もうすぐ冬季オリンピックの開幕ですね!フィギュアもスキージャンプも楽しみですが、ここ諏訪エリアでは何といってもスピードスケートで昨年世界新記録を出した小平奈緒選手に大きな期待をかけています。
というのも、小平選手は茅野市出身。地元紙「長野日報」では連日のように小平選手が一面を飾ります。競技のときのするどい目と圧倒的な速さとはうってかわって、ふだんの笑顔がかわいいですよね。我が家でも「奈緒ちゃん」の活躍をテレビにかじりついて応援する予定です!
諏訪~北杜エリアのお家芸といえば、スピードスケート。小淵沢には400mトラックの「県営八ヶ岳スケートセンター」があります。11月20日の「山梨県民の日」から2月11日祝日まで無休でオープン。一般来場者に加え、北杜市内の小中高生のスケート選手が練習場として利用し、12月末から1月末まで毎週のように記録会や競技が行われます。富士見町や原村の選手も参加し、県をまたいで競い合うのです。
テレビで見るような競技場と違って、ここは山と松林に囲まれた屋外リンク。凍てつく寒さも八ヶ岳おろしも吹雪も直接浴びる環境です。雨が降ったり暖かい日は氷が解けて滑れません。ですが、標高1000mの高地ではまた、記録も出やすいといわれます。
空気が薄いのがその理由だとか。小淵沢と大泉の小中学校にはスポ少スケート部も。選手には移住の子供たちも少なくありません。昔は田んぼや校庭に水を張ってスケート場にしたそうですが、温暖化した今ではそんな光景はほとんど見られなくなりました。
でも標高の高い原村の小学校では今でも校庭に水を撒いて全児童がスケートをしています。原小児童のお母さんいわく「晴れた日はとにかく寒い!でも子供たちは早く滑りたいからかじかむ手でがんばって靴ひもをしばるんです」。
校庭リンクの整備は地域の人や保護者がしています。私はマイスケート靴買っちゃいました。子供と一緒に最低週イチ通います!(富士見・原村案内人 伊藤 やよい)
投稿者プロフィール
- 元八ヶ岳事務所スタッフ。小淵沢町・淵の音太鼓で篠笛を行い、たまに司会、朗読会も開催。フットワーク軽くクラフトマンやショップのネットワークも広い。2女1男を育てながら石屋の若おかみとして『石やころころ通信』を発行、山梨・長野・両県にかけてファンも多い。「上級終活カウンセラー」