ブログ

山梨◆八ヶ岳/萌芽の候、3月の八ヶ岳事務所【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】 

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2024年3月9日

▲春は足元から。オオイヌノフグリと小さな菜の花。(山梨県北杜市)

3月を迎えました。

冬の底といえる寒い日々が過ぎ、日に日に気温が上昇していることが体でも感じられる、そんな季節となりました。三寒四温という言葉とおり、日によって気温が大きく上下するのもこの時期の特徴でしょうか。

気を緩ませるにはまだ早く、寒さへの緊張を解いてはいけないのですが、春へと近づいているという確信が、気持ちにもゆとりを生ませるような気がします。

北杜市に住んでいるものにとっては冬のイメージは悪くない。

空気が澄み切り、低い太陽高度により山の陰影がハッキリし、日々変化する山頂の雪化粧。富士山や南アルプス、八ヶ岳といった北杜市を取り囲む山々を、一番美しく魅せる季節が冬だからです。

日々の通勤時に暖かい車から眺める山々は、ただただ美しく、通勤時間なのか、山を眺める時間なのか、判らないほどです。

ただ一方で体は無理をしていたのでしょう。今年の冬は足の指先が霜焼けになり、随分と痒い思いをしました。霜焼けなんていつ以来だろう。雪山に行ったわけでもなく、少しの間、冷たい床に触れていただけなのにと、赤くなった自分の足をまじまじと眺め、大事に至らずに良かったと安堵しました。

▲ホトケノザが広がり紫の絨毯に。奥に南アルプス。(山梨県北杜市)

春が近づくにつれて、まず気づくのは体が緩むという感覚、続いて色彩に飢えていたという気づきでしょうか。自分が緊張をしているというのは、実は緊張がとけてからでないと判らないもの。色彩の飢えも同様のもののようです。

足元の緑が芽吹くのが3月頃から。冬の間は、茶色い台地だったものに、色が点々と増えていく。気が付けば新しい絨毯のように広がり、世界の色を変えていく。その時に初めて冬の間、自分は色に飢えていたのだと実感をする。

毎年繰り返される事なのに、それを忘れ、巡りあった時に、また感動をする。物忘れということも悪いことばかりではないと思う瞬間です。(八ヶ岳事務所 大久保武文)

山梨◆八ヶ岳/向春の候、2月の八ヶ岳事務所【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】 

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2024年2月6日

▲晴天が続き、台地は乾燥、八ヶ岳は雪化粧をしている。(山梨県北杜市)

年間で最も気温が下がる、冬の底といえる時期となりました。

昨年の気象庁の記録をみると、1月下旬から2月中旬が最も気温が低く、大泉町の観測地点においてはマイナス10度までさがった日も何日かあったようです。

冬の北杜市というと田んぼや畑、家々の屋根にまで雪が積もった、白銀の世界のイメージを持たれるのですが、実際にはそういったシーンが見られるタイミングはごく僅かです。

▲南アルプスの上は頻繁に雪雲が発生。(山梨県北杜市)

基本的には晴天の日が続き、地面は乾燥し、カラッとした明るい里を囲むように、雪化粧をした山々がたたずんでいる。それが北杜市の冬の景色でしょうか。

ただ、明るいからといって、暖かいわけではないのが北杜市の冬。写真からは伝わりづらい寒さは是非現地でご体験ください。

厳しい冬を過ごしていると、暖かいというだけで楽しくなる、娯楽だと感じる感覚に至ります。

八ヶ岳おろしによる強い風と低い気温、外で作業をしていると、どんどんと体温が奪われていきます。

そんな中、家に戻った時の安堵感はかけがえのないものです。部屋の中ってだけで、こんなに違うのかと驚き、暖房のスイッチを入れ、やかんでお湯を沸かします。コタツはすぐに暖かくなるのが良いところですね。

▲ホッとする瞬間

お湯が沸くのを待つ間に、何を飲むかを考える。お茶かコーヒーか。コーヒーは入れるのが面倒で、コタツから離れる時間も多くなる。お茶にしようか。家にあるのは、紅茶、緑茶、焙じ茶、ウーロン茶、なんか薬草系もあったなと思う。身体が冷えた時に飲みたくなるのはほうじ茶が多い気がします。香ばしく広がる香りが身体をほっとさせるからか…。こんな風に思いを巡らすのも楽しい時間となります。

