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東京◆本部/日々の業務から学ぶこと【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年5月9日

▲机上ではピンとこなかった事をを絶賛学び中!!

昨月4月にふるさと情報館のメンバーとして働いて1年が経過しました。

この1年の間にたくさんの方と出会い、様々なお話が出来たことは後の自分にとってかけがえのない財産になることと思います。

仕事として不動産業に携わっていると、これまでは全く注目してこなかった分野でも、自然と気にするものが増えてきました。

それが法令上の制限です。宅建試験の勉強で最も苦手の分野でしたが、業務上避けて通ることは出来ない話なので、今ではすっかり体に染みついてしまいました。

例えばある街並みを見ていると、このあたりは区域内非線引だな~とか、農振地域だから農転大変そうだな~とか、もはや職業病にまでなりつつあります。

士業の先生方と話す機会も増えてきているので、知識を得られるチャンスに恵まれていることを感謝し、日々の業務を遂行していきたい所存です。(本部 髙橋 瑞希)

▲これからも日々精進していく所存です(画像はイメージです)。

東京◆本部/マムシ焼酎【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年5月3日

▲マムシもまさか焼酎になるとは思ってなかっただろうに・・・

東京でも小雪が舞った2月のとある日の北関東某所。売主さんが「金澤さん、ちょっとこれ見てよ」と手招き。

スロップシンクの影から褐色の一升瓶を持ち上げ私の目の前に寄越す。その間一秒ほど。

一升瓶が視界に入った瞬間、自身に存在する嫌悪感が沸き起こりましたが時既に遅し。

私がこの世で最も嫌いとする生き物、そう、蛇、しかもマムシを間近で見せられました。

それは俗に言う「マムシ焼酎」。

息が止まり、吐き気をもよおしました。

それは瓶の底で蜷局を巻き、頭が丁度上を向いている立派な形(いやいや、感心している場合ではない)。

売主さん曰く、引越し作業していたら台所の下にあったのに初めて気づいたとのこと。自分の物ではないので以前の家主の物らしい。

マムシ焼酎は、マムシを生きたまま瓶に入れ焼酎に浸ける。勿論マムシは絶命するが体の何かが染み出て、焼酎と反応し、それが日本古来の万能薬(火傷、捻挫、皮膚病などに効果があるらしい。臭いも強烈。飲む人もいる!)になる。

私自身蛇が大の苦手である故、申し訳ございませんが諸々について詳しくなろうという意思はありません!

ただ、案外このマムシ焼酎、田舎物件で何度かお目にかかったことがあります。常に怪しい一升瓶の近くには寄らないよう心掛けています。(本部 金澤和宏)

東京◆本部/五十の読み方、無限大【本部スタッフ・全国乗り鉄漫遊記】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年4月30日

▲五十石駅、五十公野駅、五十岡駅は既に廃止となりました。

よく海外の方から難しいと言われる日本語ですが、同じ漢字でも地域によって全く別の読み方をする地名も、私は十分奥深い分野だと思います。

その中でも漢数字を用いる地名には、地元民や専門家でないとまず読めない地名もあり、その代表格にあたる漢数字は「五十」であると自負しています。

私が駅名として把握しているだけでも読み方は8通りあり、地名やバス停名なども含むとその数はもっと多いと思われます。

北海道標茶町にあった五十石(ごじっこく)駅、山形県鶴岡市の五十川(いらがわ)駅、新潟県新発田市にあった五十公野(いじみの)駅、新潟県阿賀町の五十島(いがしま)駅、静岡県袋井市にあった五十岡(いごおか)駅、三重県伊勢市の五十鈴ヶ丘(いすずがおか)駅、島根県大田市の五十猛(いそたけ)駅、愛媛県内子町の五十崎(いかざき)駅、宮崎県都城市の五十市(いそいち)駅。

JR五十鈴ヶ丘駅と近鉄五十鈴川駅、五十猛駅と五十市駅は同じ読み方のため1通りとカウントしても、これだけ様々な読み方があるのもかなり稀なケースと言えるでしょう。

地元民しか知らないような難読地名を知っていると、すぐ打ち解けて話が盛り上がるきっかけなることも多々あるので、私は営業マンとしてこれを武器にコミュニケーションすることを心掛けています。(本部 高橋瑞希)

