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東京◆本部/久々の出張を通じて感じたこと【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2022年11月5日

▲出張のイメージ図。北は北海道、南は九州まで行っています。

昨年に比べ出張費が増えていると会議で指摘がありました。

不要不急の外出、県をまたぐ移動の制限がかかった2年前を思い起こせば、外出することに抵抗がほとんどなくなり、10月初頭まで半袖で出かけられた令和4年は、確かに初めての地域が多くありました。

関東と関西の中間点、何度も足を運んだ信州長野県。田舎暮らしを満たすほとんど全てを兼ね備えたオールマイティなエリアで、やはり信州を基準に他エリアを見ていることに気づきます。

まずは北海道・道東エリア。古代・原生林がそのまま現代に残る大自然と見事に整備された美しい牧草地の稜線は、白駒池の原生林や車山高原を思い起こし、ただここまで雄大なものを本土では見たことがありません。

市町村の移動は数時間単位の移動を伴い、明治開拓使時代やアイヌ文化の息吹きに今でも触れられる、そんな気がして止みません。

▲各所各所の文化を体感できるのも出張の醍醐味です。

一方、関西西日本、京都・大阪を中心に3時間圏内の移動はとにかく文化・歴史の濃密さを感じます。

京都でレンタカー、信号待ちでふと横を見ればそこは羅生門跡。大山崎・天王山を抜け東西南北どこへ向かっても、教科書に出てくる名所旧跡の宝庫。新幹線で駅を降り立った際に耳に入る関西弁を聞いただけで気分が高揚します。(本部 星野 努)

東京◆本部/浄化槽種類の見分け【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2022年10月30日

▲田舎暮らしでも下水道の設備は大事です。

田舎では公共下水道が整備されているところが少なく、今でも汲み取りトイレ物件があります。そのような地域で水洗トイレに改修する場合は住宅毎に浄化槽を設置する必要があります。

昔、分譲地では集中浄化槽というそのコミュニティーだけの大きな浄化設備がありましたが、管理維持の困難さのため今は見なくなっています。

水洗トイレへの改修費用を一番抑えられる方法は「簡易水洗」という、見た目は水洗トイレで水が少しだけ流れます。ただ、浄化はしませんので汲み取りが必要で、水を流す分便槽の溜まりが早いので注意が必要です。

浄化槽には単独(トイレのみ浄化)と合併(トイレ、浴室、台所、その他の雑排水全て浄化)の2種類があります。

▲単独浄化槽 丸い蓋が2つのものが主流。蓋の下にそれぞれ槽がある。

合併浄化槽 丸い蓋が3つのものが主流。3つでも単独浄化槽のものもあります。

▲メーカーによっては新しいものは蓋2つでも合併浄化槽の場合があるので要注意。

浄化槽法では昭和40年代から使用されてきた単独浄化槽は、平成13年4月1日から製造、販売が禁止され、それ以降は合併浄化槽のみとなっています。

ただ、単独浄化槽の住宅は使い続けて大丈夫であり、自治体によっては、合併浄化槽への転換工事費用の助成金もあります。

物件見学の際には単独なのか合併なのか注意して見てみて下さい。(本部 金澤和宏)

福島◆奥会津/11 年ぶりの復活!国内屈指の絶景ローカル線【本部スタッフ・全国乗り鉄漫遊記】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2022年10月22日

▲秋には燃え盛る紅葉の渓谷をゆっくり走るディーゼルカー(只見線早戸~会津水沼)

2022年10月1日から国内外問わず人気の高いローカル線「JR 只見線」が全線で運転を再開します。

この路線は11年前の東日本大震災から4ヶ月後の豪雨災害により、只見線の中間に位置する会津川口駅と只見駅の間は11年間不通となっていました。

只見線はたびたび旅行雑誌や旅番組にも取り上げられ、好きなローカル線ランキング等でも常にランキング上位をキープ。

その四季折々の景色が美しさは国内だけに留まらず、中国や東南アジアからも観光客が訪れるほど。

そんな只見線は人口希薄地帯を走行することから、不通区間は1日たった上下3往復と、運行本数は常にワーストランキング上位に入っている赤字路線。

このことからJR は被災後に鉄道運行を廃止し、バス転換を沿線自治体に提案したものの、依然として反対の姿勢を貫いていました。

ただし復旧したとしても赤字であることに変わりはなく、結果的に列車の運行は引き続きJRが、鉄道施設の保守管理を福島県が費用負担する「上下分離方式」を採用することで運行再開が実現しました。

