4月号ふるふる広場の「ラーバニストの宿だより」をお寄せくださった浦岡さんご夫婦が営まれる「ペンション湖風」。このゴールデンウィークの前半、私の学
生時代からの旧友が、だんなさんとベイビー&2才の女の子姉妹と一緒に横浜からやってきてファミリーで宿泊。それで私も会いに…喜びいさんでうかがってき
ました。広いお部屋の窓からは青い白樺湖が見渡せ、ロビー(読書家のご主人の本が並び、子どもたちのおもちゃもたくさん用意してあるゆったりしたスペー
ス)に、ちゃんとふるさとネットワークの見本誌も常備展示してくださっていました。赤ちゃんや小さな子どもたちが大感激する可愛い工夫が一杯のお料理が朝
食にも夕食にも!もちろん、大人向けのメニューも、桜のおそば、ワカサギや旬の山菜の天ぷらに、新鮮な魚介、サーモンのパイ包み、信州豚と空心菜の新芽の
しゃぶしゃぶなど、目にも美しく舌にもうれしいごちそうばかり。友人曰く
「奥様一人でこんなにたくさんの品数をてきぱきと…。一体どうしたらそんな風にお料理できるんだろう!」。テーブルや冷蔵庫には、冷たい白樺湖の銘水ボトルも用意されているなど、いたれりつくせり…。
8月10日は白樺湖で花火大会があり、高台のペンション湖風さんはまさに絶好のロケーションだとか。ぜひ、みなさまもお越しください。(ささき)
浦岡さんご夫婦のペンション
豊田さんの講演会
24日の土曜日、14時から行われた豊田菜穂子さんの講演会に行ってきました。場所は六本木1丁目駅のすぐそばにある、ベラルーシレストラン「ミンスクの台所」。
美
味しいピロシキ、クウオロスト(ロシアのクッキー)と一緒に紅茶をいただきながら、ダーチャのお話をききました。昨年参加したダーチャツアーはハバロフス
クでしたが、他にも、ウラジオストク、モスクワなど各地方のダーチャについても知ることができ、それぞれまた別のよさがあるのだなあと実感しました。当日
はスライドショーも楽しめ、第一部では、ユーラスツアーズからシベリアやカムチャッカのツアー案内もあり、しばし気持ちがまたロシアの自然に浸れてうれし
かったです。(ささき)
田舎暮らしの住宅見学会 ご報告
去る2月25日(日)、八ヶ岳の冬らしくきっぱりと寒い日の午後、「田舎暮らしの住宅」の見学会を行いました。
ご参加いただいたのは8組13名の皆様。
お問合せが多く、住宅に対する関心の高さがうかがえました。
今回は長年「リタイア後の田舎暮らしの家」をテーマに実績を積んできた設計士松本勲氏を講師に招き、建築中の住宅1軒と居住中の住宅2軒のお施主の方々にご協力をいただきました。
まず最初は大泉の標高1000m、約400坪の森の土地を購入されたO邸。
ほとんど仕上がっている段階で、床に使用したヒノキの香りがふんだんに漂う空間です。
森の中なのに、開口部を大きくとって無垢の板のフローリングのおかげで、寒さを感じませんでした。
開口部を大きくとるのは、日照時間が長い八ヶ岳ではとても有効な手段です。
さらに、このお宅では床下にファンヒーターを入れ、温かい空気を基礎部分に充満させることで、足元が冷えないしくみを作っていました。
次はぐんと標高が下がって約700m、長坂の里山エリアに定住するM邸を訪ねました。
約100坪近い家庭菜園を持ち、夏はほとんど自家菜園の野菜でまかなえるほど。自慢の畑で参加者の皆さんに暮らし方を語るMさんです。
田舎暮らしでは頻繁に買い物に出かける消費生活よりも、生産と消費が程よい割合で係ってきます。だから食品をストックする食品庫はとても重要。
Mさんはこの部分だけはもう少し広くしておけばよかったと反省気味でした。
でも離れの倉庫(こちらも無垢の木製)を活用し、とれた食品の保存や加工を楽しんでいらっしゃいます。
最後は韮崎市穴山の標高約600mの里山エリア。
ここは昨年秋に引渡を受けたばかりのできたてほやほや。
おもしろいのは玄関手前の広い土間空間にクド(かまど)があることです。
女性がお一人で当面セカンドハウスとして利用されていますが、味噌やパンなどの食品加工や、自然素材の石鹸などをつくるのが楽しみで、この土間を作ったそう。
この日はそのクドで焼いたおいしいケーキや、自家製たくあんをごちそうになりました。
この家では日中カーテンを開けっ放しにしておくだけで、全く暖房が要らないほど。部屋の真中の火鉢がほのかな熱を発し、体にもやさしい温かみを感じました。
寒い日でしたが、無垢の木の家で受けたオーナーさんのおもてなしのおかげで、とても温かく感じられる一日でした。
(いとう)
冬から春へ・田んぼのリセット
甲斐駒ヶ岳がアクアマリンのように輝く朝。
暖冬とはいいつつもきりりと冷え込んだ今日、北杜市の田んぼではいっせいに野焼きが行われました。
春の芽ぶきを前に、田んぼのあぜの害虫を駆除するための野焼き。
家庭でゴミを焼却するのとはちがい、田園の維持に必要な作業です。
寒さと緩みをくりかえしながら少しずつ春になっていく八ヶ岳の田園の風物詩です。
(いとう)
PAGE2007〜東池袋にて
先日、東京・池袋サンシャインで2月7日(水)〜2月9日(金)に開催されたPAGE2007に編集の松原君とともに行って来ました。主催は社団法人日本
印刷技術協会。世界各国より印刷業に携る総出展社数139社が一同に介し、印刷業の最新技術の情報交流の場となっています。今年はウインドウズビスタが発
売され、またマッキントッシュも、POWER MACからインテルCPUを搭載したMAC PRO
の発売という、PC環境に大きな変化がある年となりそうです。
さて、当日はせっかくサンシャインのある東池袋まで来たので、お昼はあの
有名なラーメン店・池袋「大勝軒」で食べることにしました。そのラーメン屋さんは歩いて5分ほどの所にあります。下がその時の写真。今年の3月で有名なご
主人、山岸一雄さんが引退されるとのことで、とても昼休み時間だけで食べられる行列ではなく、食べるのは泣く泣く諦めました。(推定1時間30分待ち)学
生時代からよく並びましたが、今でもここまでの行列とは感慨深いものがあります。タオルを巻いた山岸さんの姿を見ると、日々の研究を怠らず、それでいて満足たる変わらぬ味を提供してきたことが、たくさんの人々に愛され、一時代を築いたと感じずにはおれません。
『月刊ふるさとネットワーク』
も、いちはやくDTP(デスクトップパブリッシング)を導入してきました。今でも四ツ谷、八ヶ岳、那須で自分達で作っています。目まぐるしく進むハード、
ソフト技術の向上に翻弄されることもありますが、今年の夏には創刊200号に届きます。最新技術の情報収集とともに、現場オペレーターのブラッシュアップ
をはかりつつ、会員の皆様によりよいものをお届けできるようスタッフ一同頑張って参りたいと思っております。