千葉◆九十九里町/青いポストと海の駅【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年4月27日

▲日本で唯一の「青い丸型郵便ポスト」。

地方に行くと道の駅という施設があり、食事や、待ち合わせ場所で利用する事がある。

サーフィンやイワシで有名な九十九里町には、海の駅が存在する。

▲水槽の裏にはイワシ資料館がある。

施設に入ると大きな水槽があり約3,000匹のイワシがお出迎え。水槽一面がイワシだった。

売所では目の前の片貝漁港で水揚げされた新鮮な魚介類はもちろん、太陽の恵みを沢山受けた新鮮な野菜などが販売されていた。

2階のフードコートでは地元食材を活かしたイワシやはまぐり等、九十九里ならではの食材を堪能でき、テラス席もあるので海辺の景色を眺めながら新鮮な海の幸を食べる事ができる。

また、外には青い空と海をイメージした日本で唯一の「青い丸型郵便ポスト」がある。

一般郵便を投函でき、人気の記念撮影スポットにもなっていて大勢の方が写真を撮っていました。

ポストの後ろには幸せの鐘があり、カップルや夫婦で鳴らすと幸せになれるとか。お食事のついでに訪れてみてはいかかでしょうか。(本部 角南辰彦)
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🐡海の駅九十九里(千葉県公式物産サイトより)
・所在地
283-0102 千葉県山武郡九十九里町小関2347-98

・営業時間
直売所:9時00分から18時00分まで
フードコート:通常10時00分~17時00分(ラストオーダー16時00分)
冬期(11月~2月)10時00分~16時30分(ラストオーダー15時30分)

・駐車場
あり【普通車台数】130台 【大型車台数】9台
障がい者専用駐車場3台
敷地内は一方通行

・交通アクセス
東金九十九里有料道路九十九里ICから車で8分
JR東金線東金駅から九十九里鉄道バス本須賀行バスで30分「海の駅九十九里」下車徒歩2分

北海道◆弟子屈町/弟子屈ってどんな所・・・(4)【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年4月15日

▲この季節、新生活や旅行などで国内外を飛び回ることが多いのでは・・・。

いよいよ4月、新年度。今年になってすでに2回も道東に行きました。

たくさんの方が北海道を目指し、集まっているように実感。費用を度外視すれば、道内へ飛行機で羽田からほぼ2時間以内で着いてしまいます。

連休渋滞で本州の観光地を車で5時間かけて移動していたことと比べれば、心理的にも体力的にもメリットしかないよ。というお客様のお話に衝撃とともに納得。

そんな北海道との移動手段で避けて通れないのは飛行機の利用です。

昭和の大投手・江川卓氏は飛行機嫌いで有名でしたが、何となく航空チケット購入も敷居が高く、搭乗までのプロセスも複雑なので敬遠する方が多いのではないでしょうか。

今回は今更聞けない飛行機の旅のプロセスをざっくりとご紹介します。

▲保安検査の前はピークが重なると行列になって思わぬ時間がかかることも。
まずはチケット購入。これはインターネットが最適。航空会社の公式ページもしくは格安航空券など希望検索して下さい。オンラインで座席指定すれば、空港でチェックイン手続きは不要になります。

当日は大きな荷物を預ける手続き(任意・機内に持ち込めるのは基本、バッグと手荷物1つ)、その後に保安検査(必須・X線検査)があるので、離陸予定時間の1時間前には空港に到着しておきたいですね。

▲保安検査後に受領する紙。

チケットは2次元コードですべて手続きするので、印刷した紙の持参もいいですが、スマートフォンで撮ったものでも手続きは可能。

手荷物を預ける際や、保安検査の入場、搭乗ロビー前のゲートと、3回スマートフォンをかざすことで、晴れて機上の人となれます。(本部 星野努)

▲エア・ドゥの飛行機までは場内バスで移動します。

※北海道の翼・AIRDO は空港内のバス移動のため、搭乗ロビーも空港内でも遠い所が多いので時間には特に余裕を!

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※令和5年4月1日よりSKIPサービスが終了し、事前オンラインチェックイン(ANA、AIR DO)に変更がありました。(JALはタッチアンドゴーサービス)

2023年4月より搭乗スタイルが変わります
https://www.airdo.jp/news/2022/news-8791.html
(出発24時間前からAIRDO Webサイトでチェックイン・座席指定・搭乗券発行ができるサービスとのこと。とりあえず座席指定は先にできましたが・・・ログインの回数が1回増え、もしかして改悪??)

