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岩手◆遠野市/遠野麦酒ZUMONA【北の国から・制作スタッフ進行日誌】

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2023年9月13日

▲ 上閉伊酒造「遠野麦酒ZUMONA」左からアルト、ヴァイツェン、ゴールデンピルスナー。

梅雨が明け猛暑が続き、こう暑いとビールが飲みたくなります。夏に飲むビールはなんでこうも美味しいのでしょう。

最近個人的にハマっているのは某大手会社の「トリプル生」という生ビールです。こちらは口当たりが滑らかで飲みやすく、とても美味しいです。

スーパーへ行くたびに真新しいビールはないかとチェックしては色々と試していますが結局このビールに落ち着きます。

この雑誌のルーラルレポートのコーナーで遠野に移住された方が遠野の地ビールについて度々コラムを書いてくれています。

遠野市はホップ栽培の日本随一の生産地です。

遠野のビールは前々から気になっていたので先日、ショップ一番のおススメセットをネットで注文してみました。注文してからありがたくも2〜3日で届き、すぐに冷蔵庫で冷やしました。

その晩にまずは金賞を受賞した「ゴールデンピルスナー」を飲んでみました。ホップの良い香りがして喉越しが爽やかで飲みやすく、あっという間に1本を空けてしまいました。

翌晩には「ヴァイツェン」を。このビールはフルーティーな香りがして特に女性に人気がありそうです。

残念ながら「アルト」はまだ飲んでいませんがリピート間違いないでしょう。

遠野市のふるさと納税でも頼めますので気になる方はお試しください! (本部 井上美穂)

▲夏場のサッカー観戦とビールもまた乙なのです。(画像はイメージです)

岩手◆遠野市/遠野ホップ収穫祭2023・開催決定【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2023年7月18日

▲「遠野ホップ収穫祭2023」開催決定!

7月、皆さんがお住まいの地域は梅雨明けをしているでしょうか?

この夏は暑くなる?いえ、暑くなくても夏になれば飲みたくなる黄金色の飲み物といえば?そう、ビールですね。

みちのく岩手事務所がありビールの原料ホップの一大生産地である遠野市で、夏の風物詩といえるイベントが帰ってきました。

「遠野ホップ収穫祭2023」開催決定!

このお祭りは昨年もなんとか開催を目指しましたが、巷の流行り病の影響に抗えず中止となり、今年こそはと4年ぶりの開催の発表となりました。

開催日は8月19日・20日の土日の2日間。場所は土蔵を改修した街並みの中にある〝蔵の道ひろば〞、JR遠野駅からも近いので、公共機関での来場も安心です。

イベントはその名の通りホップの収穫を祝うお祭りで、ビールでの乾杯の他にも歌ったり踊ったり、または体験ツアーに参加したりと、大人から子供まで楽しめる盛りだくさんの内容になっており、4年ぶり開催のサンプラザ中野くん&パッパラー河合スペシャルライブは盛り上がる事間違いなし!

▲収穫祭特製カップのビール&遠野パドロンのフリット。

食べ物のオススメは昨年の7月号でも紹介した〝遠野パドロン〞のフリット。ビールとの相性は、抜群です。

この夏はぜひビールの里遠野にお越しくださいませ。(みちのく岩手事務所 佐々木敬文)

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🍺遠野ホップ収穫祭2023🍺
イベントHP:https://japanhopcountry.com/festival/

▲ 遠野ホップ収穫祭PV(YouTube)

岩手◆遠野市/持続可能な地域おこし・プレ活【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2023年3月17日

▲第2回プレ活フライデー(令和5年1月27日)の様子。

進学、仕事、人生の節目など、移住を考えるきっかけは様々あるかと思います。

みちのく岩手事務所がある岩手県遠野市では、これまで多くの地域おこし協力隊や緑のふるさと協力隊(令和2年度終了)、またJICA海外協力隊など多くの人材を受け入れ、地域活動の活性化に大きく貢献していただいています。

その遠野市で昨年11月から始まったのが『プレ活フライデー』。

遠野に集まった多様な生き方・働き方をしている人々が、気軽にその活動の紹介や意見交換をする事により、楽しく過ごすとともに相乗効果を生み出すきっかけになるイベントとなっており、プレ活のプレは『プレゼンして、プレシャスな時間を過ごす、プレミアムフライデー』というコンセプトからきているそうです。

▲会場の”Commons Space” は地域おこし協力隊の方々を中心に運営されているコワーキングスペース。
(つくる大学 https://note.com/tsukuru_univ/

プレ活は現在は隔月で開催されており、1月27日の第2回目に参加させていただいた際にはJICAのプログラムで遠野に来たばかりの方や遠野で活躍されてきた先輩、また、過去に本誌の取材を受けていただいた方など、多くの方々と触れ合う事により、良い刺激とアイディアを頂きました。

