年と駅としての年齢は今年で104歳という歴史のある駅です。

築堤の上に佇む「ポツンと一軒家」ならぬ「ポツンと無人駅」ですが、この一見何の変哲もない駅には実は意外な点で有名な駅だったりします。

今や地方の町おこしの一環としてメジャーとなりつつある、アニメの「聖地巡礼」。

これまであまり注目されなかった地方自治体がアニメで取り上げられたことによって、一気に知名度アップに成功した例も少なくありません。

そんなアニメの「聖地巡礼」ですが、一体いつ頃から注目され始めたかというと、

今から約30年前の1991年に公開された『究極超人あ~る』というアニメがきっかけと言われています。

 

これまでの架空の世界を描いたアニメとは違い、実在する場所を忠実に再現した映像は放送当初から話題を呼び、

キャラクターと同じ空間を共有したいといった想いのもと、当時は何もなかったこの駅も今や石碑が建つまでに存在感のある駅となりました。

地方の人口減少が話題となる中、各地方自治体はふるさと納税や移住促進補助金など様々な方法で試行錯誤をしていますが、

地方の移住促進をお手伝いしている私たち不動産業者としても、まずは町や村の名前を知ってもらうためのきっかけとして、

こういったアニメや映画などを通して訪れてみたいと思ってもらえるだけでも喜ばしいことです。(本部 髙橋 瑞希)

=============

山梨◆身延町/山梨が舞台、あのロケ地を巡る【地域深堀り・のぞむ歴史紀行】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2021年4月11日

主に山梨を舞台にキャンプをするアニメ「ゆるキャン△」は、実在する場所が多く、その地にゆかりのある方なら大凡の見当が着くシーンが多々あります。今後、そんな舞台を少しずつご紹介出来ればと思います。

『月刊ふるさとネットワーク』4月号に掲載されている南部町の調査の帰りに、野クル(野外活動サークル)メンバーが食べた「みのぶまんじゅう」がある栄昇堂(えいしょうどう)さんにお邪魔しました。外観や電話ボックスの位置などまで丁寧に再現されており、川辺のベンチもしっかりとありました。

店舗に入るとアニメのパネルやポスター、実写版の出演者のサインなどが並び、コロナ以前には海外から観光バスツアーで訪れるなんて事もあったそうです。今は団体での方こそ無くなったものの、キャンパーが立ち寄り購入されて行くそうです。1個65円とお手頃価格で、千円以上お買い上げの方には1個サービスでついてきます。

お店の並びには富士川を望めるベンチもあり、サービスのお茶と共に、モチモチ食感の饅頭を食べるシーンも有名です。身延へ訪れた際は是非お立ち寄りください。(本部 長内 望)

=====================================================================
栄昇堂 山梨県南巨摩郡身延町角打3024    電話:0556-62-1247