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★過去の『弟子屈町ってどんな所・・・』は1)、(2)、(3よりご覧いただけます。

🌸弟子屈町の物件はこちら

東京◆本部/地方移住を取り巻く環境の変化について~グリーンツーリズムから少子化対策へ~【静岡生まれ山梨県人・所長ふるさと随想録】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2023年4月3日

▲『月刊ふるさとネットワーク』創刊号(1991年~2012年)の保存版。

わたしがふるさと情報館に入社したのは1995年のことだった。いまから28年ほど前になる。

その年の1月には阪神淡路大震災があり、入社の一週間前には地下鉄サリン事件が起こった。バブル崩壊後の景気後退は誰の目にも明らかで社会情勢も混沌としていた矢先のことだった。

そんな中、地方不動産を専門に取り扱うこの会社は常に時代の要請に応じてきたように思う。

会員向けの情報誌の毎月発刊と不動産実務、各地の団体と提携しながら都市と農村を結ぶ当社の基本的な姿勢は、インターネット全盛時代の今日、膨大な販売チャネルが拡散している中でも継続されているのだ。

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当時のエピソードを一つ。

ある百貨店が陶芸家の作品の展示販売をしている会場に我々も乗り込んでブースを出店した時のこと。

情報誌の購読会員を募ったものの、陶芸作品に興味ある方々であっても陶芸に適した田舎の場所探しをする人はいなく、結果的には一人の会員も得ることができなかった。

田舎探しは自分探し。人から勧められてやるべきものではなかったのだ。

▲「民話の里」岩手県遠野市に数多く残る見事な古民家。

そののち旺盛なエネルギーを持つ会員の方々によってわれわれの提唱するグリーンツーリズムが評価され、毎日新聞社本社の「グリーンツーリズム大賞」に選ばれ表彰された。

それは「ラーバニストのみなさんの勝利でもあった。

▲中山道の古き街道文化を感じる長野県佐久市の日本家屋。

その前後に当社が中心となって全国に広がりつつあった利用されない古い日本家屋を現代に蘇らそうという、民家再生の全国組織(NPO日本民家再生リサイクル協会・現 認定NPO日本民家再生協会)が生まれその理事長には日本文化の伝統を継承する観世流の能役者が選出された。

この反響はすさまじく、社内の電話は数日間止むことがなかったほどだった。

「実家」の問題がマスコミによってクローズアップされ出すとNHKの取材班が山梨県北杜市の物件を取材に来るなどその対応に忙しい思いもしたし、「空家等対策特別措置法」が成立されるやいなや(2014年、平成26年11月)、空き家活用法の事例紹介で大学の市民講座や宅建協会の地方支部などで登壇したこともあった。

自治体の「空き家バンク」ではその立ち上げとともに地方移住やいわゆる二地域居住の実務、東京のふるさと回帰支援センター等で行われている相談会や協議会等の要請を受け、いま現在もリアルやリモートで参加させていただいている。

▲文化放送第7スタ。「大人ファンクラブ」毎週土曜日6:25~。(中村の放送回は毎月第4週目)

わたしの八ヶ岳事務所が所属している山梨県の官民協同組織「やまなし二地域居住推進協議会」(通称「甲斐適生活応援隊」)でも県内の自治体に応募して活躍する多くの地域おこし協力隊のメンバーたちとも知り合うことができた。

バブル崩壊→震災→実家のあり様→民家再生→空き家バンク→移住定住→二地域居住と、地方不動産を扱う我々の日常とそれを取り巻くキーワードは常に変化してきた。そしてコロナを経験した都市住民の地方志向はリモートワークとメディアの多様化等により今後さらに加速化していくことだろう。

さらには「少子化対策」としての田舎暮らしがこれからの新たな潮流として拍車をかける勢いだ。

そして昨年末の政府発表では、東京集中是正へ支援拡充との方針から、2023年度の地方移住支援金として次のことが挙げられている。
1、地方での起業に300万円
2、地方での就職に100万円
3、子供一人当たり100万円を追加
ただし、現在東京23区居住者か東京圏から23区への通勤者限定で、移住後5年間は居住するという条件がつけられている。