お茶を入れ、菓子箱から甘いものを出し、身体の中へ入れる。暖かい飲み物と甘いお菓子が体にいきわたり体の中から暖まるとともに、コタツが冷えた足先をじんわりと暖める。なんとも幸せを感じる冬の瞬間です。

▲冬の幸せ

仏教では、人は苦から解放される時に幸せを感じるというが、まさにコレがそうなのかと思うことも。

寒い環境に住んでいると、身体を暖めるというだけで、幸せを感じてしまう。暖かいは娯楽である。オシャレな薪ストーブである必要は無く、コタツだって、灯油ストーブだって、エアコンだって効能は変わりません。

冬の八ケ岳、暖かさをくれる自分の家が大好きになる季節です。(八ヶ岳事務所 大久保武文)

山梨◆八ヶ岳/新春の候、1月の八ヶ岳事務所【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】 

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2024年1月4日

▲朝日と共に浮き上がる富士の姿。早起きは三文の徳なり。(山梨県北杜市)

新年明けましておめでとうございます。西暦では2024年、和暦では令和6年の幕開けです。

令和がもう6年を迎えることに、月日の速さを感じます。西暦の開始は、遥かかなたの歴史なので、しみじみと思うことは無いのですが、平成や令和は開始の日を映像として覚えている為でしょうか、新年を迎え、暦を刻む毎に、感慨にふけってしまいます。自分の人生を思い返す時にも、西暦より和暦の方が、実感が伴って思い出せます。

さて、令和6年はどんな一年になるのでしょうか。昨年を振り返り、やり残した事をリベンジしたい方も多いのでは。

私は自宅の手入れを全然出来なかったというのが、昨年の反省です。

家の中の整理も出来てはいないのですが、それ以上に庭や家の外回りがほったらかしの一年でした。

ウッドデッキは塗装がはげ、塗料は買ったものの、作業しようと思っていた日が雨だったり、天気が良い日は、自然の中に遊びに出かけたくなったりと、気づけば冬になっていました。

同様に庭の草刈り、木の剪定も追いつかず、気づけば庭に出られないほどの荒れ果てたジャングル状況に。

今の自分にとってはウッドデッキや庭の管理は負担でしかない。そんな状況はとても残念な事で、今年は楽しめるようになりたい。そのきっかけの一年としたいと思っています。

今年こそ新天地で、新しい生活を始めたいという方もいらっしゃると思います。もしその新天地が北杜市であれば、大変嬉しいことです。

昨年の北杜市の不動産の状況をお伝えすると、新型コロナの影響を感じられなくなったというのが一番の印象でしょうか。

春頃に新型コロナの分類が5類に移行されましたが、それをきっかけに、一旦、ご見学者の数が減り、不動産の動きが鈍くなりました。一方で、北杜市の観光には人が戻り、観光地が賑やかさを取り戻しました。人の移動が自由になったのだなと感じました。

移動が出来るようになったのは、北杜市に別荘を持つオーナー様も同様のようで、ご売却のお話が増えてきました。

新型コロナが猛威を振るってから、中古物件の数がかなり減っていましたが、夏くらいには以前と同程度まで戻ったように思います。

昨年の夏は暑かった、そして暑い期間が長かった。これは全国的な現象で、北杜市も一緒だったのですが、この夏辺りから、ご見学者が増え、不動産の動きが再び活発になりました。

将来の不安から田舎に住まいを求める方が一定数いらっしゃいました。地震や津波、地球温暖化、物価高、戦争、ご自身では対応が難しい状況に対しての答えが田舎で暮らしだというのです。地に足がついた生活をするということが、自身の安全や心の平安につながるというものでした。人生と向き合って、行動に移されているのだなと感心するばかりです。

あなたはこれから先、どんな場所で、どんな風に人生を過ごされたいでしょうか?その一助として、ふるさと情報館がお手伝いできれば幸いです。良い一年となりますように。(八ヶ岳事務所 大久保武文)

