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香川◆小豆島/島のパワースポット〜重岩~【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2024年6月29日

▲360度の絶景のなかに???が頭のなかで廻る様相。

高松港からの船で土庄港へ入港する少し前、右手に見える小豆島の上の方へ視線を向けると稜線のなかに一ケ所だけ〝ボコ〞っとした不自然なものが見えます。

それが重岩です。

そこへの道程は観光地的な飾り気はなく、静かな集落内の道を山間に進んで行きます。

途中までは車で行け、駐車場にはトイレもあり、「覚悟して行きなさい」ということを暗に示しているかのようです。

最初は想定内、お決まりの石階段。(段数は行かれた時数えてみては。そんな余裕はないかもしれません笑)

頂上に近づくにつれ勾配は急に。

最後の直前は〝崖〞を鎖を伝って登ります。

やっとのことで登りきると幅5mくらいの馬の背のような峰です。

360度の絶景は広がりますが、左も右も崖で落ちたら命の保証は無さそうです。

その峰の一番奥に縦横3mくらいの大きな一枚岩が、絶妙なバランスで鎮座しています。

誰もが「えっ?どうなったらこうなる?」という印象でしょう。

▲階段と崖を登りきった人だけが味わえるパワースポット。

実際いつ、どのようにできたか、誰が、どうやって、何のために作ったかは全く分かっていないそうです。

摩訶不思議!パワーを感じないはずはありません。

小豆島を訪れた時は是非立ち寄ってみて下さい。小瀬石槌神社の御神体です。(香川県担当 金澤和宏)

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重岩 小瀬石槌神社(土庄町公式ホームページより引用)
「天からパワーが降り注ぐ」注目のパワースポット

・アクセス:土庄港より約30分(車約10分、頂上まで徒歩約20分)

広島◆広島市/テンパールを上げる【本部スタッフ・不動産まめ知識】 

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2024年6月26日

▲時々「んっ!?」と思う不動産業界用語。

不動産業に携わっている人間からすると、ごく自然に出てくる言葉の数々は、必ずしもエンドのお客様がご存知とは限りません(と言いつつエンドユーザーという単語も、借主・買主側になる一般の方という業界用語)。

だからこそ私達宅建士は、不動産取引が人生初となるお客様にも十分契約内容を理解頂けるよう重要事項説明を行うことが、宅建業法第35条でしっかりと義務付けられています。

ですが北海道から沖縄まで、様々な方言や宅建協会が存在するように、不動産業界にも慣例に従ったご当地ローカルな業界用語も存在します。

その一部が「テンパールを上げる」です。

▲もし広島でお部屋探しをされている方がいらっしゃれば、営業マンにテンパールはどこに付いてますか?と質問してみてください。ほぼ間違いなく通じます。是非お試しあれ。

ここまで読んですぐ意味をお察し頂けた方は、なかなかいらっしゃらないと思いますが、それもそのはず。何故ならこれはほぼ広島県内でしか使われていない超ローカルネタですから。

住宅用分電盤、いわゆるブレーカーを製造している「テンパール工業株式会社」というメーカーが広島市に存在し、どういうわけか広島の不動産屋さんは、まず設備名の「ブレーカー」を会社名の「テンパール」と置き換えて呼びます。

当の私もむしろこれが全国標準だと思って呼んでいましたが、それが広島限定トークと知ったのは、上京後に他県の不動産営業と話して意味が通じなかったことがきっかけでした。(本部 髙橋瑞希)

長野◆上田市/海野町(うんのまち)商店街の運の石【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2024年6月23日

▲照明があるので夜も明るい。

海野町商店街は、今から約440年前、戦国武将の真田幸村の父、昌幸が上田の地の千曲川支流の河畔、尼ヶ渕に城を築くに際し、先祖の地、海野郷(現東御市本海野)から住人を移住させて町並みを作らせたのが起源とされています。