第3回プレ活は3月31日開催予定。自身も引き続き参加していくと共に、地域に根付いた場になっていく事に期待しています。(みちのく岩手事務所 佐々木敬文)

岩手◆遠野市/遠野盆地の雲海~高清水展望台より~【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2022年11月14日

▲ウ・ン・カ・イ!! この日は風がなく雲も濃く留まっていたため「水面」はとても穏やかでした。

記録的な暑さが続いた夏も終わり、一気に秋の気配が漂ってくる頃、みちのく岩手事務所がある遠野市には、その絶景を拝もうと多くの観光客が訪れる場所があります。松崎町にある高清水展望台です。

本誌の2021年5月号でトオヌップ展望台として取り上げた際には、この展望台から望む遠野盆地に広がる田植え前の水鏡の風景を紹介させていただきましたが、今回は晩秋の風物詩【雲海】をご覧いただきたいと思います。

遠野の雲海は毎年9月頃からの夜明けから午前8時くらいまでの早朝、前日から天気が良く放射冷却が発生する条件の時に、高い確率で見られます。

濃い霧の中の展望台への道中、夜が明けてから家を出た私は、先にご来光を拝んで下りてきた数台の車とすれ違いました。

駐車場に着いたのは6時半、平日の早朝にも関わらず県外のナンバーの車を含め6台ほど停まっており、デッキで朝食を楽しんでいる奥様方もいました。

雲海の絶景予想はバッチリ!!もうすっかり昇ったお日様の下、遠野盆地には一面に白く雲が溜まり、向こう岸には六角牛山(ろっこうしさん)をはじめとした山々が頭を出し、いつもの遠野の街並みはすっかり雲の底でした。

高清水展望台への道は例年11月後半より冬期通行止めとなり、舗装道ではありますが大きな凹凸がある個所もあります。夜明け前の暗さや濃霧も含め、十分に気をつけて訪れてみて下さい。(みちのく岩手事務所 佐々木敬文)

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高清水展望台
住所:岩手県遠野市松崎町
※展望台への道は例年11月後半より冬期通行止めになります。

岩手◆遠野市/森フェス2022 in 遠野 ~ こんな山しかない所に ~【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2022年9月16日

▲会場入り口。受付で検温をすませ、森の中へ。

~ こんな山しかない所に ~

岩手県内、とりわけ山に囲まれた盆地の遠野市でふるさと情報館の仕事をしていると、多くの方からこのような言葉をいただきます。

そのニュアンスはそれぞれに異なり、近隣に転入者が越してきた方からは「こんな何もない田舎へようこそ。でもどうして?」という疑問であったり、新規に申し込みをいただく売り主様は「こんな田舎の古い家を買う人なんかいるのかな?」という不安からの言葉であったりします。

確かに岩手県の森林面積は約118万haといわれ、北海道に次いで2位の面積を有しているそうです。また、県の総土地面積に対する割合においては、なんと77%を森林が占めており、そういったデータからも〝山しかない?という表現は決して大げさでないという事が分かります。

2022年7月30、31日、そんな岩手県遠野市のとある山の中であるイベントが開催されました。

「森フェス2022in遠野」と題されたこのイベントは、森でかたり 森でうたい 森であそぼう!というコンセプトそのまま、ほとんど手つかずの山林の中に様々なコンテンツのブースが並びました。

気温が体温に迫ろうかという真夏日の中、青々と伸びる森の木々が強い日差しから守ってくれて、会場の丸太の椅子に腰を掛けると心地よい風が流れます。

▲森ヨガの様子。見上げる空と木々のコントラストも素晴らしい。

▲ 木を加工した“ 入場証”。

メインステージでは語りや音楽ライブ、太鼓や人形劇の公演などが行われ、特に森ヨガは自然の空気との相乗効果で参加者にとってとても充実した時間になったようでした。

▲左手のメインステージの屋根も木製の手作り。体験コーナーなどのテントも並ぶ。

各ブースでは焼き鳥やパン、コーヒーなどの販売、木工、炭づくりや山仕事の体験コーナーなどがあり、ツリークライミングの会場ではたくさんの子供たちが木登りを楽しんでいました。

2日間にわたる森フェスは大盛況のうちに幕を閉じました。イベントを主催した「NPO 法人遠野エコネット」は平成16年に遠野市民の有志で発足、以後平成22年にNPO 法人化し、森(自然界)とヒトとの関係を取り戻し、後世につなぐ活動をしています。マンスリーサポーターの応援も随時募集中です!

