岩手◆遠野市みちのくだより

本部・地域担当より

遠野郷八幡宮遠野市松崎町の八幡山の麓に鎮座している遠野郷八幡宮は、

文治五年(一一八九)奥州平泉藤原氏を追悼した源頼朝が従軍の武将阿曽沼広剛に遠野十二郷を賞賜され、

松崎町駒木堀合館に居を構え源氏の氏神である八幡神を祀り遠野を統治したことに始まるそうです。

その後時代を経て、阿曽沼家が没落し盛岡南部藩に統括されました。

▲遠野郷八幡宮拝殿。

寛永四年(一六二七)に本家盛岡南部藩主利直より分家格として八戸からから南部直なお栄よしが遠野に入封されて

一藩に準ずる権限を与え統治させました。 八幡宮は源氏の氏神でもあることから、社地を鍋蔵城の鬼門である驚岡山(現在地)に賜って、

流や ぶさめ鏑馬用の馬場も造営して祭礼を盛大にしたと伝えられ、現在に至るさまで三百六十年以上脈々と続けられてきました。

▲参道。

近年は九月十五日に例祭を厳粛に催行していますが、神輿巡行、神楽、鹿しし踊り、さんさ踊り、田植え踊り、虎とら舞まい、山だ車し等々

六十を超える 郷土芸能は九月十九日土曜日、二十日日曜日開催日の「日本のふるさと遠野祭」(遠野市、観光協会主催)と日程を合せて、

神社境内の馬場で流鏑馬の奉納と郷土芸能の馬場めぐりが行われます。

この両日をご体験いただければ、遠野の魅力が凝縮されています。

▲流鏑馬用馬場風景。

(みちのく岩手事務所 佐々木 泰文)

投稿者プロフィール

みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 
みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 ふるさと情報館・みちのく岩手事務所 所長・スタッフ
元JA職員で都市と田舎を結ぶ取り組みを約15年担当者として務め、退職を機にふるさと情報館・みちのく岩手事務所所長として一念発起。民話の宝庫・岩手県遠野市在住にて、地元神社の神主としての顔もある。令和3年よりデジタルを駆使して後方支援していた息子も全面的に加わり情報発信いたします。

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