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広島◆広島市/広島城の歴史【北の国から・制作スタッフ進行日誌】

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2025年7月30日

▲内堀に架かる御門橋ごもんばし

広島城は毛利輝元が大阪城や聚楽第じゅらくていを参考にして築いた平城ひらじろです。

日本三大平城の1つで防御に難あり。とされましたが豊臣・徳川政権下で謀反の疑いを掛けられないようにわざと平城にしたと言われています。

▲石段を上ると天守閣が見える。

1894年、日清戦争が始まると広島城の城内には広島大本営が設置されました。

1926年には大本営跡が国の史跡に指定され、1931年には天守閣が国宝に指定されました。

その後、太平洋戦争が勃発し1945年8月6日午前8時15分に原爆(リトルボーイ)が投下され広島城は倒壊しました。

驚くべきことに熱に強い造りであった広島城は原爆の熱線には耐えることができたそうです。ですが天守閣の下二層の柱が破壊され、斜めに押しつぶされてしまい倒壊してしまいました。

現在は復元を繰り返し今の美しい姿になっています。

▲被爆樹木ユーカ・マルバヤナギ。

広島城内には被爆樹木ユーカリ・マルバヤナギや護国神社と見どころが沢山ありますので、気になる方は是非お出掛けください。(本部 菊地美穂)

千葉◆いすみ市/歴史と自然が融合した魅力的な場所【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2023年8月26日

▲夷隅川を渡ると天守閣をかたどった展望台が見える。

万木城跡公園は、戦国時代に美濃国からきた土岐氏によって築かれた万木城、房総でも代表的な山城の跡です。

三方を夷隅川(いすみがわ)に囲まれ、敵の侵入を防ぐため巨大な堀や山肌を垂直に削った切岸が城を守っていたのかもしれません。

江戸時代の城のようにここで普段生活をしていたわけではなく、合戦のとき籠る場所だったようです。

城主の土岐氏については資料が少なく、謎の部分も多いそうです。

当初は里見方だった土岐氏ですが、第二次国府台合戦で里見氏が小田原北条氏に負けると、北条氏に属します。

そのため、里見氏や正木氏に、幾度となく攻められましたが、決して落城することはなかったそうです。

北条氏が滅びると土岐氏も同じ運命をたどり万木城は廃城となりました。

▲展望台から西側を望む。

現在は公園となり、公園のふもとの駐車場に車を置き山の上まで坂道を10分位歩いた所に天守閣をかたどった展望台があります。

展望台からは、西に美しい田園風景と民家を望め、東には太平洋が望む事ができます。

いすみ市にお越しの際には、一度立寄ってみてはいかがでしょうか。

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🏯万木城跡公園(千葉県公式観光物産サイト「まるごとeちば」より引用)
・所在地:千葉県いすみ市万木834
・アクセス:いすみ鉄道国吉駅からタクシーで7分/いすみ鉄道国吉駅から徒歩30分
・見ごろ・シーズン:4月下旬~5月上旬にかけてオオムラサキツツジが満開になります。