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山梨◆富士吉田市/なにかと話題の富士山【北の国から・制作スタッフ進行日誌】

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2024年7月25日

▲富士山吉田口5号目。

昨今、外国人も含め富士山に登頂される方が増えています。

それに伴って山梨県の吉田口では今年の7月1日の夏山シーズンより1日の登山者の上限を1日あたり4000人とし、登山料を1500円から2000円に引き上げるそうです。

富士登山オフィシャルサイトでは登山者の管理に向けて5月20日より事前に登山日を予約し通行料の決済ができる新システムの運用が開始されました。この日はなんと7000人近くの予約があったそうです。

一方、残り3つの登山口がある静岡県では富士山の環境保全に使うため登山者1人当たり1000円の協力金を任意で求めています。

徴収の義務化や登山者数の上限については実施可能かどうか検討を進めています。

しかし富士宮市、御殿場市、小山町にある3つの登山道は、いずれも多くが国有地のため、静岡県は県の条例に基づいて入山料の徴収や登山者を制限するのは困難だとされています。

▲安心安全な登山に臨みたいですね。

まだまだ課題はありますが、この吉田口の新しい試みによって「ごみ問題」、「弾丸登山問題」、「軽装問題」でなにかと話題になっている富士山に、安全で快適に登山を楽しむ、マナーある登山者が増えてほしいです。

私も一度は富士山に登ってみたいので、まず初めに高尾山から練習をしたいと思います。(本部 菊地美穂)

静岡◆富士宮市/全国行脚・ゆっくり走ろう~安全運転・豆知識・・・(1)【地域担当・まめ知識】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年4月29日

高齢者の運転による交通事故のニュースが絶えません。ブレーキとアクセルの踏み間違いや高速道路の逆走など、日常では考えられないような話です。しかし一瞬のパニック状態から正常な判断が下せず、思いがけない行動をとってしまうことは理解ができます。ということで、一回の出張時に600km以上は走るエリア担当の経験から、事前に知っておいたほうが良い交通知識を2つほど紹介します。

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ひとつめは「ランアバウト」。上の写真の中にある標識を見たことがある方はいらっしゃいますでしょうか?これは観光地として有名な白糸の滝そばの交差点のものです。「ランアバウト」は円形になった平面交差点のことで、信号が無い交差点として社会実験が始まっています。諸外国で研究、導入実績があり、日本でも平成26年に長野県・飯田市を皮切りに全国140ヶ所ほどあるそうです。交差点内の円形の道路部分を「環道」と呼び、時計回りに一方通行で車が廻ります。信号や一時停止の規制を受けないので交通渋滞緩和が期待され、危険な右折をしなくて良いメリットがあります。

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「環道」に流入する車両は徐行し、「環道」に通行車両が無ければ一時停止なしに流入可能です。周回数の制限もありませんので、落ち着いて希望の方向へ脱出して下さい。

ふたつめは「高速道路で下りるべき出口を行き過ぎてしまった場合」。これは次回ご紹介します。(本部 星野 努)