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※NPO法人遠野エコネット https://tono-econet.org/
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「山しかない」岩手県ですが、同時に環境を活かして「山でしかできない」ライフスタイルを描けるのも緑豊かな東北の魅力の一つだと、改めて感じさせてもらえる良い機会になりました。(みちのく岩手事務所 佐々木敬文)

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岩手◆遠野/荒川高原 ~ 馬の産地・遠野 ~ 【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2021年8月19日

▲毎年100頭ほどの馬が放牧される。

「民話の里」や「日本の原風景」として知られる「岩手県遠野市」には、全国有数の馬の産地としての一面もあります。遠野の人と馬との関りは深く、古くから農耕馬などとして生活を共にし、民家と馬屋がつながった南部曲がり家の名残の残る民家も多く見られます。

また、遠野市には1998年に日本初の乗用場生産施設として設立された「遠野馬の里」があり、農耕馬の需要が減った現代でも、乗用馬の生産にとどまらず、競走馬の調教や乗馬教室の開催など、積極的に馬との触れ合いが行われています。

春から秋にかけ多くの馬は放牧に出され、自然の中ですくすくと育ちます。その放牧地として代表的なのが遠野市北東部に位置する「荒川高原」です。この牧場は遠野三山最高峰の早池峰山の裾野、標高1000m近くの高原に広大に広がり、道中からの景色も非常に良いため、ドライブやツーリングのコースとしても人気のスポットです。

▲ドライブコースとしても人気。

ようやくコロナ禍の出口が見えつつある今、連休を利用し美しい自然の中に涼みに、癒されに訪れてみてはいかがでしょう。牧場には牛も放牧されている他、野生動物も多く出没するので、互いに安全に、是非ゆっくりのんびり過ごしていってください。
(みちのく岩手事務所 佐々木泰文)

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岩手◆遠野/デンデン太鼓の音がする ~ 明るい夜明けが来ますように ~【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2021年1月16日

▲しし踊り前の様子。

木枯らしが吹く初冬の街中に、何処からともなく「キッカダカット・ダンコダンコ・デデスコデンデン・デデスコドン」と太鼓の音が響いてきました。当事務所は、遠野市中央通りの蔵屋敷を集めた「蔵の道広場」の一角にあり、例年であれば、遠野市観光行事の「桜まつり」「遠野ホップ収穫祭」「産業まつり」「永遠のふる里遠野まつり」等々のイベントが開催されて、季節ごとに観光客、地元の方々で賑わう所です。

昨今はコロナの禍で保育園の行事から始まり、学校行事、各種観光イベント、神社の例祭から各自治会・集落の小イベントまで中止又は縮小となってしまいました。町内の老若男女々が我慢と忍耐を強いられて、疲れ果てている中で、突然聞こえてきた「キッカダカット・ダンコダンコ・デデスコデンデン・デデスコドン」と太鼓の音に、皆驚き、勇み、喜んで見物に飛び出して大拍手です。

市内のしし踊り保存会の「踊納め」として、久々に蔵の道広場に繰り出して来てくれたのでした。皆の心も、太鼓に鼓舞されて元気になったような気がします。初冬の一コマ、明るい夜明けが来ますように!(みちのく岩手事務所 佐々木泰文)

▲踊収めのしし踊り。

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岩手◆遠野/賢治の銀河鉄道が見られます【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2020年11月30日

▲恋人の聖地でもある「眼鏡橋」。

遠野市宮守町は、今から約950前の「前九年の役」による蝦夷の長「安倍貞任(あべのさだとう)」率いる安倍一族と鎮守府将軍「源義家」が奥州の覇権を掛けて戦った歴史は、日本史にも記されているところです。

この戦に敗れた貞任は一族が治めていた宮守町の舘に逃げのびて一時隠れていたとの逸話が、この地帯には多く語られています。源義家の命により、戦勝を祈願して砥と森山(もりやま)の山頂に宮を建てたのが宮守町の名の始まりとの説もあるところです。

近代に至っては、詩人で童話作家の宮沢賢治が、この町の国道283号線に架かる眼鏡橋を黒い煙を上げて蒸気機関車が渡るのを下から見上げた姿は、まさしく空に向かって進んでいく銀河鉄道を思わせたのでしょう。

現在はこの橋の下には、宮守町の産直「MM1」と、宮守川の岸辺を活用した公園が整備されて、眼鏡橋を前にカップルが二人で写真を撮れる処を「恋人達の聖地」と称し、通常の年であれば、野外コンサートや橋のライトアップを背景にしたイベント等で賑わいます。

この眼鏡橋の近くにも、当事務所の物件が有りますので、是非、お寄り願いたいものです。(みちのく岩手事務所 佐々木泰文)

▲周辺は親水公園にもなっている。

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