▲飯田市の夜景は味わい深く、是非宿泊旅行を検討して頂きたい。
ここ信州では、今年7年に一度の開催される行事として、善光寺の「御開帳」、諏訪大社の「御柱祭」、穂高神社の「式年遷宮祭」、飯田市大宮諏訪神社の「式年大祭」に合わせて行われる「飯田お練りまつり」があります。
今回は諏訪大社「御柱祭」の先駆けとなる3月25日から27日迄開催された「飯田お練り祭り」を紹介します。このお祭りは諏訪大社を一之宮と仰ぐ信濃国にあって、祭礼において度々神役に勤仕し、諏訪本宮の祭政を預かってきた由緒ある大宮諏訪神社の7年に一度の「式年大祭」で、諏訪大社の「御柱祭」に合わせて開催されるのが「飯田お練りまつり」です。
毎回約30万人の見物客が集まり、また飯田の各町内や近郷から参加する約30団体が「獅子舞」や「囃子」、「踊り」などを演じました。その中でも格式百万石の長さ100m、参加人数120人の大名行列と、他の獅子舞に類を見ない日本最大の全長25mの胴体を表す屋台を背負って30㎏の獅子頭を操る独特の「東野大獅子の獅子舞」、これが最大の見所。
なお、これらを演じながら飯田の街筋をゆっくりと「練り歩く」事から「お練りまつり」と言われるようになったとのことでした。今日まで数百年続けられており、信州の民族芸能の宝庫と言われる南信地域の代表するお祭りです。次回の7年後の大祭に是非見物にお出かけ下さい。(信州蓼科エリア案内人 星野 登美夫)
=====================
飯田お練り祭り
https://oneri.iidacci.org/
七年に一度の特別な三日間。この瞬間を見逃すな