田舎暮らしを語るうえでたびたび話題に上るのが、「獣害とその対策」。安曇野市の穂高有明地区を例にとれば、シカ、イノシシはあまり見られない一方、サルに遭遇することは間々あります。
安曇野市には、鳥獣被害防止対策への補助金制度があります。対象となるのは、獣用の侵入防止柵(電気柵、金網柵およびネット柵のみ)、侵入防止装置(電子防鳥機、大型回転体による防鳥機、音波による鳥獣駆逐装置)です。各々、補助率と限度額は下記のとおりです。(平成29年11月現在)
●侵入防止柵 柵の設置に係る資材購入費に対し、補助率:2分の1以内 限度額:10万円
●侵入防止装置の設置 装置の購入費に対し、 補助率:3分の1以内 限度額:8万円
申請窓口は農政課です。
必要な手続きをまとめると、
①交付申請 施設設置前に見積書等を添えて申請
②実績報告 施設の現地写真、領収書とともに報告
③交付請求 補助金確定通知を受けた後、交付請求
という具合です。
また、最近では「サル追い犬」、「モンキードッグ」というサービスもあり、大町市が発祥となって全国的に注目されつつあるそうです。(来年は犬年ですし)
必要に応じてうまく活用し、豊かな田園生活を楽しみましょう。 (本部・安曇野担当 大澤 憲吾)
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農林水産省 特集 鳥獣被害対策を考える(2)
対策その1 犬による追い払い大作戦
モンキードッグ発祥の地を訪ねて
http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1011/spe1_02.html