江戸時代には北国街道上田宿の宿場として繁栄しました。

海野町商店街に高市神社という神社があります。初代上田城主、真田昌幸が創建された由緒ある神社です。

祭神は「大国主(おおくにぬし)神」、「事代主(ことしろぬし)神」。

大国主神は大黒天、事代主神は恵比寿神として七福神にも数えられています。

▲右から左へ、左から右へ、何回もなでました。

境内に、開運と悪運除けがご利益の「運の石」という石があります。

真田昌幸が上田城築城の折に白鳥神社から霊力宿る石を授かり、それがこの神社の御神体になりました。

御神体には直接触れる事が出来ないので、昌幸・幸村の雌伏の地、和歌山県の高野山のふもと、九度山より縁ある神石を移し、「運の石」としてお祀りしてあります。

運の石には、なで方があり、右から左へなでれば悪運を払い、左から右へなでれば良運が開け輝かしい未来が約束されると云われています。

上田市を訪れた際は、運の石をなでてみてはいかがでしょうか?(本部 角南辰彦)

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海野町商店街 高市神社(海野町商店街公式ホームページより引用)
上田城築城の際、一緒に作られた「楽市楽座」の神社

所在地:長野県上田市中央2丁目9

東京◆本部/海外での携帯電話問題【北の国から・制作スタッフ進行日誌】

この記事の投稿者: 編集

2024年6月20日

▲日本人にも人気のバインセオ。

去年の夏からここ最近にかけて周りで海外旅行へ行く人が増えました。

円安なのでアメリカやヨーロッパ等は行くのを躊躇いますがアジア圏なら比較的安く行くことができます。

そんな私もGW間近にベトナムへ行ってきました。

海外旅行で真っ先に気になるのは携帯をそのまま使えるのかどうか。

海外で携帯をそのまま使うと高額請求されてしまうイメージがあるので、ポケットwiFiをレンタルしようと思ったのですが、調べていくうちに渡航先で使えるプリペイドSIMの存在を知りました。

▲プリペイドSIM。

某ショッピングサイトで国と渡航期間を入力するとそれに合ったSIMが販売されています。このSIMは現地で利用できるか事前に確認がとれるので一安心です。

1つ注意して頂きたいのがプリペイドSIMはSIMフリーまたはSIMロック解除済の端末でしか利用できません。

またSIMの入れ替えなど多少手間なので、この手間を厭わないという方にはおすすめです。

もう一つの方法としてah〇moであれば申込みや追加料金不要で海外91の国・地域でデータ通信が利用できます。

▲データローミングオフ時。▲データローミングオン時。

設定も簡単で設定アプリのモバイル通信をタップしデータローミングをオンにするだけで海外利用ができます。

SIM購入後にこのことを知った私は、せっかくah〇moを使用しているので、試しにデータローミングをオンにして利用してみました。

気になっていた通信速度は日本で使用しているときと全く変わらず、しかもwiFiの持ち運びもいらず、SIMの入れ替えもないのでとても快適に利用することができました。

1つデメリットをあげるとするとギガが減ってしまうので残りのギガが少ない方はポケットwiFiかプリペイドSIMをおすすめします。

かくいう私も残りのギガが少なかったので結局プリペイドSIMを利用し、結果的に両方試すことができました。

最後に、SIMの入れ替えは飛行機が着陸する少し前がおすすめです。(本部 菊地美穂)

福島◆檜枝岐村/近くて遠い会津最奥の秘境「ひのえまた」【本部スタッフ・ふるさと見聞録】 

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2024年6月17日

▲檜枝岐村の家屋は特段条例等で指定されているわけではないものの、景観統一の面でほとんど赤い屋根となっており、赤くすると村から助成金が出るとのこと。

国内最大級の山地湿原が広がる観光地「尾瀬国立公園」は、その唯一無二の自然風景から今日に至るまで多くの登山客を惹き付けている。

尾瀬へのアクセスは、群馬・福島・新潟県側からの計6ルートがあり、そのうち福島県側は檜枝岐村の沼山峠となるが、この村名を初見で読める方はそう多くはいないのではないだろうか。

檜枝岐村開村の歴史は、日本史語呂合わせでお馴染み「鳴くよ(西暦794年)うぐいす平安京」の今から約1200年前まで遡る。

当時平安遷都に伴う権力闘争に破れた藤原氏の落人がこの地に住み着いたのが始まりとされ、その後西暦1200年頃に源平合戦で破れ、全国各地に伝説のある平家の落人が住み着き、西暦1600年頃の戦国時代に織田信長軍より追われた楠木氏の落人も住み着いたことで村が形成されていったという。

