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長野◆上田市/上田市のソウルフード、美味おいだれ【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年11月19日

▲美味だれ焼き鳥。

先日、長野県青木村で仕事があり一泊しました。宿泊を伴う出張では、ホテル付近の居酒屋でその土地の美味しい食べ物やお酒を飲めるのが、この仕事の魅力の一つであります。

さっそく、上田市発祥の美味おいだれ焼き鳥を求め老舗の焼き鳥屋の門を叩き、ハツ、レバー、かしら、すなぎもを注文しカウンターに置いてある自家製の美味だれをかけ口に運びます。

すりおろしニンニクに醤油ベースのたれはやみつきになる旨さです。

美味だれは昭和30年代に、上田市内の焼き鳥店で考案され市内や市外の家庭や店舗に広まりました。

当初は美味だれという特別な呼び名はありませんでしたが、2011年に市民有志により「美味だれで委員会」が立ち上げられ、上田地方の方言で親しい仲間に使う愛称になりました。

「おいだれ」と「美味しいタレ」と好みにより後から追加できます。「追いダレ」は3つの意味を持たせ「美味だれ」と命名されました。

私は濃い口派なので、とても好みの味で美味ダレの追いダレが止まりません。ついでにビールも止まりません。

ちなみに上田市内だけでなく、近隣の千曲市や坂城町などでも美味だれ焼き鳥を味わえます。私が今回訪れた店も千曲市の温泉街の飲み屋通りにあるお店です。

また美味だれは焼き鳥だけでなくラーメンやパスタ、カツ丼など様々な料理に使っても美味しいそうで、帰り道上田市内のスーパーに立ち寄り2本購入しました。(本部 浅見修光)

岩手◆釜石市/程よいコシ、極細・縮れ麺 ~ 釜石ラーメンを堪能【みちのく岩手・新遠野物語】 

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2024年3月12日

▲新華園本店の赤のれんは、大きな被害を受けた東日本大震災の津波でも流されなかった。

寒い時期に特に食べたくなるラーメン。

全国各地にに個性豊かなご当地ラーメンがあり、当みちのく岩手事務所がある遠野市にも〝五右衛門ラーメン〞という汗が出る程に辛〜いソウルフードがありますが、今回紹介するのはお隣・釜石市の「釜石ラーメン」になります。

釜石ラーメンの特徴は、まず何と言っても麺の細さ。ラーメン通の間でもここまで細い麺はなかなか珍しいのでは?と思う程。

なんでもお腹を空かせた漁師さんや製鉄所で働く人たちを待たせないために、早く茹で上がる極細麺が浸透したのだとか。

港町そして鉄の街として知られる釜石の生活に根付いた歴史があるようです。

▲釜石ラーメン&半チャーハンのセットは休日でもランチ価格の1050円。

提供する店先にはためく釜石ラーメンののぼり旗を目印に訪れたのは、発祥のお店と言われる「新華園本店(しんかえんほんてん)」。

釜石ラーメンのもう一つの特徴でもある琥珀色に透き通ったスープはあっさりとした味わいで細ちぢれ麺に見事にマッチし、非常に美味。本当にご馳走さまでした。

岩手の釜石にお越しの際は是非「釜石ラーメン」ののぼり旗が立つお店をチェック!!

一杯のラーメンからその地域柄を感じ取ることが出来るかもしれませんよ?(みちのく岩手事務所 佐々木敬文)