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福島◆会津若松市/会津地方移住の覚悟【地域駐在スタッフ・福島「六十の手習い」だべ】

この記事の投稿者: 福島・会津エリア案内人 / 馬場 和弘

2024年4月13日

▲会津の冬

今回は「覚悟」というフレーズでの出だしになりますが、敢えて会津地方への移住を検討されている方へ案内人として厳しいアドバイスを!

会津地方の物件購入を決断され移住される方が本当に多いので心より感謝しております。

「覚悟」と言いますと大げさですが意外に重要で主に次の五項目になります。

▲地元の人との付き合い

①「地元の人との付き合い」
これは全国どこでもある事ですが会津地方は集落の人達と草刈り、川ざらい(清掃)、祭事手伝いなど普通にありますが、地元に溶け込むにはこれが一番大切です。

②「冬の厳しさ」
ひと昔前は「豪雪」でしたが、現在は当時の半分か三分の一程度ですが多いのに間違いないです。除雪機も必須になります。

③「車について」
間違いなく4輪駆動をお勧め致します。

④「衣・食・住」
衣・食→田舎ですが店舗は在りますがちょっと離れています。コンビニは期待しないで下さい。
住→冬の厳しさという事は寒いと言うことなのでそれなりに暖房費(光熱費)はかかります。

⑤「会津の三泣き」
初め会津人の「よそ者」に対する厳しさに泣き、二回目は会津人の温かな心と人情に触れて泣く、三回目は会津を去る時に離れることのつらさに泣くというものです。

会津人の人情ヤバいです。(福島エリア現地案内人 馬場和弘)

東京◆本部/チャドクガに注意!【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2022年8月29日


栃木県北部某所。数年空き家状態だった別荘の売却依頼。敷地は繁茂した熊笹が下り重り、地面、境界、起伏は然り、浄化槽も何処にあるか不明。ここは運動を兼ねて刈り払い機の出動。そこでは椿の葉に「毛虫」が沢山いました。

一時間半ほどで作業を終え、長靴を脱ぎ逆さにするとその「毛虫」がどさっと、落ちてきたではありませんか!・・・時既に遅し。靴下を脱いでみると足首に赤い斑点が沢山。どんどん痒くなってきます。

更に厄介なのは〝とびひ”します。手やもう片方の足にまで赤い斑点と痒さが広がり、掻けば掻くほど悪循環。見た目は火傷のケロイド。インターネットで症状から虫の種類と対処法検索すると、「チャドクガ」という「毒蛾の幼虫」と判明。ステロイド軟膏を塗り捲りカーゼを巻き、毒針はかなり小さく何十本何百本と刺さっているので、抜くのは難しく粘着テープで取るのが効果的なんだとか。その時履いていた靴下は毒針が残っている可能性があるので捨てた方が良い・・・らしい。

この原稿を書いているのは事件から一週間経過していますが、症状はやっと落ちついた感じ。蚊とは比べものにならない厄介さと痒み。「チャドクガ」は住宅地や公園にもいます、皆様くれぐれも触れたりしないように。

この似たような文章、どこかで似たものを見たような気がします。
「あっ、マダニに注意。2020年8月号だ!」(本部 金澤和宏)

 

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チャドクガについてのQ&A(世田谷区HP)
https://www.city.setagaya.lg.jp/チャドクガ

東京◆本部/草刈りで健康的に【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2021年8月22日

四十代最後となる本年度、お医者さんから一つの課題を宣告されました。放っておくと捉え方によっては重大な事案になるようなこと。いつも本情報誌をご購読されていらっしゃる諸先輩方には皆迄ご説明しなくともおおよそ察しがつかれるでしょう。

「まずは体重を減らしましょう」と。

見た目はそれほど肥満体型ではないと自覚していますが、体の内部は誤魔化せませんね。お医者さん、栄養指導の先生曰く、「簡単ですよ、食べ過ぎないことと適度な運動です」の一言。専門的に言うと「私の一日の基礎代謝量1800(kcal)以上食べないで、少し体を動かしなさい」という内容。三食お腹いっぱいには食べられませんが、そこは徐々に慣れてくるものです。

あとは適度な運動。田舎暮らしを始めると元気になった、というお話をよく聞きます。それは都会にいた時よりも体を動かすことが多くなった、それが健康に良いのでしょう。

体を動かす=外仕事≒庭仕事≒草刈り、という自己解釈。試しにお客さんの住宅敷地約1000坪を刈払機で草刈りを実施、要した時間は2時間。その後、体重計に乗ってみると一の位の数字が「1」小さくなっているではありませんか。

敷地も自分もきれいに、これは良い!田舎暮らしは草との闘いですが、その先には健康というご褒美も付いてきます!今更ながら田舎暮らしの良さを身を持って実感しました。(本部 金澤 和宏)

▲腰を捻るのがいい刺激になります。

東京◆本部/しぶとい雑草との奮闘【地域深堀り・のぞむ歴史紀行】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2021年8月10日

暖かくなる春から急速に元気になる草花たち。花が咲き、新緑が広がるのは、何とも言えない嬉しい気分にさせてくれます。時期を同じくして、ひっそりと成長と増殖を始める雑草たち。5月の連休にはすっかりと大きくなり、慌てて刈払いをしても、しっかりと根をはりめぐらせ、1ヶ月もすれば元通りになってしまします。

風にのって、鳥のフンに交じって、人や動物にくっついて・・・あの手この手で運ばれてきた種が発芽したり、地中に潜む根や茎が、その時を虎視眈々と待っています。

菜園の予定が無ければ、除草剤を撒いたり、砂利を敷いたりと手軽な対策がとれますが、田舎暮らしの醍醐味の一つ『家庭菜園』を楽しみたい方は、除草剤は避けたいところ。力任せに抜けば、根が残り元の木阿弥。しっかりと根まで抜きたいですよね。

ホームセンターには除草グッズも多くあり、どんどん新しいアイテムが出ています。人力で大変!と思われる方は、ヤギなどの動物の力を借りるのも良いでしょう。最近では、ロボット芝刈機も販売されており、表面はヤギやロボットの手を借りて、根っこだけ人力で抜ければ、「草刈で一日が終わってしまった!」なんて事も少なくなるかもしれません。(本部 長内 望)

東京◆本部/隣人との出会い、助け合いに【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年5月28日


売却依頼を受けて現地に行くと、草が生い茂り土地の形がわからない事が多々あります。刈払機で手に負える程度であれば、売主様にお願いしますが、竹が生い茂り、個人の手には負えない様な時は、造園屋さんにお願いすることもあります。

先日は刈払機で手に負える程度でしたが、売主が遠方にお住まいで依頼を受けました。ところが、刈払機の調子が悪くなかなかエンジンが掛かりません。暫く試していると、近所の方が出てきて刈払機を貸して頂けました。おかげで、無事に草刈りが終わり、土地の形も見えてきました。

その後も色々と気にかけて頂き、アドバイスを頂いたり、集落の事を教えて頂いたりと助けられてばかりです。都会では隣人の名前も知らずに暮らせていますが、田舎では一人で生きては行けず、近隣との助け合いで成り立っています。田起こしや田植え、作物の収穫や仕分けなど、機械化が進みながらも、人力でしか出来ないことも多々あります。隣家との距離は都会より離れていますが、都会よりももっと近い隣人との出会いも楽しみの一つです。
(本部 長内 望)