山梨◆八ヶ岳/大雪の候、12月の八ヶ岳事務所【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2023年12月9日

▲冬の陽射しは角度が低い。暗い森の先に、煌々と輝く南アルプス。(北杜市高根町)

師走となりました。師走という響きだけで、なんだか慌ただしく、せわしない気持ちにさせられてしまいます。

毎年、気が付けば12月、そしてじっくり味わうというよりは、走り抜けるように過ごす感覚になるのは、年末というゴールが目前に迫り、それまでに決着をつけねばという気持ちになるからでしょうか。

八ヶ岳南麓の北杜市の気候でいうと、11月下旬から12月初旬に毎朝の最低気温が0度を下回り、別荘や長期間に留守をする場合は、水道管の凍結防止のために、水抜きをしないといけない時期となります。

地元ラジオにおいても凍結防止のために、蛇口をゆるめ水を少し出しておくようにという自治体の広報が流れたりします。都内で住んでいた時には聞かなかった話題です。

冬場の習慣として、北杜市に移住してから知ったのは、お風呂に水をはっておくというものです。暮らし始めてから2年程は、全くそういった事は知らずに、過ごしていたのですが、気温がマイナス5度を下回るような寒い朝に、お湯が出なくなるということが数回ありました。

そんな日は、朝風呂派の私は家での風呂を断念し、仕事帰りに公営温泉に立ち寄って帰るという生活をしました。

まあ寒い地域なので、それも仕方ないのだろう、たまに行く温泉はめちゃくちゃ気持ちが良いし、仕事帰りに気軽に温泉に寄れる北杜市は最高だ、なんてポジティブに思っていました。

ところがどっこい、お風呂に水をはっておけば、そんなことにはならないと、後から知ったのです。

▲冬の凛とした朝に、暖かな太陽が昇る。右奥に富士のシルエット。(北杜市高根町)

お風呂のお湯を沸かすのは、外にある給湯器。寒い朝にはこの給湯器に残っている水が凍ってしまい、詰まり、お湯が出なくなるのだそうです。

一方で、追い炊き機能があるお風呂については、水をはっておけば、気温が下がると、給湯器のポンプが自動で動き、給湯器内の水を循環し、凍結を防止する機能がついています。

なお、加熱はせずに水をポンプで循環させるだけなので、光熱費はほぼ変わりません。

給湯器の凍結は、故障へもつながり、それは大きな出費となります。冬になるとお風呂には水をはっておく、北杜市に移住してからの新しい習慣となりました。(八ヶ岳事務所 大久保武文)

山梨◆八ヶ岳/清秋の候、10月の八ヶ岳事務所【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2023年10月12日

      ▲稲刈りを終えた田んぼ。奥には雪をかぶった南アルプス。(北杜市高根町) 

目まぐるしく季節の変化を受け入れる日々、それが八ヶ岳南麓の10月ではないでしょうか。

前半には稲刈りが最盛期を迎え、田んぼの様相が日に日に変わってきます。

黄金色の稲が次々とコンバインで刈り取られていく様はなかなかダイナミックで、稲が天日干しされている景色は清々しいものがあります。ただその後、天日干しされた稲も回収されると一転、寂しさのようなものが漂います。

そのころになると気温も大きく下がり、10月の中くらいには最低気温が10度を下回り、後半にかけては1度近くになる日も。秋の様相も気が付けば冬へ。涼しいと思っていた気候がいつの間にか寒いに変わっています。

10月後半には周囲を見ると標高の高いとこから紅葉で山々が色付いています。南アルプス、八ヶ岳の頭には積雪の様子も。毎年、薪ストーブの火入れの時期もこのころでしょうか。季節の変化を間近に感じられる北杜市の10月です。