自治体によっては中古物件を購入する場合に購入補助金として100万円程も出る(金額はそれぞれ違います)。

▲甲府盆地の東側に位置する山梨県山梨市。文化財級の古民家が残り、それらを大切にする工務店や設計事務所など熱意も高い。

楽しみながら古家をリノベする方々も増えてきておりその過程を自ら情報発信している。動画サイトでも閲覧回数は軒並みうなぎ登り。そうした大きな社会の変化やうねりの様なものを肌で感じられるのが、実はこの仕事の醍醐味でもある。

我々はこれからも多くのラーバニストに支えられながら事業を続けていきます。そして3年ぶりに6月から各地で「現地見学会」を開きたいと考えていますので、みなさまどうぞリアルでご参加ください。(代表取締役 中村健二)

 

千葉◆一宮町パワースポットでの苦行【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年3月29日

▲年末だったので屋台が並ぶ。

九十九里浜の最南部に位置する一宮町に千葉県屈指のパワースポットと言われる上総国一之宮玉前(たまさき)神社があります。

春分と秋分の日に、九十九里の海から上った太陽が、真東を向いている玉前神社の一の鳥居を照らし、日の出の位置と玉前神社を結んだ延長線上には、寒川神社、富士山山頂、七面山、竹生島(ちくぶしま)、元伊勢、大神山神社、出雲大社が並び「御来光の光(レイライン)」と呼ばれています。

玉前神社は、レイラインの東の起点にあるので、パワースポットになっています。

▲是非、挑戦して欲しい、はだしの道。

本殿参拝後、西側に行くと、西山(はだしの道)という所が現れます。

西山という岩山の周りに白い玉砂利が敷かれていて、その上を、裸足になって時計回りで3周歩くと願いが叶うとの事です。

靴と靴下を脱ぎ、賽銭を入れ、鳥居をくぐりスタート。尖った石が足のツボを突き、さらに冬の石は冷たく、かなりの苦行で1周目から後悔。ゆっくり歩くほど痛いのですが、早く歩く事ができません。不思議な事に、3周目になると痛気持ちいいと思えるようになっていました。

願いが叶うのかは、分かりませんが、達成感もあり爽快な気分になれました。次回は夏に挑戦してみたいと思います。(本部 角南辰彦)

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上総国一之宮玉前神社 ※公式ホームページ(https://tamasaki.org/index.htm)より引用
所在地:千葉県長生郡一宮町一宮3048
TEL:0475-42-2711

駐車場:あり、大型バス駐車可(要問い合せ)

アクセス:JR外房線上総一之宮駅下車徒歩8分 国道128号線沿い
     九十九里波乗り道路一宮インターすぐ

埼玉◆秩父/デジタルとアナログの狭間に【本部スタッフ・地方出張余話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年3月26日

▲「軽トラで木を売って、晩酌代に…」とはなかなかキャッチーなフレーズ!

デジタル庁にお勤めの方とお話をする機会があった。

デジタル社会の形成、国や地方行政のIT化やDXの推進を目的とし、令和2年に発足した菅内閣の肝煎りで作られた組織で、令和7年度までに、ガバメントクラウドの構築を行うという目標を掲げている。

横文字ばかりで拒否反応がでそうだが、要は地方自治体の業務のデジタル化をすすめ、バラバラに発注しているコストの削減、行政窓口業務の簡便化などのメリットが見込まれる。

実際市町村によって顕著に差異があるものの、自治体GIS(地理情報システム)によって不動産業者の調査は容易になっていて、まだまだ窓口で紙の申請を経て、大判の資料を担当者が目の前で探し、コピーの資料を交付してもらうことは多いが、不動産取引に必要な項目を、ワンストップで取得できるような自治体も増えている。

データの管理・整備が進めば、我々の調査自体もAIに置き換えられることも想像でき、期待したいところである。

先日、久しぶりに秩父農林振興センターに調査に赴いた。お世辞にもきれいと言えないザ・昭和な庁舎だったが、エコオフィス化改修事業の一環としてちょうど窓口の改修を行っていた。

コロナ禍では特に庁舎に赴くことはほとんどなかっただけに、やはりきれいになったスペースは気持ちよく、実際訪れると面白い企画や補助金のチラシを発見する。

これらももっと積極的に情報発信してほしいと思ってしまうのだが。 (本部 星野努)