そして檜枝岐村のほとんどを占める三大苗字は、「星」姓(約5割)が藤原氏の末裔、「平野」姓(約3割)が平家の末裔、「橘」姓(約1割)が楠木氏の末裔とされている。

▲村名物の檜枝岐歌舞伎は、江戸時代にお伊勢参りで江戸を訪れた村民が、そこで見た歌舞伎を見様見真似で村に広めたのが始まりという。

檜枝岐村はその名前の通り、良質な黒檜が産出されたことが由来で、昭和30年代まで村の基幹産業は林業だった。山で働く男性は沖縄の「海人(うみんちゅ)」とは対照的に「山人(やもーど)」と呼ばれ、豊富な山菜や裁ち蕎麦、イワナや焼き餅など山間部ならではの山人(やもーど)料理が特徴だ。

昭和40年代に尾瀬観光開発が進み、村が主導となり林業から観光業への転換を図ったことで財政が好転。村の2割以上の世帯が民宿業に転換したことで、次第に尾瀬の玄関口として登山客を中心にその名が知られるようになった。

加えて1986年に浅草と南会津を結ぶ野岩鉄道会津鬼怒川線が開通したことで、陸の孤島であった檜枝岐村への交通アクセスも幾分か改善された。

▲東京から高速利用で片道4時間強(約250km)。浅草駅から特急リバティと路線バス利用で片道4時間20分(現行運賃6,530円)。

しかしながら檜枝岐村は落人伝説があるほど今なお山深い奥地なのは確かで、東京駅から直線距離で約150㎞と那須高原に訪れるのと同じ距離にも関わらず、まず日帰り観光は考えられない場所であるのも事実。

▲会津高原尾瀬口駅から発着している会津バスが、檜枝岐村へ向かう唯一の定期公共交通機関。毎年11-4月が1日2往復、5-10月が1日4往復運行されている。

最寄りの会津高原尾瀬口駅からも車で片道約1時間(約50㎞)かかり、(離島を除く本土で)ふるさと情報館史上、最寄り駅から最も離れた市町村と言っても過言ではない。

そのためこの地へ移住することは、単に売買代金を支払い移転登記を済ませるということ以上に、気候・生活・交流面で相当の覚悟が必要だろう。

だがコアな檜枝岐ファンのリピート率は相当なもので、檜枝岐の自然・文化に魅せられて何十年と通い続ける方も珍しくないとか。

そんな尾瀬の玄関口「檜枝岐村」にまだ訪れたことのない方は、是非一度観光で訪れてみることをおすすめしたい。

都市部では決して手に入らない自然の恵み・人の温かさを、思う存分五感で味わうことの出来る今や数少ない市町村、それが会津最奥の秘境、檜枝岐村である。(本部 髙橋瑞希)

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ひのえまた暮らししませんか?? 檜枝岐村役場公式ホームページ「移住・定住」より
※役場ホームページ内に「移住ガイドブック」あります。ぜひ参考にしてください。

☆檜枝岐村取り扱い物件

物件番号17845T ペンション

VR内覧 1階

VR内覧 屋外+2階

福島◆南会津町/ミイラのその後・・・!?【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2024年6月14日

▲移住先の物件に畑が付いていたこともあり、「菌ちゃん農法」で安心安全な野菜つくりに取り組んでいます。

ミイラ取りがミイラになった初老のその後、皆様田舎暮らしで大変だとお思いでしょうが、実は大いに満喫しております!

私が移住した南会津町の糸沢集落は標高約600mなので、まず空気が違います。

周辺には蕎麦屋さんも多く、どの店舗も美味しいのと、近場の温泉の泉質も最高で頻繁に利用しています。

不便?なのかは考え方1つですが、最寄りのスーパー・コンビニ・ホームセンターのある田島市街地まで車で約10分なので、移住して1ヶ月過ぎ今では慣れました。

さて、ふるさと情報館の話ですが、こちらに移住した要因の一つである空き家探しの仕事をしていて思うのは、やはりどの集落も空き家が非常に多い点です。

最近TVでも頻りに取り上げられている相続問題、解体費用高騰と、幾つか原因はありますが、売却のタイミングだけは逃すと大変です。

屋根材が剥がれたり、壁が崩れてきてからでは、正直お売りするには厳しく手遅れです。


▲南会津町もペンションを取り扱っております!