▲縄文遺跡の跡地を試掘調査している様子。

■身近な縄文時代
八ヶ岳山麓は縄文文化が花開いた地域として、考古学好きな方には知られる場所。

北杜市、茅野市、富士見町には考古学資料館があり縄文土器の実物が見られ、当時の人々の暮らし方を知ることが出来ます。

ロマンのある話、でも現在の我々には関係ないよねと思うのだが、そんな縄文時代を身近に感じられるのが、意外にも土地の売買です。

北杜市では売買をする土地が、縄文遺跡の上にあるということが度々あるのです。現在は集落であったり、町工場であったり、畑や森だったりと一貫性がなく、はたからみても、縄文遺跡があるか見分けがつきません。

そこで、売買の際には埋蔵文化財センターという場所に照会をかけることになります。

標高が高いエリアでも該当することがあり、縄文時代は今より気候が温暖だったのでしょうか。

縄文遺跡の跡地に家を建てる際は試掘調査が入り、めぼしいものが見つかれば発掘、写真や記録を残して埋め戻して調査終了となります。調査費用は市が負担します。

以前、試掘調査に立ち会う機会がありました。試掘とはいえ、遺跡発掘、さぞかし繊細な作業をするかと思ったら、実際にはショベルカーでガツガツと地面を掘っていきます。かなり広い土地でしたが、作業は1日かからずに終了。それでも縄文土器のカケラが何点か見つかり回収がされました。

縄文人が住んでいた場所にまた現代の人が家を建てる。時代を超えた人の営みになんだか不思議な楽しさがあります。少し縄文時代が身近に感じられる瞬間です。(八ヶ岳事務所 大久保武文)

山梨◆八ヶ岳/初秋の候、9月の八ヶ岳事務所【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2023年9月10日

▲稲穂が黄金色に輝く。先に南アルプスの姿。(北杜市大泉町)

夏が終わり、一足早い秋を感じられる季節となりました。

例年ですと、8月のお盆を頂点に気温が下がり、夏の終わりを感じながら8月下旬を過ごし、9月になると夏では無く、もう秋の足音が聞こえてきてしまう、それが北杜市の季節感でしょうか。

田んぼに目を向けると、稲穂がいつのまにか大きく育ち、穂が垂れています。稲穂の周りをトンボが飛ぶ様も秋を感じされる一因かもしれません。

また商店や道の駅ではブドウが並ぶようになり、味覚の秋、食欲の秋と舌の上でも秋を感じるのでしょう。

▲9月はエゾリンドウが美しい。(富士見町入笠山)

ブドウの流行りといえばシャインマスカット。酸味が無く、甘みとみずみずしさ、皮ごと食べられ、まさにデザートのようです。ただ、お値段が高いことが個人的にはネック。さらにいうと酸味が無いことが、フルーツ感を減退させているような気がします。甘さも上品なせいか、砂糖水のように感じないことも。まあ、気軽に買えない自分の難癖のようなものでしょうか。

そんな私がお勧めするブドウがベリーAです。ワイン用のイメージだったのですが、道の駅など生食用で見かけることも。シャインマスカットに比べ、粒は小振りですが、濃厚な香りと強い甘み、ほどよい酸味で、まさにブドウという感じがします。お値段も驚くほど安いのが嬉しい。

▲ブドウは秋の楽しみ。

こういった掘り出し物のブドウはスーパーでは見かけることが少なく、北杜市から足を延ばして、笛吹市、甲州市の直売所まで出かけると良いでしょう。

また、お昼くらいに着いたのでは遅く、目ぼしいものは売り切れています。早起きをして、開店時間に合わせて来所する気力が必要です。

少し頑張って美味しいブドウに出会いに行く、9月の楽しい休日の過ごし方の一つです。(八ヶ岳事務所 大久保武文)

山梨◆八ヶ岳/大暑の候、8月の八ヶ岳事務所【八ヶ岳南麓・たかねの里だより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2023年8月8日

▲ひまわり畑がお出迎え。(北杜市明野町)

