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東京◆本部/23種類も?!あまり見ないめずらしい「地目」の話【地域担当・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年11月25日

売買対象地と道路との間に知らない人の土地があり、進入を妨げることがないかどうか、図面上に不自然な土地がある場合など、周辺の土地についても調査するのは我々仲介業者の重要な業務です。

上の図は先日お引渡しが完了した実際の物件です。隣地3箇所(地番2・4・14)の登記簿謄本を追加取得し調査しました。すぐ前の道路は、地目「公衆用道路」(地番2)、建物裏手の水路は地目「用悪水路」(地番14)、いずれも分譲した開発公社の所有で現況とも一致しています。

この物件は前面の「公衆用道路」を通じて、県道に接続しています。そして県道との間に一本細長い土地(図中の地番4)が気になりました。念のため取得してみると、地目が「井溝」・・・初めて見た地目でした。

▲図中の(2)からみた様子。用悪水路です。
現況は県道と一体になった蓋のされたU 字溝で所有者は県。読み方は「せいこう」と読むそうで、「田畝又は村落の間にある通水路」と定義されています。さらに登記簿には昭和43年の国土調査で表記されたとありました。

▲上記図中の(1)から見た様子。凝視していると井溝が浮かびあがってきませんか?

もともとこのあたりは田んぼが広がっていた所で、県道が広がり、平成に町の開発公社が定住促進のために分譲された場所。登記地目が現況と異なることは多々あることで、聞き慣れぬ「井溝」の響きによって、かつての農村風景が浮かび上がるようです。

ちなみに不動産登記法では23種類の地目があります。地目に関する登記は「土地家屋調査士」が専門としています。(本部 星野 努)

東京◆本部/人生初の試み~ダイエットに挑戦【スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年11月19日


この一か月は人生初の試み、ダイエットに挑戦している。これまで好きなだけ食べて過ごしていたが、最近は座り作業でスーツが苦しいと感じるようになった。ここはスーツのためにも(本来体のためだが)一念発起、始めることにした。とはいえ、あまり窮屈なルールを決めても続かない。

ポイントを2点に絞った。まず、ランチの店を変えた。私はよくご飯のお代わりをお願いする。「ご飯3分の1で」とお願いしても、なぜか半分以上で出てくることがある。この度そうしたお店は避けることにした。また、茶碗が大きなお店も止めた。そこで茶碗が小さいお店を新規開拓。ここならお代わりしても問題ない。3杯目のお代わりは気が引けるので、自ずとストップがかかる。これで食べる量は間違いなく減った。

次に、財布にあまりお金を入れないようにした。あるから使う。使うから食べる。ならば初めから入れなければいい。何度もおろすのは面倒だ。おかげでラーメン大盛の回数はぐんと減った(ただしつけ麺には効果がない)。

これで半年ぶりにベルトの穴が戻った。心理作戦の減量法、まずは成功の兆しである。(本部 大澤 憲吾)

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長野◆東信州/武石&真田の里・新そば祭り【全国行脚☆新ライダー伝説】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年11月7日


長野県は言わずと知れた蕎麦の産地。作付面積も北海道に続いて第2位。火山灰土が多い土壌は、通常の野菜は育てづらいと言われてますが、寒暖差が大きい高原地帯がそばの栽培には最適であったことも功を奏して、県内北は黒姫・戸隠から南の開田高原まで、有名な蕎麦の産地が点在しています。長野市の「戸隠そば」をはじめ、飯山市の「富倉そば」、そして松本市の「奈川在来」なる幻のそばがテレビで取り上げられていました。集落や地域の名を冠したお蕎麦の産地、名前を挙げればキリが無く、この信州グルメの旅はまだまだ終わらないでしょう。

すでに9月から今月11月下旬頃まで、県内のあちこちで「そば祭り」が開催されています。東信州・上田市の最南端に位置し、長和町との境にある旧武石村(たけしむら)では、11月11日(土)12日(日)に武石観光センターにて、武石産そば粉100%を使用し、そば打ち名人の「おっかさん」が打った蕎麦が堪能できます。合わせて餅つき大会も行います。

また、上田市と群馬県との県境に位置し、真田幸村でも知られる真田町では、11月4日(土)に「ゆきむら夢工房」にて、蕎麦打ち体験教室(要予約)や蕎麦の振る舞いが行われました。

イベントづくしの秋の東信州エリア。ふるさと情報館でも11月11日には佐久エリア、11月18日には上田市の西隣り、小県郡青木村にて現地見学会を開催します。特に移住者の多いこの小さな青木村をクローズアップして、12月号では特集記事を企画。ライダー仲間の編集ライター青柳広一さんと一緒に取材に行ってきましたので楽しみにして下さい。(東信州・青木村担当 長内 望)

