▲内堀に架かる御門橋。
広島城は毛利輝元が大阪城や聚楽第を参考にして築いた平城です。
日本三大平城の1つで防御に難あり。とされましたが豊臣・徳川政権下で謀反の疑いを掛けられないようにわざと平城にしたと言われています。
▲石段を上ると天守閣が見える。
1894年、日清戦争が始まると広島城の城内には広島大本営が設置されました。
1926年には大本営跡が国の史跡に指定され、1931年には天守閣が国宝に指定されました。
その後、太平洋戦争が勃発し1945年8月6日午前8時15分に原爆(リトルボーイ)が投下され広島城は倒壊しました。
驚くべきことに熱に強い造りであった広島城は原爆の熱線には耐えることができたそうです。ですが天守閣の下二層の柱が破壊され、斜めに押しつぶされてしまい倒壊してしまいました。
現在は復元を繰り返し今の美しい姿になっています。
▲被爆樹木ユーカ・マルバヤナギ。
広島城内には被爆樹木ユーカリ・マルバヤナギや護国神社と見どころが沢山ありますので、気になる方は是非お出掛けください。(本部 菊地美穂)