▲仮想通貨にデジタル通貨・・・。時代に取り残されそう。
6月2日、突然上岡龍太郎さんが亡くなっていたというニュースが流れた。
昭和17年生まれ81歳。第二の人生はゴルフやマラソンなど、実家で元気に暮らす父親と1ヶ月しか変わらない年齢だ。
巧みで流暢な話術と説得力は学生の頃から憧れの存在で、58歳の絶頂期の引き際は今でも忘れられない。
現役時代のトーク「東京では給料が5倍貰え、同じ1万円でも大阪では1万2000円くらいの価値があり(中略)だから僕は東京で稼いだら大阪でお金を遣うんです」というコメントが印象的だった。
今年の6月1日より改正資金決済法が施行され、仮想通貨技術を用いたステーブルコインの発行が民間でも可能となった。
簡単に言えば、価値が乱高下する既存の仮想通貨とは違い、ドルや円などの法定通貨と連動・換金できる安定した仮想通貨。
紙の地域通貨は度々聞いたが、この技術が定着すれば地方経済、特に小口の精算は楽になりそうである。
不動産売買においても窓口で着金に1時間も待たされたり、割高な手数料を払わなくても済むかもしれない。
一部の地方銀行はすでに特定の地域で流通を目指したデジタル通貨として地域活性化を模索中。
来年は新紙幣の発行年だが、30年後に振り返った時、地方経済にとってこの法改正が、お金の転換点だったと思いたいものである。(本部 星野 努)
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