まだまだ陽射しを避けたい時期ではありますが、真夏の太陽の下には魅力的なのもあります。

そんな一つとして、お出かけいただきたいのが、北杜市明野町のサンフラワーフェスです。

茅ヶ岳の裾野にどこまでも広がる畑。その日当たり良好な畑に40万本ものひまわりが咲く、人気の観光イベントです。

今年は7月22日〜8月20日まで開催。コロナ禍で中止されていたのですが、昨年から復活しました。

サンフラワーフェスの魅力はひまわり畑の眺めは勿論ですが、北杜市ならではと言えるのがひまわり畑とその先に広がる山岳景観のマッチング。

会場は明野町の中でも標高の高いハイジの村のすぐ下。ここは北杜市でも南アルプスと八ヶ岳を同時に眺められる屈指のビュースポット。

さらに天候が整った日には遠方の北アルプスも眺めることが出来ます。この風景を見たことがきっかけで北杜市に移住を決意した方もいらっしゃるほどです。

期間中で順次、区画ごとにひまわりが咲くように工夫されているのですが、タイミングによってはイメージより随分と花が少ないことも。

私が初めていった時は、まさに残念なタイミングで、一区画だけ咲き、他の区画は咲き終わった寂しい状況でした。

このタイミングを合わせるのが難しいところが、自然を相手にするイベントの醍醐味とも言えます。

サンフラワーフェスについては、開花状況がホームページでアップされるようなので是非チェックされてからお出かけください。

▲水信玄餅とそれを求める行列(北杜市白州町)

もう一つお勧めしたいのが、金精軒の水信玄餅。山梨県のお土産といえば信玄餅ですが、今回ご紹介するものには「水」が付きます。

信玄餅は高速ドライブイン、コンビニ、スーパーと様々な場所で買うことが出来ますが、水信玄餅の入手はなかなか大変です。

まず販売しているのは県内の3店舗のみで、そのうちの一つが北杜市白州町の金精軒台ケ原店。6月〜9月末までの夏季、かつ金・土・日・祝日で販売。数量限定の為、売り切れの場合があります。

そして面白いのが賞味期限は作ってから僅か30分というところ。あまりの賞味期限の短さに持ち帰りが出来ない。限られたタイミングの中で、お店に行き、その場で食べる。

賞味期限が短いというのは、実物を見ると納得できるかもしれません。餅というよりはゼリー、ゼリーというよりは水そのもの、というのが私の印象でした。水が球状にまるまって存在を保っている。そんな外観です。

金精軒のHP によると白州の名水を僅かな寒天で固めたシンプルな水菓子が水信玄餅です。それはちょっとの体の振動で、プルプルと震え、今にも崩れ、水に戻ってしまいそうな繊細さです。そんなお菓子を求め、夏の炎天下の行列に並ぶのも良い思い出になるでしょう。(八ヶ岳事務所 大久保武文)

===========================
🌻サンフラワーフェス(北杜市ホームページより引用)
期間:2023年7月22日(土)~8月20日(日)

時間:午前8時~午後5時まで

協力金:車1台1000円、二輪車1台500円(排気量50cc以下のバイク、自転車は無料)、バス1台5000円

入場料金:無料

メイン会場:山梨県北杜市明野町浅尾5664
農村公園会場:山梨県北杜市明野町上手13811

山梨◆北杜市/ヤマネ【北の国から・制作スタッフ進行日誌】

この記事の投稿者: 編集

2023年7月27日

▲実物のヤマネ(上)とヤマネの人形(下)

先日山梨県北杜市にある弊社の八ヶ岳事務所に行ってきました。

観光地で有名な「清泉寮」と「萌木の村」へ立ち寄ることができたのでお土産コーナーを少し覗きました。

ひと際目を引いたのは「ヤマネ」のぬいぐるみです。

見た目も可愛いし、そこかしこに配列されているので特に目立っていました。

▲萌木の村。

ヤマネの見た目はリスに似ているのですがネズミの一種で国の天然記念物になっています。

体はリスより小さく背中に黒い1本線が入っているのが特徴的です。

八ヶ岳事務所のスタッフが物件案内時に野生のヤマネを見たことがあるそうなのですが長年勤めている者でさえも1度しか見たことがないほど、とても貴重な生き物です。

ヤマネが気になる方は「清泉寮やまねミュージアム」でヤマネの生態を知ることができます。(※生きたヤマネの展示はありません)

八ヶ岳事務所で過ごす1日はあっという間でホトトギスの鳴き声に見送られながら事務所を後にしました。(本部 井上美穂)