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 青木村は美人多し!わき見運転に気を付けてネ~

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長野◆安曇野/『安曇野スタイル2017』の季節到来!【発見! AZOOMino】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年11月4日


今年もお待ちかね!『安曇野スタイル2017』の時期がやってきました。安曇野市、池田町、松川村でモノづくり、文化的活動を通して活躍中の方々を訪ね、その作品や人柄の魅力にふれてもらおうという企画。今年ではや13回目を迎えました。

今回訪問できる工房、施設は、全部で101会場、121組。徒歩、サイクリング、ドライブなど巡り方は十分ですが、まずはざっくりと全体の情報を知っておきたいという方は、ぜひ総合インフォメーションへ。場所は、安曇野市穂高交流学習センターみらい(長野県安曇野市穂高6765−2)です。

ここでは『アート・自然・暮らしにふれる秋の安曇野ゆったり散策展』と題し、有志の表現者たちが数ある作品のうちの一部を持ち寄り、作品展示会を行っています。つまり、安曇野スタイル2017のインデックス的な役割を果たしているというわけです。ここで気になる作風の工房、施設を選び、コースを組めば、うろうろ迷わず巡ることができます。(もちろん迷いながら巡るのも楽しみ方の一つです)

また、各会場の自己紹介ポスター展も、このみらいで開催されています。それぞれのキャラクターを知ったうえで訪ねれば、話が更に盛り上がりそうです。秋の彩りを味わいながら、お好みのスタイルを楽しんでみてください。(本部・安曇野担当 大澤 憲吾)

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◎アート・自然・暮らしにふれる秋の安曇野ゆったり散策展 10月10日(火)~11月5日(日)
◎安曇野スタイル2017 11月2日(木)~5日(日)
http://azumino-style.com/

 

↓↓↓安曇野物件一覧はこちら↓↓↓
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三重◆松阪市/地元発・教えてあげたい「深野の棚田まつり」(10/28)【地域担当・出張旅ガラス】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年10月26日

松阪市の新規物件(『月刊ふるさとネットワーク』10月号P68ページ)の取材の際、売主さんから教えていただいた棚田をご紹介します。

棚田の風景は物件の窓から直接見える距離にあります。「深野のだんだん田」の場所は、松阪市飯南町深野。松阪牛の飼育農家が多く、深野和紙と呼ばれる和紙の生産でも知られています。三重県内の棚田としては、丸山の千枚田や、坂本の棚田とともに、「日本の棚田百選」に選ばれています。

標高820mの高原に位置し、室町時代に北畠氏の拠点だった当地は「のろし場」があり、見張りの侍たちの食糧確保に棚田が開墾されたと伝えられています。耕地の少ない急傾斜地を有効に利用するため、自然石を丁寧かつ頑丈に積み上げた棚田の造形は、石の芸術と呼ばれています。

そんな棚田をライトアップする「第6回深野棚田まつり」が開催されます。今年は10月28日(土)、会場へはシャトルバスの運行もあります。暗闇の石垣に沿って並べられた2 千本近くの竹行燈と千五百本のペットボトル行燈に火がともされると、幻想的な風景が広がるそうです。一味違った棚田風景を楽しまれてはいかがでしょうか。
(本部・営業担当 山中 準一)

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三重県観光連盟公式サイト・観光三重
第6回深野棚田まつり
https://www.kankomie.or.jp/event/detail_37524.html

長野◆安曇野/特命ミッション・移住世帯に最大100万円!【ちーまめ安曇野】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年10月11日


長野県内でも有数の人気移住先である「北安曇郡松川村」。(※「下伊那郡松川町」と間違えやすい!!)2010年の厚生労働省調査で、「男性平均寿命日本一」の自治体に輝いたのは記憶に新しいところです。(全国平均80.75歳のところ、松川村では82.2歳!)

