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群馬◆嬬恋村/浅間山がつくりだした溶岩の世界【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2024年12月19日

▲標高約1350m。ゴツゴツした岩に囲まれた散策路。

群馬県吾妻郡嬬恋村にある鬼押出し園おにおしだしえんは、1783年に起こった浅間山噴火の際、溶岩流が凝固したことによって生まれた広大な溶岩地帯が特徴的な観光スポットです。

鬼押出しの名前の由来は、噴火の際に鬼が暴れて岩を押し出したように見えたといわれる事からついたようです。

園内には、見応えある奇岩が点在しており、火山活動の力強さを感じさせる不思議な景観が広がっています。

散策路は整備されており、四季折々の美しい風景が広がる中、のんびりと自然を楽しみながら歩けます。

▲5月中旬~10月下旬頃に見られるヒカリゴケ。

また園内の中央付近にある浅間山観音堂の一角には、周辺の景色を一望できる「見晴らし台」も設置されています。

特に、晴れた日には青空と黒い溶岩のコントラストが美しく、写真映えするスポットとしても人気です。

嬬恋村にお越しの際は、火山の歴史と雄大な自然が作り出したこの場所で、特別な体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。(本部 角南辰彦)

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鬼押出し園(西武プリンスホテル&リゾーツ公式ホームページ内より引用)

・営業期間:通年営業

・営業時間:8:00A.M.~5:00P.M.(最終入園4:30P.M.)
※季節により営業期間・時間の変更、または営業を休止する場合がございます。ご利用の際はご確認ください。

・駐車場:無料(乗用車750台・バス35台)

・鬼押ドッグラン入場料
鬼押出し園ご入園:¥550
ドッグランのみご利用:¥1,100

宮城◆白石蔵王/蔵王山の咳払い~火山活動【蔵王ツーリズム・遠刈田からの手紙】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2018年3月24日

2月早々、4年前の発令を繰り返すように蔵王山の火山活動が再発とニュースが流されました。火山列島の日本では、いつもどこかの活火山の咳払いが高感度のセンサーで捉えられて噴火警戒レベルを示されて緊急通報されます。

ほとほと困るのは、観光ヘの悪影響です。想定火口に近い市町村の一部だけに伝えられ、住民に万一を用心してもらえれば充分の、ごくごくの初期情報が瞬時に全国放送されることです。

御嶽山、箱根、草津と鳴動が続いたあとの放映でしたので、蔵王もやはり怖いという風評が発信されてしまいました。厳冬期で、山頂の想定火口の周囲1200mに近づくのはベテランのスキーヤーぐらいなのに、10㎞も離れた温泉街や多くの別荘地まで警戒され、観光客の敬遠を呼んでいます。

噴石はむろん、噴煙も見えず、感じる振動も全くありません。山頂に沢山埋められた感知計がかすかな微動を感じたという根拠ですから、何度空撮しても、いまは雪に埋もれて静かに眠る「お釜」が写るだけです。

大火事は一過性で済む事故ですが、噴火予測の風評は発令以後に何年も残って地域経済を苦しめます。安心、安全のための情報が住民を泣かすことがないように報道の仕方、表現には普段から工夫を考えたいものです。刺激の強かった草津本白根山噴火の報道はその点、上手で、噴火情報を逆手に使った宣伝になっていたのには感心しました。(白石蔵王駐在 渡辺 和夫)

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☆渡辺さんが経営する宮城蔵王・遠刈田温泉郷ペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
「ペンションそらまめ」で検索できます。

ペンションそらまめ