毎年取り組んでいる家庭菜園で、今年も20品目もの野菜が最盛期を迎えています。苗や関係資材と手間暇を考えるとスーパーで綺麗な姿の物を必要なだけ購入した方が安上がりなのですが、有機無農薬栽培にこだわっているので、決して姿・形は良くないが、何と言っても「採りたて」をそのまま口に出来る安心感と、自分が作った物は旨いという手前味噌な満足感があります。
そんな中で、毎年懲りずに訪れるのは「収穫ラッシュのお裾分け騒動」。イチゴ、キュウリ、トマト、ゴーヤ等は初収穫を待っている内に、たちまち朝採っても夕方には大きくなったり、赤くなったりで家族三人では食べきれなくて、無理やりお裾分け先を探す騒動が巻き起こる。その度に「来年は数を減らそう」と考えるのですが、なかなか懲りずに繰り返すのも「これも田舎暮らしの醍醐味」と考えて、ご見学者にも是非農的暮らしをおススメしようと思っているところです。(みちのく岩手事務所 佐々木 泰文)