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栃木◆那須/元号またぎで仲間と感謝の宴!茨城からもろみが届き、孫娘の今年の田植え報告【那須高久の里山日記リターンズ】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店/高久 タケ子

2019年7月8日

4月30日 感謝の宴
先日いつもの仲間でお茶飲みをしている時、「平成最後の日に、感謝の宴なんてどうかな?」と誰かが言い出すと「宴だーいすき!」な我が仲間達は、二つ返事ですぐ決まりました。

その後心当たりに声掛けをすると、あっという間に18人参加することに・・・。そんな訳で今日は夕方6時から始まることになり、午後からこの「大宴会?」の準備を始めました。

メニューはいつもの「田舎膳」ですが、今回はスープ用の会津地鶏を持って来るという仲間がいたので、手打ちうどんを作り、ダシのきいた汁でおいしくいただくことにしました。

外は本降りの雨ですが、部屋の中はまるで暮れのカウントダウンを思わせる程の賑わいで大盛況です。途中で「ケーキ作って来たよ?!」とおいしい特製手作りケーキがサプライズで登場すると歓声が上がりました。そして平成に感謝のケーキカット?でその後、別腹を満たしました。

※平成最後と令和最初に食べた特製手作りケーキ。連日の別腹タイムに至福のひとときを過ごしました。

次の日、令和最初の昼食会を昨夜とほぼ同じメンバー同じメニュー(実は昨夜の残りもの)でやりました。途中で「今日も作って来たよ?」といつもの特製手作りケーキを取り出したので「エーッ!どうしたの?」と聞くと「今日は令和の誕生日でしょう?」と連日のケーキカットです。まるで昨夜からずーっと引き続き平成から令和への元号またぎの宴をやっているようでした。

※「平成」最後の日に感謝の宴。平成に出逢った仲間達で「ありがとう平成!」とカンパイしました。

5月9日 諸味が届く
今日は「醤油もろみ」が届き、香ばしいにおいが辺りに漂います。醤油の素になる「大豆」と「小麦」の麹を食塩の中に仕込んだものをつくば市の沼屋本店の方が届けてくれました。

「このままそーっとしておいて1週間後から撹拌する事」と毎年言われるのですが、どうしてなのか忘れてしまったので、質問しました。

「仕込んだばかりは塩分が下に沈み一週間後くらいに上下を混ぜると自然にペーハー(ph)を整えるんだよ。自然の力ってすごいんだよな」と理由を話してくれました。

昨年のコンニャク作りイベントの時に「大人の都合」で沼屋さんの諸味を使いましたが、初めて見るプロの諸味はサラサラで見るからに醤油でした。量も沢山でて、手抜きをした自分が恥ずかしくなり、今年こそ初心に返ってよーくかき混ぜ、サラサラ諸味を作るぞ!と気合が入ります。

※5月9日に届いた醤油諸味です。これが発酵して醤油になります。

5月12日 田植え
浦和に住む孫娘達も大きくなり(高3、中1)、もろもろの都合で日帰り田植えになりました。朝8時30頃到着した孫娘達は、お母さんに急き立てられながら、作業着の入っているケースからそれぞれ取り出し身支度を整えています。

田植え長靴を履き始めたらしいが「履けないよ!」と上の孫娘が言うと「もっと引っぱり上げなさいよ!」とお母さんの声がする。去年24・5㎝を買ったばかりなのに、1年でそんなに足のサイズが変わるのかな?と思いつつも聞こえないふりをした。すると「太いからでしょう??」と妹のほうの孫娘の声がして「それは禁句!」と今度はお母さんの声がする。

何とか身支度が整い、事務所脇の小さな「孫田」にいざ出陣!。

家族4人でそれぞれ自分の畝を決め、田植えが始まると何年もやっているので手慣れたもので、孫娘達も一人前に植えている。しばらくすると飽きが来たようなのでおやつを持って行くと、日陰の涼しい所を見つけてそこで「モグモグタイム」が始まるが、何が面白いのか姉妹でケラケラと腹を抱えて大笑い。腹ごしらえをして田んぼに戻った時には、ほとんど植え終わっていましたが、再び田んぼに入り空いている所を埋めるように率先して植えています。

※家族で「孫田」の田植えです。ここで収穫した米だけでは、少し足りないことを去年知ったようです。

しばらくして「お母さん足が戻ったよ?」と上の孫娘が報告しているので「どうしたの?」と聞くと、長靴が田んぼに吸い付いて抜けそうだったのが元に戻ったということらしい・・・。後で分かったのですが、田植え長ぐつがスネの中程までしか上がらず、そのまま田んぼに入ったとか。身支度の時に聞こえた「太いからでしょう??」の意味がこの時分かりました。

そして泥だらけの足元を見て「うわっ!むっちむち!久しぶりに見たわ」と思わず言ってしまった。すると隣にいた下の孫娘は透かさず「ばあちゃんシーッ!」と手で私の口を塞ぎましたが、後の祭りで「余計なことを言ってごめんね?」と謝りました。(那須店 高久 タケ子)

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栃木◆那須/道の駅伊王野で蕎麦を挽く【地域店・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店 / 高久 重廣

2017年3月7日

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道の駅ブームが続いている昨今ですが、農産物直売所や手打ちそばで有名な「道の駅・東山道伊王野」で、毎年2月に【寒晒しそばまつり】のイベントがあります。寒に入り水温が5℃以下になった時、現地を流れる三蔵川源流の清流に晒し、那須おろしの寒風で乾燥した玄そばは、アクが抜け甘味が増すそうです。

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今年も2月11日から19日までお食事処・水車館で【寒晒しそばまつり】が開催されました。当駅には、直径12mの巨大水車と5、6mの小さい水車があり、目印となっています。水車小屋の中には、直径2mの巨大な石臼があり、近隣で栽培しているそばの実を丁寧に挽いています。水車館でこだわって挽いたそば粉は、経験豊富なそば職人によって美味しいそばになり、行列が出来るほどの人気です。巨大石臼引きのそば粉は香りと味が格別で、我が家でも収穫したそばの実をお願いしています。そば打ち名人の仲間は、そば打ちの時水回しが始まると「よい香りだな~」と毎回つぶやいています。そして素人が打ったとは思えない程(職人芸?)、美味しいそばが出来上がります。

(ふるさと情報館・那須店 高久 重廣)

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