最近はバブル期に建てられたペンション・別荘等の売却依頼が多く、当時建てられた所有者様が年齢の関係で手放されるパターンが殆どですが、物件状態の割には価格がお手頃なので、おすすめの一つです。

またふるさと情報館様の長年の実績の賜物と思いますが、ペンションオーナー様の横の繋がりで、次々と売却依頼が来ています。

バブル期を経験している私としては少し寂しい気持ちもありますが、これも時代の流れで仕方のないこと。次の方が有効活用してくれるなら結果ヨシです!(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

福島◆南会津町/アロマワークショップ+南会津移住相談会を開催します!【イベント紹介】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2024年6月11日

2024年6月22日(土)にふるさと回帰支援センター・セミナールームB(東京都有楽町・東京交通会館8F)で、

会津地方のU・Iターンセミナー・アロマワークショップ+移住相談会を南会津地方振興局が開催します!

開催時間は18:00-20:30(受付:17:45~)で参加費は1,000円(WS材料代・当日徴収)となります。

 

当日は南会津町を中心に活動中の(株)一十八日・エリアマネージャーの小平智子氏もいらっしゃいますので、

南会津地方の移住にご興味がある方はぜひ足をお運びください!

和精油や南会津についてご興味のある方は大歓迎です。

ワークショップのみの参加も可能ですので、皆様のご来場を心よりお待ちしております。

 

予約締切は6月13日(木)、事前申込制で参加定員は15名までとなりますので、

ご予約はお早めにお願いいたします。

 

【お申込み・お問合せ先】

福島県南会津地方振興局 企画商工部地域づくり・商工労政課 移住コーディネーター

●電話:0241-62-5207(平日 09:00-17:00)

●E-mail:iju-minamiaizu@pref.fukushima.lg.jp

※電話またはメールでのお申し込みも可能です

 

【株式会社一十八日(じゅうはちにち)様ホームページ】

– 一十八日ホームページ (18th.co.jp)

 

【福島県南会津地域振興局様ホームページ】

南会津地域への移住をお考えの方へ – 福島県ホームページ (fukushima.lg.jp)

 

【おいでよ!南会津様ホームページ】

おいでよ!南会津。 (aizu-concierge.com)

青森◆八戸市/ウミネコ神社〜青森県八戸市・蕪島(かぶしま)〜【みちのく岩手・新遠野物語(番外編)】 

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

▲早朝の蕪島神社、ウミネコが人々を迎え撃つ?

皆さんは先の大型連休はいかがお過ごしでしたか?

ニュースで空港や自動車道、観光地の混雑の様子を見る一方で、みちのく岩手事務所のある遠野市をはじめ岩手県内の町々は人手がいつもより少なく感じられました。

ここ数年抑えられていた反動で県外へ出かけられた方が多かったのかな?と感じました。

GWこそゆっくりと過ごした私ですが、連休前の4月にお隣の青森県に小旅行をしてきました。

旅で訪れたのは自身9年ぶりとなる八戸市の蕪島(かぶしま)、島のてっぺんに建つ蕪島神社は2015年の火災により焼失してしまったのですが、2019年に再建、火災の数日前に訪れていた私にとって再建後ようやくの参拝でした。

▲彼らの熱い歓迎をうけます。

島に神社、それだけで画になる蕪島神社ですが、ここの特筆ポイントは別にあります。ウミネコです!!

その繫殖地として国の天然記念物に指定されているだけあり、島にはウミネコがいっぱい!!

名前の由来の〝ニャーニャー〞を余裕で通り越した鳴き声が響きわたります。

▲ビニール傘の無料レンタル、助かります。

ウミネコ達の空からの〝落とし物〞もここの名物で、島にはなんとソレ対策の傘の貸し出しコーナーもあります。

慣れた地元民の中にはノーガードの強者もいましたが、観光客は皆さん珍しがりながら利用していました。私も全力で推奨します。

運をつける為に〝ウン〞がつく覚悟も必要な蕪島神社なのでした。(みちのく岩手事務所 佐々木敬文)

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八戸市・蕪島神社(公式ホームページより引用)
青森県八戸市の蕪嶋神社は、弁財天をまつり、商売繁盛、漁業安全の守り神として、古くから地元の人々の信仰を集めてきました。
また「蕪島」はウミネコの繁殖地として知られ、国の天然記念物に指定されております。

所在地:青森県八戸市大字鮫町字鮫56-2

主な催事:東日本大震災慰霊祭(三月十一日)、ウミネコ巣立祭 [ 平成 27 年から ]・ウミネコ塾(海の日/七月第三月曜日頃)、大晦日大祓い/干支花火昇運祈願祭 (大晦日)etc.