沿線の紅葉シーズンは例年10月下旬から11月上旬頃。全線通しでの運行本数は被災前と変わらず、1日3往復と少ないものの、車窓から広がる絶景を見に、この秋は奥会津の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。(本部 高橋瑞希)

 

北海道◆弟子屈町/弟子屈町ってどんな所・・・(2)【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2022年10月13日

▲エア・ドゥの飛行機までは場内バスで移動します

道東エリア・弟子屈町に行くには北海道の翼・エア・ドゥの利用が便利です。

羽田空港から釧路空港まで約1時間20分のフライト。9月1日現在で1日2便、7時40 分発9時20分着と16時15分発17時55分着があります。

現在のエア・ドゥ社はANAとの包括提携契約を行い、機内では共同運行便とアナウンスされていました。

飛行機に乗る前は保安検査で30分程度かかり、特に釧路便は搭乗口が遠く、空港内もバスで搭乗場所まで移動が伴うので、さらに余裕ある時間設定が必要です。

座席は約140席で左右両側に3列シートが並ぶボーイング社製。1時間20分の空の旅は、ドリンクサービスが終わるとあっという間に到着する印象です。

▲釧路に着陸体制に入れば雄大な釧路湿原を一望できます。

正式には「たんちょう釧路空港」と表記され、海岸から約5㎞、市街地から北西に約22㎞の丘陵地にあります。

到着ロビー内には各社レンタカーカウンターが並んでいるので、事前に予約した会社で手続きすると空港内にある事務所まで送迎してくれます。レンタカーを利用せず釧路市内で宿泊される方は連絡バスで市内へ約45分です。

湿地に囲まれ、霧で有名な道東エリアは、出かける前に快晴でも一枚羽織れるものを準備した方が良いでしょう。弟子屈町までは北へ約70㎞、雄大な景色が広がっていきます。(本部 星野 努)

※欄外メモ:釧路レンタカーでは9月まで期間限定でキャンピングカーのレンタルなどもあるようです。

※「弟子屈町ってどんな所・・・(1)」はこちらから。

※「弟子屈町ってどんな所・・・(3)」はこちらから。

🌸弟子屈町の物件は<u><strong><a href=”https://furusato-net.co.jp/bukken/searchResult.php?address1=%E5%BC%9F%E5%AD%90%E5%B1%88%E7%94%BA&amp;pref_code=1″>こちら</a></strong></u>
<a href=”https://furusato-net.co.jp/bukken/searchResult.php?address1=%E5%BC%9F%E5%AD%90%E5%B1%88%E7%94%BA&amp;amp;pref_code=1″ target=”_blank” rel=”noopener”><img class=”aligncenter wp-image-22794 size-full” src=”https://furusato-net.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/08/teshikaga_bukken.jpg” alt=”” width=”800″ height=”167″ /></a>

東京◆本部/地域の言葉は受け継がれている文化【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2022年9月22日

▲各地域ごと異なる文化に触れられることも営業の醍醐味です

先日、北関東にある某ホームセンターへ仕事の関係で買い物に立ち寄った時のこと。

店員さんに商品を自家用車まで運んで頂いた帰り際、(私の)大宮ナンバーを見て一言「埼玉からいらしたのですね、どうりで話言葉(発音)がきれいなので地元の人ではないな、と思いました」と言われました。

埼玉と隣同士にも係わらず、言葉(方言)は大きく違うものだと今更ながら実感しました。

南北に長い日本、言葉(方言)はその地域に受け継がれてきている生の文化でしょう。

時には面と向かい合って話しても、日本語?と言う感じで何を言っているのかさっぱり解らない時もあります。

ひらがな四十六音の言葉を全部使わなくて会話が成り立っているような感覚さえ覚えます。

地方の田舎、特に年配者の方々ではそれが顕著に出ます。

特に今はマスク越しが相重なり、時々「すみません」と聞き直すこともしばしば。

若い人は意識して標準語で話してくれる方が多いように見受けられますが、一旦身内や地元の人との会話では方言になるという、当にバイリンガル!営業柄、言葉遣いや発音は常に標準語を意識しています。

以下新潟弁「ほ?んに日本語は難しすけ、また、面白っけな、と感じながら全国を廻ってらんだて。」(標準語訳、本当に日本語は難しく、また、面白いな、と感じながら全国を廻っています)。(本部 金澤和宏)