そんな健やかさが魅力の松川村でも、ついに今年の4月1日から「移住定住補助金制度」を開始しました。補助金額の内容は下記のとおりで、いずれも平成29年4月1日以降に移住した方、1世帯あたりの金額です。

●新たに土地および住宅を取得し、移住した場合 100万円(70万円)
●新たに中古住宅等を取得し、移住した場合 50万円(30万円)
※カッコ内は過去5年間に松川村で住んだ方の村内転居。

対象世帯の条件には
●新たに住宅を取得し、松川村に居住する方  (5年間以上定住する意思のあることが必要)
●2名以上で住む方
●補助金申請時の年齢が45歳以下の方
●地域の自治組合に加入する方

などがあり、別荘利用や定年退職後の方は残念ながら対象となりません。
簡単に言うと、地域に根を下ろして仕事に励みながら生活し、地域の活動にも理解を示して協力できる方、といったところです。

また、補助対象の条件は
●新築住宅・・・土地込みで取得費用1000万円以上
●中古住宅・・・土地込みで取得費用500万円以上となっています。

詳しくは総務課1万人復活特命係(電話0261 –62 –3111)へお尋ねください。
(本部・安曇野担当 大澤 憲吾)


松川村はこんなところ

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信州安曇野・松川村ホームページ
http://www.vill.matsukawa.nagano.jp/

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▼▼▼ふるさと情報館で取扱い中の「北安曇郡松川村」の物件はこちら▼▼▼

山梨◆勝沼/今年も大盤振る舞い「かつぬまぶどうまつり・2017」をご存知ですか?【全国行脚☆新ライダー伝説】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年10月5日

葡萄の産地として名高い甲州市。作付面積・生産量は県内でもトップクラスで、ぶどう狩りの季節には観光バスや県外からの旅行者で賑わいます。

また、ワインの産地としても有名で、日本初のワイン醸造会社が1877年に設立してから今年で140年となります。勝沼周辺には27件のワイナリーが軒を連ね、世界のコンクールで金賞を受賞するほどです。

甲州市では、ぶどうに対する感謝を込めて、「ぶどうまつり」を開催します。今年は10月7日土曜日開催。2,000㎏のぶどうの無料振る舞いや、1000円(税込)の試飲グラスを購入すれば、ブースを巡り巡って各ワイナリーの飲み比べが楽しめます。

他にも「こども神輿」やステージでの演奏などで大賑わい。夜には「鳥居焼き」~「花火」でクライマックスを迎えます。会場までは「勝沼ぶどう郷駅」からシャトルバスが運行していますので、電車でお越しの方はご利用ください。もちろんバイクでも!

※花火とぶどう祭りの写真は甲州市役所提供
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【アクセス】
会場:勝沼中央公園広場
車でお越しの場合:中央自動車道 勝沼ICから約5分
電車でお越しの場合:JR中央本線勝沼ぶどう郷駅 下車後 専用シャトルバス(1回300円)で約10分
JR中央本線塩山駅 下車後 専用シャトルバス(1回300円)で約15分

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和歌山◆紀の川市/「たまⅡ世駅長」に会ってきました!【地方出張・担当旅がらす】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年9月25日

先日、JR 和歌山線の沿線にある物件を調査に行った際に見てきた「ねこ駅長」のお話をします。当日は阪和線が雷雨のため運行見合わせとなっており、南海線から乗り継ぐなど予定が大幅に遅れ、その帰りに乗ったのがこの電車です。

和歌山駅と貴志駅を結ぶ路線距離14㎞の小さなローカル鉄道、「和歌山電鐵貴志川線」。その終点・貴志駅にネコの駅長がいます。初代のたまから、2代目ニタマに引継がれていますが、今もたま電車の名で親しまれています。


駅長の仕事はお客さまを招くことと、一日中そこにいて可愛がられること。年棒はキャットフード一年分とか。今日もまじめに(?)駅長専用の座布団の上で寝そべっています。

初代駅長のたまは駅の売店で飼われていた猫。貴志川線の経営が不振となり、1997年に南海電車から、岡山の両備グループへ親会社が代わるとき、駅長に就任したそうです。駅長の人気が広がって乗客数の回復と共に「スーパー駅長」、のちに「ウルトラ駅長」と肩書きを与えられ、廃線寸前のローカル線を救った猫として知られるようになりました。

合理化のため無人駅となった貴志駅は、自動券売機も駅員さんも見当たりませんが、たまグッズを取り扱う売店は繁盛しており、ちょっとした観光スポットになっています。


今回訪問したのは日曜日、1時間に2本の電車は観光客であふれ、売店は行列ができていました。たま駅長は丁度ねこブームの始まった頃と時期が重なっており、写真集、テレビ等で何度も取り上げられ、海外メディアからも注目されることで、社会現象となりました。一昨年たまが亡くなったときに催された和歌山電鐵主催の社葬のニュースをご記憶の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私も以前から岡山駅周辺を走るバスや、岡山電気軌道がネコ耳をつけて走っているのを見て、岡山県なのになんでネコなんだろう、と不思議に思っていましたが、「和歌山電鐵」の親会社が「両備グループ」だから、「たま電車」と「たまバス」なんだと、ようやく合点がいった次第です。
(本部・関西担当 山中 準一)