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山梨◆北杜市/この地を離れた長男からの意外な言葉【八ヶ岳スタッフ・明野生活雑記帳】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2019年8月24日

中学入学と同時に北杜市に来た長男は、中学、高校と思春期を過ごした。反抗期真っ只中、できれば口うるさい母親とは口もききたくない朝もあっただろう。

しかし、お弁当を作ってもらい最寄りの駅まで送ってもらわなければ学校に行くことができない。

不便で不自由な生活、さぞかし嫌だっただろうと聞いてみたら、「家族の時間がたくさんあって、よく笑って楽しかったで。自分にとってはのんびりしていて面白かった」と意外な言葉が返ってきた。

一からの友人作りも苦労があったのでは?と心配もしたが、四十人一クラスの環境で男女問わず友人にも恵まれたようだ。

夜の闇が暗すぎて怖かった事、鹿との遭遇、見上げた星空の美しさなど、ここを離れて三年が経つが、とても懐かしく思い出されることは多いらしい。

親の都合で始まった生活だったが、長男からは合格点を授かった。
(八ヶ岳事務所 原 きみえ)