栃木◆日光市/行こうよ、新しい日光X 鬼怒川へ【本部スタッフ・全国乗り鉄漫遊記】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2022年9月19日

▲東武線の駅や車内に掲出中のスペーシアX

栃木県の代表的な観光名所といえば、日光や鬼怒川があります。

日光・鬼怒川へ観光で行ったことのある方の大半は、公共交通機関を使ったことがあると思いますが、その中でも東武鉄道の「特急スペーシア」抜きで日光・鬼怒川の開発の歴史は語れません。

かつて国鉄(現在のJR 東日本の前身)と東武との間で熾烈な輸送競争が都心~日光にありました。

前者は途中の宇都宮駅での方向転換による所要時間の問題、後者が浅草駅という山手線沿線に接続していないターミナルの利便性の問題という欠点を抱えていました。

しかしその後の東武側の全力の設備投資により、昭和後期になると東武が輸送シェアをほぼ全て占めるようになっていました。

東武にとって日光特急はまさに会社の看板商品であり、歴代車両を見てもどれもその造形美や車内設備の豪華さには目を見張るものがあります。

来年7月15日には新型車両「スペーシアX 」が運行開始されることも決定しています。

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特急スペーシアX 特設サイト
https://www.tobu.co.jp/spaciax/

特急スペーシアについて(東武鉄道HP)
https://www.tobu.co.jp/railway/special_express/vehicle/spacia/
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座席のグレードも以前より多い6種類と豊富で、それぞれ乗り比べてみるのも面白そうです。

すっかり旅行需要が落ち込んでしまった日光・鬼怒川に、新しい風を吹き込んでくれる救世主「スペーシアX」に乞うご期待。(本部 高橋瑞希)

🌸栃木県の物件はこちらから

 

北海道◆弟子屈町/弟子屈町ってどんな所・・・(1)【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2022年9月10日

全国の田舎暮らし向け物件を取り扱っているふるさと情報館。

物件数を都道府県別に見ると、8月1日現在で長野県79件山梨県51 件北海道47件が上位ビッグ3です。

市町村別で見れば、もともと八ヶ岳事務所のある北杜市の物件数が39件と一番多く、エリアの特徴をわかりやすく伝えるためにホームページなどは、合併前の旧市町村名で分類していますが、これは予想通りでした。

驚いたのは同率1位で39件掲載されていたのが北海道にある弟子屈町(てしかがちょう)。

ここ数年、成約される方も多く、今回、ひがし北海道案内スタッフ・松岡さんを通じて様々な方ともお会いでき、当方も初めて訪れた弟子屈の地の魅力に触れることができました。

北海道の翼・エアドゥで羽田空港から釧路空港までわずか約1時間20分の飛行時間というのも驚きで、限られた誌面ですが少しずつこの町の魅力をご紹介していきたいと思います。(本部 星野努)

※欄外メモ:弟子屈の「テシカ」とはアイヌ語で「岩磐」「ガ」は「上」という意味

※「弟子屈町ってどんな所・・・(2)」はこちらから。

※「弟子屈町ってどんな所・・・(3)」はこちらから。

※「弟子屈町ってどんな所・・・(4)」はこちらから。

🌸弟子屈町の物件はこちら

東京◆本部/20代、「田舎暮らし」に思うこと【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2022年9月7日

テレワークのイメージ

20代の自分にとって「田舎暮らし」とは、定年退職後に貯金があって老後の余生をのんびり暮らすライフスタイルという、ぼんやりとした固定概念がありました。

私からすればそのような選択肢はまだまだ先の話で、興味を持ってもすぐに実現できることではないので、今の自分には関係ない世界だと思っていました。

ですが入社してその意識はすっかり変わってしまいました。

特に近年では働き方改革の下、テレワークの推進によりネット環境さえあれば、どこで働いても自由という従来では考えられなかった仕事が普及しました。

弊社で物件をお買い求め頂いたお客様にも年々そういった方が増えていると聞き、若年層の田舎暮らしのハードルも下がり、仕事次第では一気にチャレンジしやすいものになりました。

目まぐるしく変化する昨今。どこにいてもリアルタイムで様々な情報が手に入りやすくなったことで、必ずしも人の集まる環境で生きるだけが全てじゃないと気づかされました。(本部 高橋 瑞希)