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北海道◆道東エリア/一本に繋がる魅力【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2025年2月12日

▲水量豊富で穏やか、全国のカヌーイストを魅了する釧路川。

一級河川・釧路川は、北海道東部にある弟子屈町の屈斜路湖に源を発し、弟子屈町や標茶町の市街地を経て釧路湿原へ至ります。

高低差が少なく、豊かな水量を誇り、流域にダムが無いのも稀少のようで、夏季シーズンをメインに全国からカヌーの愛好家が川下りのために訪れます。

今年の4月からはついに一部通行できなかった市街区域の300mも通行できるようになる予定、上流から下流までカヌーで下れる河川となります。

▲川のほとりにはたくさんの動物達も現れます。

また昨年12月22日には道東自動車道の阿寒インターと釧路西インターが開通し、札幌から釧路まで約4時間、一本の道路で繋がりました。

観光産業のみならず物流や防災など、今後の道東エリアに注目です。(本部 星野努)

北海道◆釧路/お客様からのうれしいニュース【新年度を迎えて】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2024年4月2日

『月刊ふるさとネットワーク』でも和琴半島特集を組み、売出されていた屈斜路湖湖畔の土地。東側の5つの土地が無事販売終了。国立公園内ですが区画割りがなされていためずらしい状態、それぞれ自然を第一に考える方々にご売却ができました。もっとも、これから山荘や森の中のヴィラが設計・建築されていき、現在の状況は変化することになりますが、元々の地主様も長い間維持管理に苦慮されており、良いバトンタッチができたと考えておりました。

出張先から戻ると、そんな地主様より嬉しいお手紙と新聞の切り抜きが机の上に。水量豊かで見事な釧路川、カヌーで全面通行されていなかったことに不思議に思っていましたが、道東に訪れてようやく2年経つ4月、何か変化の追い風になるような朗報と捉え、今後も道東・釧路管内を注目したいと思っています。(道東エリア担当 星野 努)

北海道◆道東エリア/道東エリアを巡る〜知床旅情から霧の摩周湖〜【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年9月19日

▲飛行機内より見える釧路湿原

北海道の東、道東エリアが人気です。今年の夏はすでに3回、北海道へ行ってまいりました。

現地案内人の松岡さんもフル稼働、物件は摩周湖や屈斜路湖で有名な弟子屈町(てしかがちょう)のものに加え、隣り町である標茶町(しべちゃちょう)の土地や世界遺産で知られる知床半島・斜里町の住宅など多岐にわたりました。

▲摩周湖第三展望台より

特に弟子屈町は長野県の富士見町と同じで、地籍調査(国土調査)が完了しているので、測量点のある面積計算簿や正確な地図(地籍図)が取得でき、役場職員の対応が親切なのも不動産業者として魅力です。


さて、本誌でも何度か「弟子屈町ってどんな所」と題してこの町をご紹介して来ましたが、今回は道東エリアの市町村を紹介してみたいと思います。

釧路市・・・人口約15,8万人。道東の中でも南東に位置する港町。国の施設など各種公的機関や大きなスーパーなど生活施設が集まり、郊外には新興住宅街も見られます。

6月から8月にかけて幻想的な霧が発生し、雄大な釧路湿原に注ぐ夕陽も印象的です。気候は25度を超えることは少ないので、市街地から車で30分ほどの内陸側にある「たんちょう釧路空港」に降りると、30度を超える羽田空港とはうってかわり、20度前後の気温で半袖を後悔することもありました。

ちなみに弟子屈町の西隣り、まりもで有名な阿寒湖のある阿寒湖町も、平成の大合併で釧路市に編入されました。

※弟子屈町は釧路総合振興局に属するので、経済的な結び付きはやはり釧路市。「町内会のバスツアーで厚岸まで牡蠣を食すツアーに行ってきたよ」、なんてお話も聞きました。弟子屈町は放射状に様々なスポットに行ける魅力を再認識。

網走市・・・人口3,3万人。オホーツク海に面した流氷の街。刑務所の名でも知られます。かつて「富国強兵」を掲げ、ロシア帝国による脅威を防ぐため、蝦夷地の開拓が急務であった明治維新後の日本において、釧路から囚人を移動させたのがはじまりで、囚人を労働力として使役させ、南の北見市までの中央道路開削工事を実施。過酷な労働条件と犠牲の上で開通したそうです。

今でも沿道には供養塔や石碑があり、網走監獄博物館でその遺構を見ることができます。高倉健さんの映画によって全国的な知名度となり、同時に怖いイメージが定着しましたが、現在では塀の無い開放的矯正施設として農場を開設、ブランド牛の飼育なども行われています。

内陸方向に南下して車で30分ほど行けば女め満別(まんべつ)空港。空港は平成の大合併によって女満別町と東藻琴村が合併して誕生した大空町にあります。

▲知床峠と羅臼岳

知床(しれとこ、斜里町・羅臼町)・・・平成17年に世界遺産に登録。原始性の高い大自然の中で貴重な野生動物が生息。海洋生態系の保全と、人間活動による適正な利用の両立の中、保護管理がされています。

日本百名山の斜里岳は内陸側で、海沿いに斜里町の中心があり、大きなスーパーやホームセンターなどが集まっています。

知床半島の玄関口であるウトロ漁港は市街地より車で約40分。町を支えてきた観光船事業は事故の記憶が新しいものの、自粛されていた小型観光船の運行が6月に再開。高台にある大きなリゾートホテルにも観光客が戻りつつある印象です。ウトロから知床峠を超えると、小さな港町・羅臼町に至ります。

「知床」はアイヌ語で「地の果て」を意味する「シリエトク」が語源とされ、一年を通じて様々な海産物が水揚げされるそうです。(本部 星野努)

 

北海道◆弟子屈町/無料で入れる和琴温泉をご存知ですか?【地域深堀り・のぞむ歴史紀行】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2020年10月14日

▲屈斜路湖を望める露天風呂。

屈斜路湖にある和琴半島は、一周約1時間のお散歩コース。半島付近にはキャンプ場や神社、硫黄が湧き出る場所があり、地熱が高く、冬でも凍らない場所があるなど、特異な景観が楽しめます。夏には多くのキャンパーが訪れる自然豊かな場所です。

その中でも無料で入れる混浴露天風呂は、屈斜路湖を望みながら入浴でき、地元の方からも愛されています。脱衣場はありますが、シャワーなどは無いのでシャンプー等は禁止となります。

これからの季節、湖畔キャンプやカヌーで冷えた身体を少し熱めの温泉につかりながら、紅葉や冬の景色を眺めて身体を温めるのは格別。24時間利用できますので、夜に星空を見上げながらや、夜明けの一番風呂も楽しめます。冬には白鳥を愛でながらと洒落込んでみては如何でしょうか。(本部 長内 望)

▲奥には脱衣場があり、少し離れると24時間トイレも設置されています。